マンモス化石から隕石片、マンモスが絶滅した原因の究明に!隕石の落下がマンモス個体数の減少の原因裏付けとなるか!
米ローレンス・バークレー国立研究所などの研究チームは、アラスカやシベリアで発掘された約3万〜3万5000年前のマンモスの牙とバイソン(野牛)の頭骨の化石から、当時、地球に飛来した巨大隕石(いんせき)が砕け散ったと見られる無数の破片を発見した。 地球には巨大隕石が過去に何度か落下し、恐竜などを絶滅に追いやったとされる。しかし、化石から、直接の証拠となる隕石片が検出されたことはなかった。過去の隕石衝突を裏付ける重要な証拠で、研究チームは、ほかの時代にも対象を広げて、化石を調べることにしている。全米地球物理学会で発表した。 研究チームは、マンモスの牙7個、角が保存されたバイソンの頭骨1個に、直径2〜5ミリの無数の焦げ跡を発見。焦げ跡の中から、鉄やニッケルを多く含む1ミリ以下の破片を検出した。 ■ ウィキペディア(Wikipedia)シホテアリニ隕石落下 シホテアリニいんせきらっか)とは、1947年2月12日に、ソビエト連邦(現・ロシア連邦)のウラジオストクの440km北東、シホテアリニ山脈山中の上空で起こった隕石の落下に伴う天体爆発事件。