若白髪が気になる人いませんか?エレベーターや電車通勤などの再に、ふと目の前の人の頭を見ると、黒髪や染めた髪の毛でも一本だけ白髪があるのを見つけて、”はっ”としたことありませんか?目の前の人に教えてあげたいけど失礼なことじゃないかと迷う自分も、もしかしたら自分の頭にも白髪があるかもしれません。見つけられない後頭部にあったら悲しい。。。彼女や奥さんに抜いてもらう??
そんな若白髪が生えてくるのはなぜ?対策法はないのでしょうか? 若白髪は、20代の前半の頃に久しぶりに会った友人の髪の毛が白くなっていて驚いたことがあります。本人は黒く染めていたようですが、全体的にまばらな白髪が逆に目立って、自分もなるのかな・・・と寂しい気持ちになりました。 白髪は30代前半から徐々に増えてくると言われていますが、加齢によるメラニンの現象というのは人それぞれなんでしょうか?一本だけ突然白髪が目立つのは何故なんでしょうか?突然一本だけメラニンが抜ける???抜くと倍に増えるって噂もありますよね。 ストレスや不規則な生活の影響で、若いうちでも白髪が生えてくるというのもよく聞く話ですが、実際には、10代、20代で白髪が生えている人も周囲に居ます。黒い髪の中に1本だけ白いのが混じっていると恥ずかしいので、見つけたら抜きますが、抜けば倍に増える?って噂もあり、抜かないで放置するとか髪を染めるなどの対策がいいのでしょうか? 東洋の民族の多くの髪の毛が黒いのは? 毛髪をはじめとするヒトの体毛には、白色・淡褐色・赤褐色・黒色など実に多様な色がありますが、体毛にユーメラニンが多いとその色は濃く、フェオメラニンが多いと赤みを帯びた色になるそうです。毛髪の色が淡い人種では、人によっては成長につれ毛髪が次第に濃い色へ変化することもあるんですね。 毛髪の色は、地域や民族によって様々な違いがあり、モンゴロイド・ネグロイド・オーストラロイドの多くの人種が黒髪であり、栗毛・金髪・赤毛などの比較的淡い色の毛髪を持つ人種はコーカソイドの一部に限られる。従って、黒髪を持つ人はアジア、アフリカ、南北アメリカ、南ヨーロッパ、オセアニアなどの広い地域に分布しており、淡色の髪を持つ人は主に北ヨーロッパと、そこから移住した各地域で見られようです、しかし同じ民族の間でも毛髪の色には明確な個人差があるので、似たDNAであっても個人のDNAは同じものがないのが理由です。 帰国子女の友人に聞いた話ですが、海外でも金髪は憧れの髪の毛の色で、金髪の人のほとんどは染めているのが現実だそうです。そもそも金髪のDNAを持つ人は稀にしか見られない個体(DNA)で、全人口の内で1.7パーセントから2パーセントしか見られず、ナチュラルな金髪の人でも、白髪&イエローが混じった色のため金髪にするために染めているそうで、本当にキレイなナチュラル金髪はほぼ存在していないそうです。。 このように髪の毛の色を決めるのは、メラニンという色素が働いているためなのですが、このメラニンの色素細胞が減ったり、働きが弱まったりすると、若いうちでも白髪が生えてくるのです。遺伝や体質といった内因性の要素も大きいですが、要するに体の変調やストレスなどによる外因性の要素も大きく関係しているようです。 ストレス社会と言われますが、ストレスを感じる心の病でもあり日頃のストレスでも若白髪になるのでしょうか。。。自分なりのストレスの解消法を見つけなければいけませんね。 若白髪を抜くと倍に増えるというのは本当なんでしょうか? 知り合いの美容師に聞くと、「若白髪を抜いても毛穴はひとつなので、白髪の数が増えるということはないようです。でも髪の毛を抜くと毛穴と頭皮を傷めてしまうので、後々の髪の毛のことを考えても抜くのはお勧めできません。と言われました。じゃ白髪を放置しておくの???それは根元から切るのが一番いいそうです。
【白髪を抜くとどうなるの?】 1本の髪を無理に抜くと、その毛根を痛めます。髪は一つの毛穴から2,3本生えています。1本の髪を抜くことは、まず同じ毛穴の他の髪を痛めることに繋がります。髪を無理に抜くことによって、痛められるのは、その毛根だけではありません。 毛根細胞を通じて、他の毛根の神経をも刺激してしまうため、周辺の髪の毛も、抜けやすくなってしまいます。毛根が痛んでも、毛母細胞の活動能がなくなるとは限りませんが、一度抜けた毛髪が、芽吹いてくるまで、4〜5ヶ月はかかります。さらにそれが十分な長さになるまでには何年もの時間がかかるのです。必要ない、と思って抜いた1本の白髪のせいで、その周辺の髪も抜け落ちてしまう可能性があることを忘れないでください。 更に、1本の白髪を抜くせいで、その毛根のメラノサイトを痛めてしまいます。痛んだメラノサイトからは、メラニン色素が作られなくなり、その毛穴から生えてくる次の毛髪も、やっぱり白髪になってしまいます。また、その毛根以外のメラノサイトも、無理に抜かれた刺激の影響で損傷されてしまうことがあります。つまり、白髪を抜いたそばの髪も、白髪になってくる可能性があるのです。 このような理由から、白髪を抜くことは、髪の質を非常に悪くしてしまう、ということを理解していただけましたか?白髪は絶対に抜かないでください。どうしても気になって、抜いてしまいたい時は、白髪の根本のほうで、短くカットするといいかもしれませんね。
白髪の仕組みを東京医歯大・金沢大などが解明… 老化によって白髪になる仕組みを、東京医科歯科大や金沢大などが突き止めた。加齢に伴って、黒髪のもとになる色素幹細胞の遺伝子に損傷が蓄積するためという。アンチエージングや再生医療への応用につながるといい、12日付の米科学誌セルに掲載される。 色素幹細胞は毛根と皮膚との間にあり、黒髪のもとになる色素細胞をつくっている。年をとると、この幹細胞が減って枯渇し白髪になるが、なぜ枯渇するかはなぞだった。白髪になる詳しい仕組みの解明は初めてで、予防法の開発につながる可能性がある。また、さまざまな幹細胞を利用する再生医療やアンチエイジング(抗加齢)への応用が期待されるという。 傷ついたDNAを修復する遺伝子を持たないマウスに放射線を当てて実験。すると、通常のマウスでは全く変化が起きないほどの、ごくわずかな放射線で体毛が白くなった。毛根部を調べると、色素幹細胞が色素を作る細胞に分化していることが分かった。生物は年をとるとともに、遺伝子の損傷が蓄積していく。研究チームは、遺伝子の損傷を起こす放射線を浴びせ、マウスを老化と似た状態にした。色素幹細胞を調べると、幹細胞が分化し再生能力を失っていた。この結果、色素細胞が足りなくなり、白毛になるという。