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October 7, 2007 space
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F1 第16戦中国 決勝 ライコネン優勝、ハミルトンはリタイア、タイトルは最終戦へ

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2007年F1第16戦中国GPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温29℃、路面温度42℃、湿度65%、気になる天候は曇りで13時59分に雨が降るとの予報がでている。
 

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セバスチャン・ヴェッテルは予選での走行妨害により5グリッド降格のペナルティが科せられ、17番グリッドからのスタートとなった。

各マシンは雨に備えてスタンダードウェットタイヤを履いている。
 

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22台のマシンがグリッドについた。シグナルがブラックアウトし、レーススタート!ハミルトンとライコネンは順調なスタートを切る。1コーナーでアロンソが外側からマッサを抜きにかかる。2コーナーで少し接触したように見え、アロンソが前に出たが再びマッサは前をキープ。後方ではラルフがスピンを喫している。
 
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1周目が終わった時点での順位は、ハミルトン、ライコネン、マッサ、アロンソ、クルサード、ハイドフェルド、リウッツィ、ウェーバー、クビサ、コヴァライネン、バトン、ヴェッテル、トゥルーリ、デビッドソン、バリチェロ、佐藤、ブルツ、フィジケラ、ロズベルグ、スーティル、山本、ラルフとなっている。11番グリッドからスタートしたリウッツィが大きくポジションアップしている。

2周目 バリチェロとデビッドソンが1コーナーで接触。コース上にパーツが飛んだ。ハミルトンは1分47秒680のタイムを記録している。2番手のライコネンとハミルトンの差は1秒5となっている。

3周目 路面は完全に濡れており、マシン後方からは水しぶきが上がっている。

4周目 ハミルトンは1分46秒372、ライコネンは1分47秒158、マッサは1分47秒776、アロンソは1分47秒853のタイムで走行している。ハミルトンとアロンソの差は6秒6となっている。

5周目 10位コヴァライネンの後ろにコンマ4秒差でヴェッテルが迫っている。ヴェッテルの後ろにはコンマ9秒差でトゥルーリが続いている。

6周目 スーティルがピットイン。

7周目 バックストレートエンドでヴェッテルがコヴァライネンをオーバーテイクした。雨は次第に収まり、メインスタンド側では上がっている模様。ここで左近がピットに入った。

8周目 ハミルトンは1分45秒686のファステストラップを記録した。トゥルーリにも抜かれて12位にポジションを落としたコヴァライネンは、マシンの不調を訴えている。彼のラップタイムは1分51秒533だ。

9周目 トップのハミルトンとライコネンとの差は5秒7となっている。コヴァライネンの後ろにはコンマ6秒差でバトンが迫っている。フィジケラも1分50秒920のタイムで、ルノーの両ドライバーはペース不足に苦しんでいる。

10周目 ハミルトンは1分45秒677でトップタイムを更新。4位アロンソとの差は13秒2となっている。3分後に再び雨が降るとの予報が出た。

11周目 スタートで大きくポジションを落としたラルフは15位まで追い上げている。デビッドソンがピットに入った。

12周目 ハミルトンとライコネンの差は7秒2に開いた。デビッドソンがクルマを止めてリタイアとなった。

13周目 12位コヴァライネンの後ろに列ができている。バトンがコンマ4秒差に迫り、その後ろにはロズベルグとラルフが続いている。

14周目 ロズベルグがバトンをオーバーテイクし、13位にポジションを上げた。

15周目 ハミルトンがピットイン。交換したタイヤはスタンダードウェットのままだ。

16周目 ライコネンが1分45秒036のファステストラップを記録した。ハミルトンは4位でコースに戻っている。コヴァライネンがミスをして外側に膨らみ、ロズベルグがそのすきをついてオーバーテイク。

17周目 マッサがピットイン。彼もスタンダードウェットのままで、6秒9の作業でコースに戻った。ライコネンは1分44秒372でファステストを更新し、プッシュしている。後方ではラルフがバトンをオーバーテイクし、その後にコヴァライネンをも抜いて13位にポジションを上げた。

18周目 アロンソがピットイン。スタンダードウェットに変えた。ライコネンは1分43秒853で再びファステスト。スーティルがスピンを喫したが、なんとかコースに復帰した。

19周目 ライコネンがピットイン。7秒3の作業でコースに戻った。クルサードとリウッツィもピットに入った。

20周目 トップ4は全員が1回目のピットストップを終えた。ここまでの順位は、1位はミルトン、2位ライコネン、3位マッサ、4位アロンソ、以下ハイドフェルド、クビサ、ウェーバー、ヴェッテル、クルサード、トゥルーリ、リウッツィ、ロズベルグ、ラルフ、コヴァライネン、バトン、ブルツ、フィジケラ、バリチェロ、佐藤、スーティル、山本となっている。

21周目 ハミルトンは1分43秒831でファステストを更新した。路面はレコードラインが乾いている。しかし、あと10分後に再び雨が降るとの予報が出ている。

22周目 ラルフはリウッツィをオーバーテイクしようとした際に接触しラルフはスピンしてコースアウトした。ブルツがピットイン。

23周目 ウェーバーがピットイン。ドライタイヤに交換した。ラルフもピットに入っている。フィジケラがバトンをオーバーテイクし、15位にポジションを上げた。

24周目 バトンとコヴァライネンがピットイン。ソフトのドライタイヤに交換して走行していたブルツが、1分42秒154でファステストラップを更新した。

25周目 クビサがピットイン。ハードのドライタイヤに交換した。トゥルーリ、ロズベルグ、フィジケラ、バリチェロ、佐藤、スーティル、山本もピットイン。

26周目 アロンソがマッサをオーバーテイクした。マッサは直後にピットに入り、ソフトのドライタイヤに交換した。ヴェッテルとクルサードもピットに入っている。ここでハミルトンが突如ペースダウンし、ライコネンがコンマ8秒差まで迫ってきた。

27周目 どうやらコースの一部で雨が降った模様。スーティルとラルフがスピンを喫し、スーティルはバリアに衝突。両者はリタイアとなった。ライコネンはハミルトンにコンマ4秒まで迫っている。

28周目 ライコネンはハミルトンの真後ろにつけた。ライコネンはハミルトンをオーバーテイクしトップに立った!

29周目 トップのライコネンは1分53秒707のタイムで走行している。2位のハミルトンは1分55秒381、3位のアロンソは1分51秒629となっている。ドライタイヤを履いているクビサは1分48秒652、ウェーバーは1分47秒028となっている。

30周目 ハミルトンのタイヤは限界にきている模様。徐々にペースダウンし、アロンソが真後ろに迫ってきた。

31周目 ハミルトンはピット入ろうとしたが、ピットレーン入り口のグラベルにはまってしまった。マーシャルに必死にマシンを押してくれと頼んでいるが叶わず。ここでリタイアとなった。コース上ではドライタイヤのバトンが1分41秒255でファステストを記録している。
 

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32周目 ライコネンがピットイン。ソフトのドライタイヤに交換した。アロンソもピットに入り、ハードのドライタイヤに交換。ドライタイヤのバトンは1分40秒271で再びファステストを更新。

33周目 トップを走行していたクビサが突如スローダウン!リタイアとなってしまった。

34周目 バトンが1分39秒901でファステストを更新。トップに立ったライコネンは1分40秒625となっている。

35周目 アロンソが1分39秒820でファステストラップを更新。バトンはヴェッテルをオーバーテイクし、4位にポジションを上げた。

ここまでの順位は、1位ライコネン、2位アロンソ、3位マッサ、4位バトン、5位ヴェッテル、6位リウッツィ、7位ブルツ、8位フィジケラ、9位ハイドフェルド、10位クルサード、ウェーバー、コヴァライネン、トゥルーリ、佐藤、バリチェロ、ロズベルグ、山本となっている。クビサ、ハミルトン、スーティル、ラルフ、デビッドソンはリタイア。

36周目 ライコネンが1分39秒465でファステストを更新。

37周目 バトンが1分39秒055でファステストを更新した。ライコネンとアロンソの差は9秒3、アロンソとマッサの差は2秒3、マッサとバトンの差は9秒4となっている。

38周目 フィジケラがバックストレートでリウッツィをオーバーテイク。6位にポジションを上げた。ライコネンがわずかにコースオフし、アロンソとの差が8秒6に縮まった。

39周目 バトンは1分38秒913で再びファステストを更新。しかし、直後にフィジケラが1分38秒900でこれを更新した。現在6位を走行しているフィジケラだが、彼はあと1回ピットストップが残っている。

41周目 ライコネンは1分39秒757でトップを走行中。7秒9後方にアロンソが続いている。8位のハイドフェルドがリウッツィにコンマ3秒差に迫っている。ここでバトンが2回目のピットイン。ソフトタイヤに交換した。

43周目 ライコネンが1分38秒880でファステストを更新。アロンソとの差は8秒5となっている。ハイドフェルドは依然としてリウッツィに迫っている。バトンは6位でコースに戻った。

45周目 5位を走行していたフィジケラがピットイン。

残り10周 1位ライコネンと2位アロンソの差は8秒1、アロンソと3位マッサの差は9秒6、マッサと4位ヴェッテルの差は19秒2となっている。

残り9周 ハイドフェルドはリウッツィの真後ろにつけてオーバーテイクを仕掛けたが、リウッツィも譲らず。

残り8周 ライコネンは1分38秒587でファステストを更新した。アロンソとの差は8秒3。コヴァライネンがウェーバーをオーバーテイクし、9位にポジションを上げた。

残り7周 アロンソは少しペースを落とし、ライコネンとの差が9秒6に開いた。

残り6周 ライコネンは1分38秒449で再びファステストを更新。アロンソはペースを戻したが、ライコネンとの差は10秒1に開いた。アロンソとマッサの差は9秒3となっている。

残り4周 ライコネンはさらにプッシュを続け、1分38秒285でファステストを更新。しかし、直後にマッサが1分37秒989でライコネンのタイムを更新した。

残り3周 6位リウッツィと7位ハイドフェルドの差はコンマ7秒となっている。その後ろでは8位のクルサードに9位のコヴァライネンがコンマ7秒に迫っている。コヴァライネンはポイントを目指してプッシュを続けている。

残り2周 マッサが1分37秒895でファステストを更新した。コヴァライネンはクルサードの真後ろまで迫っている。

残り1周 マッサが1分37秒560で再びファステストを更新。

レース終了!ライコネンがトップチェッカーを受けて今シーズン5勝目を獲得した。2位はアロンソ、3位はマッサ。マッサはファイナルラップで1分37秒454のファステストラップを記録した。
 

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大健闘のヴェッテルは4位に入り、バトンは今シーズン最高の5位を獲得。リウッツィは6位に入り、今シーズン初ポイントを獲得。7位はハイドフェルド、8位はクルサードとなった。

以下、9位コヴァライネン、10位ウェーバー、11位フィジケラ、12位ブルツ、13位トゥルーリ、14位佐藤、15位バリチェロ、16位ロズベルグ、17位山本となった。
 

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ドライバーズチャンピオンシップは、リタイアのハミルトンが107ポイントのまま、2位のアロンソは103ポイント、優勝のライコネンは100ポイントとなり、ワールドチャンピオン決定は最終戦のブラジルGPに持ち越された。
 
決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 K・ライコネン フェラーリ 1:37:58.395
2 F・アロンソ マクラーレン + 9.800
3 F・マッサ フェラーリ + 45.800
4 S・ヴェッテル トロロッソ + 53.500
5 J・バトン ホンダ + 1:08.600
6 V・リウッツィ トロロッソ + 1:13.600
7 N・ハイドフェルド BMW + 1:14.200
8 D・クルサード レッドブル + 1:20.700
9 H・コヴァライネン ルノー + 1:21.100
10 M・ウェーバー レッドブル + 1:24.600
11 G・フィジケラ ルノー + 1:26.600
12 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
13 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
15 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
16 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 2 laps
17 山本 左近 スパイカー + 3 laps
Did not finish
18 R・クビサ BMW + 23 laps
19 L・ハミルトン マクラーレン + 26 laps
20 R・シューマッハ トヨタ + 31 laps
21 A・スーティル スパイカー + 32 laps
22 A・デビッドソン スーパー アグリ + 45 laps

 

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HOMENews BlogsF1/2007race | October 7, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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