Lenovo 1kg軽量モバイルノート「IdeaPad U110」を予告、「IBM PalmTop PC110」復活か！？

　
　Lenovoでは、脱IBMブランドを進めていて、現在ではノートPCへのIBMロゴの添付も無くなり、残るThinkPadの名称も使わない方向で事業の転換を進めていました。今回、2008CESでコンシューマ向けPCの新ブランド「Idea」を立ち上げたと発表を行いました。
　

　
　IdeaシリーズのPCは、IBM社のグローバルのビジネス向けPCブランド「Think」の流れを受け継いだ製品としていますが、ノートPCのブランドを「ThinkPad」から「IdeaPad」へと、ブランドの転換を図るモデルとなります。また、デスクトップPCも「ThinkCenter」から「IdeaCentre」へブランドのラインナップを変えることになります。
　
　
　今回は、新ブランドのPCとして、IdeaPadの3機種を発表しました。
　
　この新しいブランド「IdeaPad」シリーズでは、IntelのCentrinoに準拠していて本体備え付けのWebカメラによる顔認証技術「VeriFace」など搭載し、マルチメディア向け機能として「Dolby Home Theater」やオリジナルソフトウェア「Multimedia Control Center」などを搭載しています。
　

　
　そして注目の小型PC「IdeaPad U110」は、重量が約1.03kg(2.3ポンド)の11型ワイド液晶搭載モバイルノートを4月に発売すると予告していますが、過去に発売されたPC110（ワンテン）とは違い、普通の軽・薄PCのようです。唯一製品の特徴として、赤色のアルミニウム天板を採用していますが、他にはオプションでSSDを選択可能となるようです。
　

　
　残念ながら、「PalmTop PC110」の復活ではないようですが、PC110が発売された当時からその後の人気などの強い衝撃は、現在のLevonoではなく、今でもソニーのVAIO U シリーズや 富士通のFMV LOOKS Pシリーズに引き継がれています。
　
　
■ThinkCentre
　
Lenovo「IdeaPad S10」小型ノートPC市場に参入
Lenovo 1kg軽量モバイルノート「IdeaPad U110」を予告、「IBM PalmTop PC110」復活か！？