東芝「REGZA」レグザ「42Z3500」液晶テレビは、画質はもちろんUSBやネットワーク接続したNASなど外部HDDへの録画機能も搭載した「REGZA」シリーズの最上位機で、東芝技術陣のこだわりの高付加価値テレビ。
最新のレグザZ3500シリーズでは、120Hzの倍速駆動に対応したほか、10bitパネルやバックライトの改善、映像処理アルゴリズムの改善などにより、画質を追及。さらに、Zシリーズの特徴ともいえる録画機能も強化。LAN HDDへの録画だけでなく、新たにUSB HDDへの録画機能も搭載した。より安価なUSB HDDに対応したことで、デジタル放送録画機としての魅力は高まっている。 録画機能やネットワーク機能に加え、レコーダやAVアンプなどとのHDMI連携機能も新搭載。これらを総称して、「レグザリンク」と命名。各種AV機器の中心にREGZAを位置付ける新しい提案として、使い勝手も期待される。ネットワークにも対応。また、USB HDDやLAN HDDへの録画機能も備えている。これらのすべての周辺機器連携機能を総称して「レグザリンク」と名付けている。つまりHDMI、ネットワーク、USBなど、REGZAにつながるものはすべて「レグザリンク」という位置づけだ。 外付けHDDへの録画対応はとても魅力的! Zシリーズでは、従来よりLAN HDDへの録画機能という、他社製テレビにはない機能を備えていた。これを利用することで、通常の市販LAN HDDにデジタル放送をそのまま録画できる。最大8台までのLAN HDDを登録できるため、拡張性も高い。 この製品の最大の特徴は、外付けHDDにTV番組を録画できる点だ。しかも、市販のPC用USB HDDでいい。つまり、1万円かそこらの追加投資でTVにレコーダー機能が追加されるのだ。東芝が動作保証しているのはアイ・オー・データとバッファローの一部機種だけだが、基本的にセルフパワーならバルクHDDとUSBボックスを組み合わせた自作のものでも動作すると思われる。 HDDをつないで、認識や初期化作業を行なえば、後は番組表画面から録画したい番組を選ぶだけで録画できる。オプション機能でありながら、録画機能は普通のレコーダーと同等の機能を持っており、「連ドラ予約」や、キーワードによる番組検索、録画中番組追っかけ再生、録画中に録画済み番組を再生する機能などがある。 録画ができるのはデジタル放送のみで、アナログ放送や、外部入力からの録画はできない。また、本製品はチューナを2基搭載しているが、2番組同時録画はできないほか、録画したデータは録画媒体が何であれ、そのTVでしか再生できないようセキュリティがかかっている。 REGZAのフラッグシップモデルとして、画質面での強化が図られたZ3500シリーズ。特徴は、120Hzの倍速駆動「フルHD・モーションクリア」により、残像感を低減したこと。REGZAではHDD録画機能内蔵の「H3300シリーズ」に続き、2モデル目の倍速駆動対応になる。H3300シリーズと同様に、120Hz駆動時に[5-5フィルム]と[スムーズ]、[オフ]の3パターンの処理を選択できる。 40型前後のサイズ、1,920×1,080ドット(1080p)のフルHD解像度、120Hz倍速駆動、ゲームモード、HDMI 1.3aや広色域再現規格の「x.v.Color」もサポート。さらに、RGB各色8bit(24bit)を超える階調情報を扱えるDeep Colorに対応し、30/36bitまでのDeepColor映像を表示可能となる。