NTTドコモも、SoftBankやauに対抗して、24時間家族間の国内通話を無料とするサービスを4月1日より提供するそうですが、これとは別に6月1日から iモード が105円も!値上げされます。家族間無料は確かに減収でしょう。。しかし iモード 105円の値上げで年間500億も収入が増えるそうです。。どうなの?
■ 通話は無料、テレビ電話は6割引 これまでは、ドコモのファミリー割引では、同一グループ内の音声通話とテレビ電話は30%割引となっていたが、SoftBankの家族間無料やauも家族無料を打ち出したことで対抗しなければならない状況になりました。 さて!今回のサービス改定では、現在の2年契約の縛りがあるファミ割 MAX50を利用しているFOMAユーザーと、10年以上ドコモを利用しているユーザーでファミリー割引と(新)いちねん割引を利用する場合に適用されるそうです。 また、ファミリー割引とハーティ割引を契約するユーザーから同一グループ宛の国内の音声通話が24時間無料となる仕組みで、要するに長期契約者なら無料で24時間利用できるのは、他社と同じ基準ですね。 しかし、落とし穴がちゃんとあって契約期間が10年未満のユーザーは、ファミリー割引と(新)いちねん割引を契約していても無料対象外なんです。またファミ割MAX50を利用するムーバユーザーも対象外になります。 もし同一グループ内にファミ割MAX50利用のFOMAユーザーと、ファミ割MAX50利用のムーバーユーザーがいる場合、FOMAからの国内通話は無料だが、ムーバからの通話は従来通り課金されるので、FOMAに統一する必要があります。 あまり?と言うか全く使わないテレビ電話は、従来の3割引から6割引に値引率がアップするそうですが、これは無料でも使わないかなとおもいますよ。 ファミ割ワイド、ファミ割ワイドリミットのユーザーは「ファミ割MAX50」を申し込む必要があります。他に国際通話やプッシュトーク、デュアルネットワークサービス利用時のムーバ端末からの発信は対象外。対象ユーザーは、事前手続きすることなく、4月1日から自動適用される。 ドコモ、「iモード」を6月1日から月額315円に値上げ 国内の携帯各社が、携帯からのネット利用をオプションサービスという形で提供していて、ドコモは210円で他に比べて105円安く提供していたんですが、これを他社と同じ月額315円に揃えます。他者と同じ無料通話を始めることから、じゃiモードも同じ値段にしようと考えたんでしょう。 この値上げは、迷惑メール対策などの施策や、音楽・映像などのリッチコンテンツ普及を受けた設備増強、iメニュー内のサービス・コンテンツ紹介などの利便性向上などによって、iモードのサービス提供コストが増加しているということが理由と説明しています。 このため、月額210円では、赤字の状態が続いてきたとのことで、6月1日から105円値上げし、月額315円に改定することになったようですが、この値上げにより、1月末時点でiモード契約数は約4,783万となっており、6月の値上げ実施により、同社では、2008年度通期で500億円の増収を見込んでいるそうで、規模が大きすぎてたかが100円でも莫大な金額になるんですね。