今季F1活動ができるのか周囲&ファンから心配されていたスーパーアグリF1チームが、無事参戦が決定していようだとニュースがでていました。3月16日に行われる2008年最初のオーストラリアGO開幕直前の発表で、滑り込みセーフ?
2008年の活動開始に伴い、各チームが2008年型のマシンの発表やドライバーラインナップを発表するのを他所に、2007年マシンで1度だけテストドライブを行っただけで、他のhttp://wテストには予算の都合で参加を見合わせていた。 ホンダ・レーシングF1チームは、2008年F1開幕前の記者会見を行い、その会見資料の中に、ホンダのセカンドチームとされるスーパーアグリF1チームのドライバー欄に、佐藤琢磨、アンソニー・デイビッドソンのふたりの名前が明記されていた。 また、添付された資料の中には、「スーパーアグリF1チームに関しては、ホンダに対しても多くの皆様から心配や励ましの声をいただきましたが、参戦が決まり、嬉しく思っております」と、大島裕志 本田技研工業 広報・モータースポーツ担当執行役員のコメントが記されている。 今季活動が心配されたスーパーアグリF1チームだが、無事参戦が決定しているようだ。 その他の体制については、今後正式に発表される予定。
【スーパーアグリF1】英国マグマグループと提携を発表 ホンダとスーパーアグリF1は10日、東京六本木グランドハイアットにて記者会見を行なった。チーム代表の鈴木亜久里氏は会見で、イギリスのマグマグループとの提携を発表。ドライバーは2007年と同じく、佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソン。 鈴木亜久里氏氏:「今年の序盤は厳しいシーズンになるかと思いますが、チーム一丸となってSA07BでF1に参戦できることを報告します。本来であれば冬の間にテストをすべきだったが、シーズンオフの期間はほとんどテストができなかった。ふたりのドライバーには迷惑をかけるかもしれないが、実戦を使いながらマシンを仕上げていきたい」 そして、ドライバーの佐藤琢磨氏は今年の意気込みとファンへのメッセージを求められると、「2008年も参戦できることを嬉しく思う。過去2シーズン、僕らのチームはさまざまな厳しい条件を乗り越えて、そのたびに前進してきた。今年は新たなサポートを受け、いいレースができるように一戦目からがんばっていきたい」と答えた。 なお、マグマグループとの提携は、スポンサー契約という形ではないようだ。鈴木氏は「マグマグループとは基本的な合意はできているが、株式を含めて、いま細かい話ができる段階ではない。詳細が決まったら改めて発表する」とコメントした。 ■マグマグループ イギリスのロンドンに本拠を置くマグマ・グループを率いるのはマーティン・リーチ氏。 同氏はかつてマツダやフォードに務めた経歴を持ち、フォード時代にジャガーチームやジョーダンチームにエンジン供給したことからF1への関わりを深め、その後マセラティを経験したあとリーチ氏は自身でマグマ・グループを設立。 かつてフォードやマツダで社長を務めたマーティン・リーチ氏が代表を務めるとされるマグマ・グループは、今回チームを“取得”したとされているが、会見で鈴木亜久里スーパーアグリF1チーム代表は「基本的にはスーパーアグリF1チームと言うことで参戦しますし、基本コンセプトは変わってはいかないと思います」とあくまでスーパーアグリF1として今季参戦すると強調した。 メナード・エンジニアリング・リミテッドを買収するなどしたが、SUPER AGURI F1のリーフィールドのファクトリーは、このメナードが所有していたもので、ホンダチームのニックフライCEOとはフォード時代に同僚だったという関係にもなる。