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October 2, 2007 space
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F1シンガポールGP、公道サーキットにFIAより暫定許可が降りる

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シンガポールで公道F1GPが開催されるかもしれません。2008年にはスペインのバルセロナで公道レースが開催されると噂になっていますが、伝統のモナコGP以外にも、バルセロナ、そしてシンガポールで公道F1GPが開催されるのでしょうか?
 

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 シンガポールGPのオーガナイザーの発表によれば、同GPのストリートコースがF1の統括団体であるFIAに“原則として”承認されたという。これにより、工事の開始が可能となる。
 
 
 今後何ヶ月かで、FIAは一連の査察を行い、最終チェックで完全なサーキットライセンスが許可されることになる。この最終チェックは実際にレースが開催されるのと同じ週に行われ、シンガポールGPは今から1年後の2008年9月28日に予定されている。
 
 
 「何ヶ月も構想に没頭していたが、これでようやく、私たちの夢に一歩近づいた」とシンガポールGPの副チェアマンであるコリン・シン氏は語った。「しかしながら、お祝いをしている時間はない。このレースを軌道に乗せるには、全速力で前進しなくてはならない」
 
 
 5.067km のストリートコースは、14の左コーナーと10の右コーナーを持ち、アジア初のF1の公道レースとなる。これはまた、2008年のカレンダーで3つしかない左回りのコースのひとつとなる。このレースが夜に行われるかどうかはまだ決まっていないが、いずれにしても、オーガナイザーたちは、これが“カレンダーで最もドラマティックで雰囲気のあるレースのひとつ”になると確信している。このコースは、シティホールのような歴史的ランドマークや、マニラ湾に沿った近代的なビルなどの前を通り、それを縫うように走るからだ。
 
 
 「FIAがシンガポール・シティ・サーキットに原則的な承認を与えてくださったことを嬉しく思う」とシンガポール観光局の副チェアマン兼チーフ・エグゼクティブであるリム・ネオ・チャン氏が付け加えた。同氏は、F1作業委員会のチェアマンも務めている。
 
 
 「私たちの初レースへのカウントダウンが始まった。今から1年後、F1ファンの方々は、シンガポール中心部にあるユニークなストリートコースでの興奮を楽しみにすることができるだろう。世界一流のドライバーたちとそのマシンが、シンガポールの高層建築物や、伝統的な市のランドマークや並木道をスリリングなスピードで駆け抜けることになる」
 
 
 公道レースの必要に応えるために、道路の縁石や中央分離帯などの既存の設備に加えられる改修を、土地・交通局が監督し、またホームストレートとなる、新しい1.2kmの道路も、ピットの建物に沿って建設される。ピットの建物の工事はすでに始まっており、 2008年5月末までに完成する見込みだ。
 
 
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