YouTubeでもグーグルアドセンスのように、広告の収益が一般クリエイターにも還元されることになったようです。もちろん広告はYouTube上で投稿した動画の視聴の際に表示されるので、自分のホームページに広告を掲載するアドセンスとは違いますが、自分の作品で収益を得られるのはクリエーターには魅力ですね。
現在でも既に視聴回数の多い作品は広告の収益が分配されているようですが、そのほとんどがプロの作品で、今回一般のクリエーターにも収益の分配が開始されたことで、より品質の高い作品の投稿が期待できます。
YouTubeは、Googleが昨年買収して以来、検索キーワードに関連する動画が表示されるなど、情報のリンクが徐々に行われてきましたが、今回広告収入をクリエイターと分配する「YouTube Partner Program」への参加資格が、一般のクリエーターにまで広げられたことは、グーグルにとっても広い意味での資産としての価値が高まったことを意味しているのでしょう。 残念な点は、YouTubeの広告プログラムは、まだ米国とカナダに在住する一般クリエイターにのみ拡大されただけで、日本のクリエーターにはまだ参加資格がないようです。早期に開始して欲しいですよね。 Googleの話では、これまで「YouTube Partner Program」のベータに参加して広告収入の分配資格を得ていたのは、 YouTube の中でも特別に人気があって視聴回数も圧倒的に多い、一部のコンテンツのクリエイターに限られていて、その多くはプロの作品だったようです。これは作品が権利を侵害していないことと独創性があることが条件とされたことからも、一般のクリエーターには難しい状況だったのでしょう。 今後、この参加資格が緩和されて、YouTubeで人気のあるコンテンツを投稿しているクリエイターなら誰でも、YouTube Partner Programに申し込みできるようになったようですが、だからと言って誰でも収益を保障されるものではありません。 この「YouTubeがPartner Program」への参加を申し込みしても、その資格があるかどうかは、そのクリエイターがYouTubeへ投稿した動画の視聴回数や購読回数、それと権利に違反していない独創性のある作品か、常に YouTube の利用規約に準拠している作品を投稿しているク優良リエイターかどうかなどが審査され、その実績で参加資格が認められるようです。 この YouTube Partner Program に参加すると、投稿作品の横に表示される広告のクリックに応じてYouTubeと広告収入を分配することができるようなります。 現在、ベータテスト段階でも既に100人以上のクリエイターが、YouTube Partner Program に参加しているとしていますが。この参加者の中には、 YouTubeで視聴回数が100万回を超える動画を記録しているパートナーなどは、毎月数千ドル(数百万円)の利益を得ているそうです。 この収益が得られる可能性があるならば、独創的で魅力的な作品を作り世の中に送り出したい、表現したいと思うクリエーターは国内にも沢山居るんじゃないでしょうか。自作映画やミニドラマなの可能性を感じます。 ここから新しい映画監督が誕生するなど、次世代の素晴らしい作品が誕生することを期待します。