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October 21, 2007 space
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三菱「DIAMOND Panel」光沢画面の液晶テレビ

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三菱が「DIAMOND Panel」を搭載した液晶テレビを発売します。そう言えば数年前に液晶モニターでは日立のPriusが最初に光沢液晶画面のパソコンを発売して大人気となりましたが、液晶テレビには光沢画面の製品はありませんでしたね。。なぜ?
 

l_ts_real01.jpg

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 三菱電機が10月21日に発売する液晶テレビ“REAL”「MZWシリーズ」は、他社製品にない大きな特徴を持っている。液晶テレビとしては初の光沢コートパネルを採用した。
 

「DIAMOND Panel」採用により、映像の深みと奥行き、鮮やかな色再現を実現

光沢コートを施した液晶パネル「DIAMOND Panel」を採用したことで、従来の非光沢処理パネルと比べ滑らかな表面が、パネル内部からの光の散乱を低減し、光がより忠実に目に届きます。映像のコントラストと暗い部分の再現力が向上し、深みと奥行きのある鮮やかな色再現で被写体の持つ質感をより忠実に再現します。


 
液晶光沢画面は、パネルの内側から出た光(映像)が邪魔されずに(拡散せず)目まで届くため、コントラストの向上にくわえ、暗部の再現力や色再現範囲の拡大など、画質面のメリットが大きいそうです。特に暗所コントラストは3000:1、一般的なリビングルームを想定した照度200ルクスの環境でも1200:1のコントラスト比を実現することができるなどメリットもあります。
 
l_ts_real02.jpg

 
光沢液晶はPCモニターを中心に普及していますが、大型の液晶テレビに採用された例は今まではなかったそうです。確かに光沢画面にすると見た目はキレイでも画面に外光の映り込みが生じるため、AV機器には適さないというのがメーカーの意見だそうですが。パソコンの方が画面を注視するモノなので光沢画面を嫌う人が多いでしょう。しかしそれ以上に画面のコントラスト比が向上することで文字や画像、動画が鮮やかになり視認性が向上するメリットを多くの人が認めたのも事実です。
 
 
液晶テレビはまだまだ市場の声を聞いて開発する以前に、業界の競争がメインで価格であったり技術者が提案する機能の実現が優先されているため、メーカーが「液晶テレビが登場したときには非光沢液晶が主流で、どのメーカーもあえて出そうとしなかったというのが理由のようです。
 
 
また、パソコンで人気だとはいえ、光沢液晶に対してPCユーザーの間でも賛否両論があり、電源がオフ時や暗い映像を映しているときに画面に自分の姿が映り込むことを嫌う人は多いのも事実でしょう。
 
 
いままでの液晶テレビでは、表面にノングレア処理が施されていて、液晶表面の偏光フィルム層にわざと凹凸を作り、外から入ってくる光を拡散(乱反射)させることで映り込みを抑えるというものでした。この処理により映り込みは気にならないレベルになるのですが、外光が表面で乱反射することで、画像がぼけるため画面全体が白っぽく見えたり、暗部の浮き上がるといったデメリットがあるのです。
 
 
さて、新しい試みの「光沢液晶画面」は、液晶テレビの新しいトレンドになるのでしょうか! 
 
三菱「DIAMOND Panel」光沢画面の液晶テレビ
 

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