インテルからアトムが登場！？Silverthorneの名称を「Atom」に！

　
　インテルが3月3日に、新モバイルCPUは、ダイサイズが25平方mm未満のMID(Mobile Internet Device)としてのモバイルCPU「Atom」が正式な名称になると発表しました。
　
　
　モバイルCPUと言うことですから、将来ロボットなんかにも搭載できたりするんですよね。。マンガやアニメのアトムは、原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされているので、既にドコかで生まれているはずなんですが・・・。
　
　
　インテルのモバイルCPU Atom は、これまでインテルが繰り返し開発コードとして使ってきた「Silverthorne」、「Diamondville」のコードネームで呼ばれてきたものの正式名称となります。
　

　
　CPUの総称にMID（モバイル・インターネット・デバイス）としているのは、CPUとしてだけではなく、小型のグラフィックス機能内蔵の省電力チップセットや無線チップなどが含まれるため、ネット時代に必要なチップセットの総称とされています。
　
　
　ATOMの基本プロセッサーは、低価格PC向けの低消費電力なx86プロセッサーで、45nm High-kプロセスで製造されて、25平方mm未満のダイに4,700万個ものトランジスタを集積している。インテル社の歴史において極小のx86プロセッサーとなります。
　
　
　消費電力もインテル史上最低となり、TDPは0.6〜2.5W、駆動周波数では最大1.80GHz。Core 2 Duoシリーズと命令セットで互換性を持っいて、マルチスレッドにも対応しています。また、インテル社のMID向けプラットフォームを「インテル Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」と定義されているので、これが Atomプロセッサー に加えて、小型のグラフィックス機能内蔵の省電力チップセットや無線チップなどが含まれることになります。
　
　
　なお、Atomはコンピュータ用語で「データ構造の基本要素」などを意味する。コミック・アニメのアトムとネーミングの発想が同じなんですね。