毎年、この時期になると恵比寿ガーデンプレースに設置されるバカラシャンデリアの点灯式が行なわれて、高さ約5メートル、重さ1.8tと国内では最大の世界でも最大級の約8000個のクリスタルパーツと250灯のライトで飾られ、来年1月14日まで時価総額にして約6億3000万円の輝きを放ちます。
◇◇◇Bacarratのシャンデリア◇◇◇ 【250燈のフランス・バカラ製のシャンデリア】 ■高さ約5m、幅約3m ■クリスタルパーツ総数8,226ピース ■ライト総数250燈
大きさは世界最大級を誇ります。 250燈シャンデリアは、1994年バカラ創設230周年を記念して制作された230燈のシャンデリアをベースに20燈分の灯りを増やしたものです。 2005年にここ、恵比寿ガーデンプレイスでの展示を終えた後、フランス・バカラ村にて燈数が増やされ、さらに輝きを増しました! ◆◆◆その起源◆◆◆ バカラは、1764年、ルイ15世の認可を受け、フランス東部ロレーヌ地方にあるバカラ村に創設されました。以来、「最良の素材、最高の技術、そしてそれを継承すること」という初期に基礎を築いたピエール・A.・ゴダール・デマレの理念に基づき、バカラは3世紀にわたり、一貫して至上の美を求め続け、高級クリスタルの代名詞とまで言われるようになりました。 人口約5000人のバカラ村では親子三代がバカラ社で働いているという例も珍しくなく、バカラのクリスタルは、今も変わらず、この小さな村の工場で作られ続けています。
◆◆◆最高の技術◆◆◆ バカラの素材や技術の素晴らしさは、フランス大統領より与えられるフランス最優秀職人(M.O.F.)と呼ばれる栄誉ある称号を、これまで一企業としては比類ない55名もの職人が受章していることに顕れています。 現在も、25名の現役受章者職人が技術の継承に多くの力を注いでいます。成形から検品まで卓越した職人たちの手を経てこそ、バカラクリスタルの特徴である美しく深い透明感を持つ素材、カットやグラヴュールによるダイナミックあるいは繊細な装飾、そして丁寧な仕上げによる滑らかな質感と輝きが生まれるのです。
◆◆◆王者たちのクリスタル◆◆◆ バカラの技術が飛躍的に進歩したのは、19世紀から20世紀にかけての数々の受賞と無縁ではありません(パリ万国博覧会では、1855年に金賞、1867年と78年にはグランプリを獲得)。 バカラの名前は世界中に広がり、フランスブルボン王朝をはじめ、ロシアのニコライ二世、インドのマハラジャなど、世界中の王侯貴族たちにも愛用され、“王者たちのクリスタル”と冠されるようになりました。パリバカラ美術館では、それらの優れた作品や各国王や元首の紋章入りの特注グラスなどが年代ごとに展示され、バカラの歴史の深さをうかがい知ることができます。
◆◆◆シャンデリア◆◆◆ 1824年にフランスで初めてクリスタルのシャンデリアを制作し始めたバカラは、1855年のパリ万国博覧会への出品以来、さまざまなデザイン、スケールの作品を制作し、世界で賞賛の的となりました。 各国の王侯貴族や実業家、そして建築家は、バカラのシャンデリアを成功の象徴として、また空間を華やかに演出する装飾品として飾りました。 バカラのきらめきが美しく空間を照らすシャンデリア、それはバカラクリスタルの比類ない透明度と高い芸術的完成度を表現した芸術作品として、また、バカラのアイデンティティである“光”と“キラメキ”を象徴する存在として、長い歴史を通して変わらず輝き続けています。
Baccarat公式ページはこちら http://www.baccarat.co.jp/ ◆◆◆1.8tのシャンデリアを支えるアルミの展示ケース◆◆◆ 高さ約10m、幅約6mのアルミケースは、未来の循環型社会に必要なリデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)を可能にするアルミ部材で、(SUS株式会社と山本理顕設計工場が共同開発)1.8トンのシャンデリアを吊るします。 「最良の素材、最高の技術、そしてそれを継承すること」のバカラの理念に基づいて製作され、金属でありながら温かい色合いや素材感をもつアルミの特性を活かし、斬新で美しいフォルムを描きます。
SUS株式会社公式ページはこちら http://www.sus.co.jp/ 点灯期間と時間は、来年1月14日までの正午〜午後11時ですが、クリスマス次期の12月22日〜25日は深夜0時まで点灯しています。 バカラ・シャンデリア・イルミネーション 恵比寿ガーデンプレースに2008年も登場 恵比寿ガーデンプレイス 6億5千万円 バカラの光 『恵比寿ガーデンプレイス クリスマス・イルミネーション ’06』を開催 恵比寿ガーデンプレイス「ハートフル・クリスマス2005」を開催 恵比寿クリスマスイベントで人口降雪とバカラシャンデリア前でコンサート