Honda Racing F1 Teamは、2008年シーズンに挑むニューマシンHonda RA108とその控え目なアース・カラーをチームが本拠地とするイギリス・ブラックリーで発表した。発表会に先立ち、先週、2008年シーズン初となるスペイン・バレンシアでのテストで、RA108のシェイクダウンが行われ、週の後半には、レースドライバーのルーベンス・バリチェロとジェンソン・バトンが走行した。
チームは、2008年以降のF1参戦に対し、チャンピオンシップ獲得への決意を新たにし、2008年は、3つのカギとなる領域での進化を期待している。まず、RA108は、全く新しいデザインコンセプトを採用。そして、コンセプト決定から新車披露までのプロセスを再評価し、開発を進めてきた。さらに RA108は、2007年の反省点と、チームの強みであるブラックリーのオペレーションセンター、ブラックネルのHonda Racing Development、日本の栃木にある本田技術研究所のリソースを結集して、開発された。