16機種57カラー発表のラインナップの中でも、注目する異端なケータイは、922SH(シャープ製)が一番でしょう。PDAのような横長デザインで、3.5インチフルワイドVGA液晶、200万画素カメラ、ワンセグ搭載。インターネットマシンケータイです。ワンセグを視聴しながらインターネットを見るなど、2つの機能を同時に使い、2画面で表示ができるなど至れり尽くせりの作り込みがされています。
孫社長のアイデアで誕生したケータイだと紹介されていますが、孫社長が一ユーザーの視点で考えているなって感じられる端末で、他のキャリアでは作ることはないでしょうし、メーカーが提案してきてもダメだといいそうな形ですね。
「インターネットマシン」と名付けらた「922SH」には、3.5インチ、854×480ドットのフルワイドVGA液晶を搭載し、QWERTY配列のフルキーボードを装備する。ワンセグやフルブラウザなどが大画面を活かして楽しめるます。PDAでもなく!10キーで文字入力するケータイでもない、第3のケータイ、確かにインターネットマシンと言うネーミングが当てはまる機種と思えてきます。
ソフトバンクのスマートフォンには「X」シリーズとなる「WindowsMedia」搭載のPDAが存在していますが、これは通信に携帯の電波を使って、一応通話もできるよって言うPDAでした。
しかし、「922SH」は携帯電話と同じ通常ラインナップに属していて、Yahoo!ケータイなどのソフトバンクの各サービスが利用できるのは当然として、PCブラウザーでいかに快適にサイトを見られるようにするか!を考えて作られています。
このため「922SH」では、フルブラウザ「PCサイトブラウザ」のページ読み込み容量が1MBに拡大されている。通常の携帯電話シリーズとなるため、パケット定額サービスを利用した場合、フルブラウザを利用しても月額1,029円〜5,980円が使えるので安上がりです。
横画面を活かしたメールの3 ペイン表示なども対応できるので、インターネットが快適に利用できます。しかもPCのメールの送受信もできるようになるので、これがあれば、PDAもPCも不要になりますね。
922SHのデザインも独特で背面にタッチセンサーキーを搭載して、端末を閉じたままでも電話の発着信が行なえるようになっています。一応?200万画素CMOSカメラを搭載してます。
それよりももっと面白い機能が、なるほど!!と思ってしまいましたが、辞書機能を装備しているんです、そう言えばこの形って電子辞書っぽいですよね。これひとつあれば電子辞書、ネットに繋げば「ググる」こともできるでの、「Wiki」や「グーグル先生」から最新の情報も入手できます。
ここまで出来るならカシオとかSIIが得意な電子辞書に通信機能を搭載して、ブラウズできるようにしてもいいんじゃないですかね!そんな発想もでる可能性を秘めた端末です。
この斬新なアイデアの端末を活かすために、ソフトバンクでは新サービスとして「PCメール」が開始されます。これでホームページのフル・ブラウザも快適にできて、PCメールも送受信できる!しかもワンセグでテレビもチェックできて、通信速度も3Gハイスピード!海外でも通話できる国際ローミング、データの交換もできる赤外線!と、Bluetoothにも対応するなど、PC以上に快適なインターネット環境が揃ってしまいます。
残念なのは・・・GPS機能やおサイフケータイには非対応なので、究極・最強のケータイではないかなってところでしょうか? 大きさは56×116×17mm、重さは約132gなので、ほんとちょっと前の標準的な携帯です。
Yahoo! ヘッドラインニュース
新たに開始されるサービスとしては、Yahoo! ヘッドラインニュースがあります。これは、ドコモが有料150円やauが無料でケータイ画面に流れるニュースを提供していますが、これをYahoo! ヘッドラインニューで、社会、経済、政治、海外、スポーツ、エンタメの最新ニュースw、1日1回自動で配信されるコンテンツサービスです。配信されたニュースはインターネットに接続していない状態でも見ることが可能。
ケータイでPOP/SMTPメールを送受信できる「PCメール」
PCメールは、POP3受信とSMTP送信とSSL/APOP/SMTP(SMTP-AUTH)認証に対応する新サービス。対応するソフトバンクの端末に、インターネットプロバイダーが提供するメールサービスやポータルサイトが提供するフリーのWebメールサービスをアカウント別に3つ(S!メールと合わせて合計4つ)まで設定できる。自動新着チェックにも対応しており、メールチェックの間隔は30分から24時間まで選択でき、PCメール用の着信音も設定可能だ。
サービスの月額利用料金は無料だが、契約する料金プランに応じたパケット通信料が必要になる。