話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index KDDI/au >> space
space space
space
space
space
space
October 5, 2007 space
   space
space

「au買い方セレクト」はお得?なのか??

space

auが遂に禁断の販売奨励金に手をつけました。昨年ソフトバンクが開始した割賦販売に刺激されて総務省も奨励金の見直しを求めていました。これに応じてドコモも販売方法の見直しをしていると言われてましたが、auが先行して価格をアピールすることにしたようです。しかし本当にお得なのか?
 

au_select071004.jpg

space

 
 ソフトバンクの割賦販売が、利用者にも事業者にも最適な販売方法ではなくて、一部では既に破綻「〓SoftBank 月額7円で携帯が持てる「スパボ一括9800円」赤字必死!」していると言われていますが、auがはじめる「au買い方セレクト」は、ソフトバンクの割賦販売の悪い点、良い点、そして販売奨励金を組み合わせたユーザーが端末の価格と通話料金を選べるプランです。
 
 
 たしかに利用者にとっては、目先の端末価格だけみればよさそうな気がしますが、本当に何がお得なのでしょうか?総務省が言う、販売奨励金の見直しは通話料金に組み込まれて、携帯電話を換えない人が損をしている。としています。損をする人は積極的に携帯電話を使っていない人なのですから、その人をみて得をする人=積極的に国内のモバイル市場を活性化している人に悪い影響を与えることが本当に良い事なのか疑問です。


 さて、今回のauの「au買い方セレクト」ですが、簡単に言えば、『携帯電話が安く&販売奨励金(2万1千円)ありの2年契約』 のフルサポートコース『携帯電話は高いが、買ってしまえば奨励金なしだが通話料金が安い』方がいいシンプルコースかをユーザーが選択する仕組みです。
 
 
 どちらにしても、auは販売店に2万円位の販売奨励金を出すので、本当の意味での奨励金廃止ではないようですが、この奨励金を無くしてしまうと販売店は、他のキャリアを積極的に売ることになるので、auとしても一気に無くすことが出来なかったのでしょうね。販売店への奨励金も無く競れば、もっと端末の価格も高く、通話料金が安いプランもできるんでしょうか?
 
 
 このプランのポイントは?
 
 購入者の使い方次第と言ってしまえばそれまでなのですが、重要なポイントは通話料金がどうなるかに置かれていて、通話が多い人向けなんです。実はauやドコモ、ソフトバンクの収入はパケット通信とそこから派生するデジタルコンテンツやコマースの売上なので、パケット通信が安くなる訳ではないのです。
 

p_double_teigaku_light_03.gif

 
 ここを気をつけなければいけません。通話はほとんどしない携帯パケットのヘビーユーザー(若者?)は、購入代金だけをみるのではなく、月々の支払いトータルと自分の携帯電話切り替え時期を見極めてプランを選ぶ必要があります。
 
 
 現在のauのプランでも、プランSS3600円/月が、誰でも割りにすれば1800円/月になります。これにパケット定額(ダブル定額ライト)1,000円/月となり、メールなどパケット中心の使い方であれば、2800円で携帯を使えます。
 
 
 私の場合には、「au買い方セレクトシンプルコース」で大人買いするでしょう。。。最初に高額でも最新・最高の機種を買って、月は「シンプルプランS」の1050円のプランにします。パケット通信は「ダブル定額ライト」1,000円/月にして、月の支払いが2000円〜位にすれば?お徳なのか??
 
 
 新しい契約方法に変更になったので、11月11日以前は機種変更の場合7カ月以降、13カ月以降、24カ月以降という区分で販売価格が定められていのが、11月12日以降は7カ月以上使っていさえすれば「フルサポートコース」と「シンプルコース」を選べるように変わりました。これ自体は分かりやすくなって良いのですが・・・よくよく機種の価格と月額の料金を試算してみると、au推奨の「フルサポートコース」でも、な〜んにも変わらずに「従来の7カ月以降」買い替え価格並みの設定のままだったんです。
 
 
 しかも、従来の契約ならば機種変更後に、気が向いて他の機種に買い換えようが解約しようが利用者の都合でよかったのですが、今後「フルサポートコース」で端末を購入した場合は、2年未満の機種変更および解約では「解除料(最大18,900円)」なる手数料が取られるのです。料金が変わらないのに、解約手数料が取られるんですよ。。。
 
 
 そして、もうひとつの「シンプルコース」も端末価格がさらに21,000円高くなる代わりに基本使用料が安くなるハズなのに、家族割のような割引オプションは付けられない上に、専用プランではほとんど日常ではケータイを使わないか(待受けかメール専用位にしか使わない人)、逆にやたら通話料を払っていたヘビーユーザーぐらいにしかメリットが無いプランなのです。
 
 
 要するに、使えないプランになってしまったと言うのが印象でしょうか。
 
 
 あと気になるのが、「auポイント」でしょうか?
 
 このポイントを上手く使えば機種変更などに使えるので、、「au買い方セレクトフルサポート」コースならこのポイントを沢山ためることができるので、使い方次第では2年後に無料に近い価格で新しい携帯電話に機種を変えることができるかもしれません。
 
 
■「au買い方セレクト」の提供について
  〜多様化するお客様のニーズに合わせ、au電話の購入方法を選択可能に〜
 
 
 ソフトバンクモバイル、au対抗新料金「シンプルオレンジ」導入
 〜auよりそれぞれ月額200円安〜
 
 ソフトバンクモバイルは10月5日、KDDIが発表した「au買い方セレクト」のシンプルコース対抗となる新料金プラン「シンプルオレンジL」「シンプルオレンジS」を11月12日に導入すると発表した。
 
 シンプルオレンジは、同社3G携帯を新規契約あるいは機種変更などで、新スーパーボーナスを使って購入した時に申し込み可能。加入時は基本使用料および通信料から毎月一定額を割り引く「スーパーボーナス特別割引」の総額が、ホワイトプランなど従来の料金プラン利用時より最大2万880円(最大870円/月)減るものの、月額料金を抑えたプランが選べる。両プランには無料通話分は付かない。

 
 

space
HOMENews BlogsKDDI/au | October 5, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> イグ・ノーベル賞 2007年も牛のフンからバニラがぁ・・・ >> 

今年のイグ・ノーベル賞 もへぇ〜とか面白いなと関心させられました。世界にはいろんなことを考えて研究している人がいるんですね。。人を笑わせ、考えさせて科学への興味を誘う研究などに...»この話題を見る…


  Previous << 「やわらかアトム」〜鉄腕アトム と やわらか戦車 がコラボ << 

やわらかアトムですか!なるほどですね。似てると言うか似せてますが、アリな感じが何となくします。戦車の住人が住む街だったり、空を飛ぶやわから戦車にはちょっと違和感を感じますが・・... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP