ミストサウナを設置するかどうか悩んでいます。
自宅のマンションに東京ガスからのチラシが入っていて、「ミストサウナ」が目に入ってしまいました。以前マンションを購入するまでは、浴室に全身シャワーを設置するのが夢でしたが、設置コストが高くて諦めてしまいました。しかしミストサウナならお風呂に入らない夏場でも、サウナ効果+シャワーで快適に過ごせそうなんですが…どうなんでしょうか?
妻を説得するために、いろいろと課題や問題点がないか調べてみました。
「浴室のカビ」がちょっと心配です。
細かい霧状の温水が浴室内の隅々まで行き渡る!?ということは、普段お掃除しにくい浴槽の裏の裏までしっかり湿気が届いてしまうのではないか?と思うのですが・・・?
今のマンションには24時間の室内換気があり、浴室も強制換気をしているので、2年経過したいまでもカビ一つない状態をキープしています。以前は、浴室のカビや押入れのカビに悩んでいましたが、24時間換気がこんなに効果があるとは思いませんでした。
しかし、浴室換気機能を使えば確かに目に見えるところはかびなしですが…長期間のミストサウナを使うとやっぱり”カビ”は発生しやすくなるのでしょうか??心配です。
特にミストサウナだからカビが生えやすいということはありません。
大切なのは換気です。浴室全体にミストが広がるためカビが心配になる方も多いようです。しかし、湿気の量自体は普通のお風呂とほとんど変わりありません。従って、特にミストサウナだからカビが生えやすくなるということはありません。大切なのはカビの発育を遅らせることです。ミスティの浴室乾燥機能は通常の換気扇よりもはるかにパワフルです。天井や壁で乾きにくい部分は、あらかじめ拭いておくとさらに効果的です。
ランニングコストは?ガス代がかかりそうで…
ミストサウナのランニングコストは、ガス代と水道代、そして電気代を合わせても、約110円/30分 程になります。30分運転した時の電気代は1.5〜2.4円です。
お湯を出しっぱなしで不経済?体にあたらないミストってもったいない。
シャワーより水の使用量は少ないです。シャワーの場合、毎分約12L流れるので、15分使用すると約180Lとなります。浴槽にお湯をためて入浴すると、浴槽の大きさにもよりますが、約180 -200L使用するので、シャワー15分でお風呂にお湯を入れるのと同じくらいのお湯を使ってしまうんです。エコな時代、シャワーよりもお風呂を活用した方が、水資源も有効にそしてガスや電気も使わず経済的です。
ミストサウナの場合は、機種によっても異なりますが、シャワーと同じ15分運転したとしますと使用する水の量は最も少ない機種で 9L、最も水の使用量の多い機種で75Lとなるので、シャワーの半分となります。直接からだにかからない部分も浴室全体を暖めるのに機能しています。
発汗効果
高温で乾燥したドライサウナに比べて、ミストサウナは低温で体にやさしいのにしっかり発汗を促進。通常の入浴(全身浴)の約1.5〜2倍の汗を楽にかくことができます。心地よい汗を流すため、入浴前にミネラルウォーターやスポーツドリンクなどで、しっかりと水分補給することをオススメします。
洗浄効果と血流促進
細かな霧状のお湯が熱を体に効果的に伝えるため、短時間でみるみる発汗。毛穴が開くことで、皮膚の汚れや老廃物、皮脂などが汗といっしょに洗い流され、洗浄効果も高まります。
ミストサウナに入ると毛穴が開いて、汗と一緒に老廃物や皮脂なども流れ出るため、汚れがスムーズに落とせます。ミストの洗浄パワーを味方にすれば、毎日がすっきり、さっぱり。さらに、血流が促進するので頭皮のケアにも役立ちます。
美肌づくりのカギは、お肌の保湿量にあるとも言われています。ミスト浴をすると発汗が促され、お肌の保湿量もアップするため、入浴後もお肌のしっとり感が向上します。
リフレッシュ効果
寒い季節はもちろん、汗ばむ季節には噴霧温度を低くし、涼風をプラスしたミストフレッシュ浴で、ほてった体をクールダウンできるなど、一年中大活躍の快適パートナーです。
ミストサウナは、入浴のしかたによって「気持ちを高揚させる」場合と「落ち着かせる」場合の、正反対の効果があります。それは温度によって、刺激される自律神経が異なるためです。
気分転換したいときは、温度を少し高めに設定してミストを浴びると効果的。しかもミストが全身に作用するので、リフレッシュ感が長続きします。働き盛りの男性の“約8割”は、ミストサウナでリフレッシュしたと感じている、という結果もでております。
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かんたんミスト