駅や路上で吐き捨てられたガムを踏んでしまった時の怒りを覚えていますか?もちろんあなたはガムを吐き捨てるなんて自分が嫌な思いをしたのに、誰か自分以外の人ならいいや〜とか軽く思って吐き捨ててないですよね。。しかし、良いのか悪いのか?UKの科学者が、舗装道路や靴、洋服に付着しても簡単に取れるという「くっつかないチューインガム」を発明?開発?改良したそうです。
そもそもガムの粘着性はなんなんでしょう。。。 一般的なチューインガムは合成ラテックスから作られているそうですが、この合成ラテックスは耐候性に優れていて、粘着性も高く、靴にもクッツキマス(笑…寒!。 ガムの起源は中央アメリカのマヤ族が、木の樹液を煮つめたもの(チクル)を噛んでいたのが起源とされています。これが現代でもガムベースのひとつになっているそうですが、これは・・・特許とか商標権とかマヤの人々に還元されないんでしょうかね。。。 今回新開発されたチューインガムでは特殊なポリマーを合成ラテックスに加えることで、粘着性を抑えているそうなんです。。それは改良じゃないのかな?と思いますが。。。
ガムベースはチューインガムを噛んだ後に残る部分をいいます。 ●植物性樹脂 植物性樹脂は中南米、東南アジアの一帯に野生し、植物分類学上「アカテツ科」、「キョウチクトウ科」、「クワ科」、「トウダイグサ科」に属する樹木から採取される樹脂をいい、代表的なものにチクルがあります。 採取は、幹の下から頂上へV字型に溝をつけ地上1メートル位のところに容器をつけ、樹液を集めます。 この樹液を煮つめた淡褐色のかたまりがガムベースの原料となる植物性樹脂です。 ●酢酸ビニル樹脂 1912年にドイツで開発された無色透明、水に溶けない、無味無臭の樹脂です。チューインガムに使用されている酢酸ビニル樹脂は、食品衛生法の厳しい規格基準にもとづき製造されています。 この樹脂は、軟化して快い噛み心地をもつガムベースの原料となり、また安全性は、各種の試験により確認されています。 ●エステルガム 噛み心地をよくするために使用されます。各種の試験により、その安全性は確認されています。 ●ポリイソブチレン ガムベースに弾力性をだすために使用されます。共に各種の試験で安全性は確認されています。 ●炭酸カルシウム チューインガムのカルシウム強化と長くかんだ場合のだれを防止するため使用されます。
●植物性樹脂 植物性樹脂は中南米、東南アジアの一帯に野生し、植物分類学上「アカテツ科」、「キョウチクトウ科」、「クワ科」、「トウダイグサ科」に属する樹木から採取される樹脂をいい、代表的なものにチクルがあります。 採取は、幹の下から頂上へV字型に溝をつけ地上1メートル位のところに容器をつけ、樹液を集めます。 この樹液を煮つめた淡褐色のかたまりがガムベースの原料となる植物性樹脂です。
●酢酸ビニル樹脂 1912年にドイツで開発された無色透明、水に溶けない、無味無臭の樹脂です。チューインガムに使用されている酢酸ビニル樹脂は、食品衛生法の厳しい規格基準にもとづき製造されています。 この樹脂は、軟化して快い噛み心地をもつガムベースの原料となり、また安全性は、各種の試験により確認されています。
●エステルガム 噛み心地をよくするために使用されます。各種の試験により、その安全性は確認されています。
●ポリイソブチレン ガムベースに弾力性をだすために使用されます。共に各種の試験で安全性は確認されています。
●炭酸カルシウム チューインガムのカルシウム強化と長くかんだ場合のだれを防止するため使用されます。
ラテックスとは?=ゴム、ガム、グミ ゴムは、伸縮性に優れた高分子材料であり、ゴムノキの樹液(ラテックス)によって作られる天然ゴムと、人工的に合成される合成ゴムが存在する。天然ゴムがクリストファー・コロンブスによって西欧に伝えられ、グッドイヤーやダンロップなどの研究開発がゴム工業を発展させた。 英語でgum、フランス語でgomme、ドイツ語でGummi ラテックスとはゴムの樹などから採取される白色乳状の樹液をさしていたが、CRの乳化重合物の出現以来、合成高分子の水分散体も含めて"水性媒体の中に高分子物質が安定して分散してるもの"をラテックスと呼ばれるようになっている。 日本では天然ゴムラテックスを使ったフォームラバー産業が栄えたが、第二次世界大戦後は原料NRラテックスの入手難やポリウレタンフォーム化などにより衰えたものの、種々の合成ゴムラテックスの商業化、消費構造の変化などの要因で紙加工用、カーペットパッキング用、接着剤などの大きな市場が開けて現在に至ってる。 ■ ゴム - Wikipedia ■ ラテックス - Wikipedia