本田技研工業から、スポーツバイクにもAT車が登場するそうです。ホンダ独自ATシステム「HFT」を搭載したスポーツバイク「DN-01」を市販化する。ボタン操作でシフトチェンジが行え、スクーター感覚でスポーツモデルを楽しめる「HFT」とは?
ビックスクーター人気により、自動二輪免許もAT専用が作られましたが、この免許でスポーツバイクも運転できるようになりそうです。 現在、二輪車用ATはスクーターを中心に広く普及しているのですが、一時代まえにはスポーツバイクが全盛の時期がありました。今後より趣味性の高いスポーツモデルのバイクにも、気軽に操作できるATへの要望が高まっていと読んだホンダがいち早く、この分野にAT車を投入します。 スポーツバイクならではの乗り味を維持しつつ、足やクラッチによるシフトチェンジのわずらわしさをなくしたHFT。この画期的なATシステムを搭載し、操作の簡単さを追求したDN-01は、2005年の東京モーターショーでコンセプトモデルとして発表されていたバイクです。 これを今回、市販化が予定されているDN-01に、走行モードとして一般走行に適した「Dモード」とスポーツ走行を可能にする「Sモード」を備えているほか、ボタン操作でマニュアル走行を楽しめる「6速マニュアルモード」を搭載している。 680ccのV型2気筒エンジンを搭載し、全長は2345ミリ。スポーツバイクらしいシャープで流線的なフォルムを持ちながら、足やクラッチを使ったシフトチェンジをなくしたことで、ライディングポジションはクルーザーに近いゆったりとしたものになっている。