スパイカー フォースインディアF1へチーム名変更
スパイカーF1チームの新しいオーナーであるヴィジャイ・マルヤは、土曜日にインテルラゴスでチーム名を「フォースインディアF1」へと変更することを明かした。インド人実業家である彼は、この新しいチーム名を明らかにし、すでにFIAにチーム名変更の申請をしていると語った。
マルヤはチームの新名称について次のように語った。「すでにロゴも決定している。ロゴはインド国旗の色を使ったものになる。しかし、クルマの色はもちろんスポンサーによって決まる。スポンサーは彼らのロゴと同じ色のクルマを走らせたいはずだからね」
公式予選Q1:マッサがトップ、日本勢は全員脱落
セッション開始 シグナルが青になると山本がコースインした。彼はソフトタイヤを履いている。スーティルもコースに出ている。
開始2分 まず山本が1分16秒135のタイムを記録。
開始3分 スーティルが1分15秒217で左近のタイムを上回った。ラルフ、トゥルーリ、コヴァライネン、フィジケラがコースイン。
開始4分 デビッドソン、クルサード、ヴェッテル、ウェーバー、ロズベルグ、リウッツィ、佐藤がコースイン。
開始5分 ハミルトンがコースイン。
開始6分 ラルフが1分14秒256でトップに立つ。中嶋、ハイドフェルド、アロンソ、ライコネン、バトン、バリチェロ、クビサ、マッサがコースイン。クルサードが1分13秒264でトップタイムを更新。ロズベルグが2番手、ヴェッテルが3番手となっている。
開始7分 ウェーバーが1分13秒081でトップに立った。
開始8分 ハミルトンが1分13秒033でトップタイムを更新。アロンソは5番手、ハイドフェルドが6番手となっている。
残り5分 クビサが1分13秒134で3番手に飛び込んだ。
残り4分 ライコネンが1分13秒016でトップタイムを更新。マッサもセクター1と2を最速タイムで通過し、1分12秒303でトップに立った。
残り3分 17位以下はバトン、ラルフ、デビッドソン、中嶋、スーティル、山本となっている。
残り2分 最後のアタックに向けて各マシンがピットに戻った。マッサ、ライコネン、ハミルトンのトップ3はガレージに戻ったが、それ以外の全てのマシンがコースに出ている。
残り35秒 山本は自らのタイムを更新することができず最下位のまま。ラルフが11番手に飛び込んだ。
セッション終了 バトンは16番手に飛び込んだ。コヴァライネンは17位、佐藤は18位、中嶋は19位となりQ1落ちが決定。
Q1の順位は、1位マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン、4位はミルトン、5位ウェーバー、以下クビサ、クルサード、トゥルーリ、ハイドフェルド、フィジケラ、リウッツィ、バリチェロ、ロズベルグ、ラルフ、ヴェッテル、バトンとなった。
Q1落ちは、コヴァライネン、佐藤、中嶋、デビッドソン、スーティル、山本となった。
公式予選Q2:ライコネンがトップ、地元バリチェロは脱落
セッション開始 シグナルが青になってもすぐにコースに出るクルマはない。
開始4分 ラルフとトゥルーリがコースイン。続いてヴェッテル、クルサード、ウェーバー、リウッツィ、フィジケラ、アロンソ、マッサ、ライコネン、ロズベルグ、ハミルトンがコースに出た。
開始5分 バトンとバリチェロがコースイン。
開始6分 トゥルーリが1分13秒024のターゲットタイムを記録。クルサードが1分13秒374で続いている。
開始7分 ハイドフェルドとクビサがコースイン。ウェーバーが1分12秒855でトップに立ったが、直後にアロンソ、マッサ、ハミルトン、ライコネンが次々とトップタイムを更新した。
開始8分 現在のトップは1分12秒161のライコネン。2番手にハミルトン、3番手にマッサ、4番手にアロンソとなっている。以下ウェーバー、トゥルーリ、フィジケラ、リウッツィ、バリチェロ、ロズベルグとなり、ここまでがトップ10。
残り4分 BMWの2台がアタックを行っている。ハイドフェルドは1分13秒009で7番手、クビサは1分12秒641で5番手となった。その他のマシンはピットに入っている。
残り3分 11以下はバリチェロ、ロズベルグ、クルサード、バトン、ラルフ、ヴェッテルの6台。
残り1分 6位ウェーバー以下のマシンが全てコースに出ている。
セッション終了 クルサードが6番手に飛びこんだ。ロズベルグが彼を上回って6番手、トゥルーリが8番手、バリチェロは11番手、ウェーバーが6番手、フィジケラは12番手となった。
Q2の順位は、1位ライコネン、2位ハミルトン、3位マッサ、4位アロンソ、5位クビサ、以下ウェーバー、ロズベルグ、トゥルーリ、クルサード、ハイドフェルドとなり、ここまでがQ3進出。
Q2落ちは、バリチェロ、フィジケラ、ヴェッテル、リウッツィ、ラルフ、バトンとなった。
Q1(1次予選)はF.マッサ、Q2(2次予選)はキミ・ライッコネンとフェラーリがトップタイムを記録。Q3(最終予選)がスタートすると、F.マッサは1度目のアタックでトップに立ち、2度目のタイムアタックでも1'11.931と唯一の1分11秒台を叩き出し、第12戦トルコGP以来のポールポジションを獲得。母国グランプリでの2年連続ポールで、サーキットに詰めかけた大観衆の声援に応えた。ドライバーズタイトルに王手をかけているマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが2番手、ドライバーズランキングでL.ハミルトンと7ポイント差のK.ライッコネンは3番手、4ポイント差のフェルナンド・アロンソが4番手と続いている。
日本勢でQ3に進んだのはトヨタのヤルノ・トゥルーリ1台のみで、最終的に8番手につけている。Q2進出を果たしたHondaのルーベンス・バリチェッロが11番手、トヨタのラルフ・シューマッハ15番手、Hondaのジェンソン・バトン16番手。SUPER AGURIは佐藤琢磨18番手、アンソニー・デビッドソン20番手となり、F1デビュー戦となるウィリアムズの中嶋一貴は19番手、スパイカーの山本左近が22番手だった。
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:11.931
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:12.082
3 K・ライコネン フェラーリ 1:12.322
4 F・アロンソ マクラーレン 1:12.356
5 M・ウェーバー レッドブル 1:12.928
6 N・ハイドフェルド BMW 1:13.081
7 R・クビサ BMW 1:13.129
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:13.195
9 D・クルサード レッドブル 1:13.272
10 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:13.477
11 R・バリチェロ ホンダ 1:12.932
12 G・フィジケラ ルノー 1:12.968
13 S・ヴェッテル トロロッソ 1:13.058
14 V・リウッツィ トロロッソ 1:13.251
15 R・シューマッハ トヨタ 1:13.315
16 J・バトン ホンダ 1:13.469
17 H・コヴァライネン ルノー 1:14.078
18 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:14.098
19 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:14.417
20 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:14.596
21 A・スーティル スパイカー 1:15.217
22 山本 左近 スパイカー 1:15.487
L.ハミルトン、F.アロンソ、K.ライッコネンがタイトルをかけて戦うブラジルGP決勝は、21日午後2時(日本時間:22日午前1時)より行なわれる。