「ガリレオ」10月15日スタートのフジテレビ・関西系新「月9」月曜、後9・00ドラマで福山雅治x柴咲コウが主演を務める。ドラマで演じる天才物理学者の湯川学役で旭化成のCMにも出演する。眼鏡に白衣という福山のイケメン大学准教授がベールを脱ぐ。東野圭吾さん原作の『探偵ガリレオ』を題材に4年半ぶりに連続ドラマ出演を果たす福山雅治さんが、天才物理学者に扮してお届けする連続ドラマ『ガリレオ』。
4年半ぶりのドラマ主演で注目の集まる福山の姿が、放送開始の1カ月前からお目見えする。 ドラマと旭化成とのコラボレーションCMとして放送されるもので、福山は、ドラマで演じる湯川大学准教授役そのままの、白衣に眼鏡姿、独特の口調で出演。CMに登場する生徒や福山が講義をする研究室のセットもすべてドラマのままだ。 番組プロデューサーは「番組の顔である湯川が非常に魅力的なキャラになっている。番組のオンエア前にキャラを知ってもらおうと思った」と説明。福山演じる湯川は、今回のCMで一足先にベールを脱ぎ、ドラマの予告とともに視聴者への期待をあおることになっている。
東野圭吾さん原作の『探偵ガリレオ』シリーズは、累計160万部を誇る大ヒットシリーズ。中でももっともよく知られているのは、直木賞受賞作『容疑者Xの献身(第134回直木賞 受賞。文藝春秋刊)』です。 その原点ともいうべき短編小説集が『探偵ガリレオ』『予知夢』(ともに文藝春秋刊)。探偵ガリレオとは、このシリーズの主人公で、天才的な頭脳を持つ物理学者であり現役の大学准教授でもある湯川学の愛称。 警視庁捜査一課に所属する刑事で親友の草薙俊平がことあるごとに持ち込んでくる超常現象のような摩訶不思議な事件のからくりを、その明晰な頭脳で、思わぬ角度からさらりとロジカルに解析してしまう湯川に対し、刑事たちが尊敬の念を込め、“ガリレオ”と呼ぶようになったことに由来します。 頭脳明晰、スポーツ万能、すらりとした長身に抜群のファッションセンス、まさに非の打ちどころなし…なのに“変人”、という、この主人公の際だったキャラクターが、シリーズの大きな魅力となっています。
東野氏の最高傑作ともいわれる名作が、ついに映画化される。
「容疑者−」は、平成15年に単行本化された東野氏のベストセラー「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編推理小説。無償の愛のために計画した完全犯罪をめぐって天才数学者と天才物理学者との緊張感ある駆け引きを描いた内容で、同年のミステリー小説人気ランキングで3冠を獲得、第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞に輝いた。
各社のオファーが殺到する中、映画化する権利を得ることができたのは、テレビドラマから映画まで一連のプロジェクトとして映像化の提案をすることができたからと経緯を説明、「2008年のフジテレビ映画の大きな柱になることは間違いない」と期待を込める。 15日にスタートしたドラマ「ガリレオ」では、ガリレオシリーズの短編小説集「探偵ガリレオ」「予知夢」を映像化し、初回平均視聴率が関東地区で24.7%、関西地区で22.8%(ビデオリサーチ調べ)と高視聴率をマークしており、単行本もシリーズ累計280万部突破と大ヒット中。ドラマでは登場人物の設定を変えたり、新キャラクターを登場させるなど脚色しているが、「容疑者−」では、原作に基づいて天才同士の心理戦がリアルに描かれるという。
メガホンをとるのは、ドラマの演出を手掛ける同局の西谷弘氏で、映画の監督を務めるのは「県庁の星」以来2度目。主役で“変人”の天才物理学者、湯川学を福山が演じるほか、新米刑事の柴咲、草薙刑事の北村一輝(38)らドラマレギュラー陣の出演も決定。スクリーンの中でスケールアップした活躍を見せてくれそうだ。
映画は来年初旬に撮入し、来秋公開予定。 CM撮影にはドラマスタッフも参加した。CM監督は「俳優が出ているのではなく、ドラマの中に出ている湯川さんが出ている設定なので、ここでキャラクターが決まってしまう」と話し、ドラマの監督と福山を交えて深夜までキャラクター作りのため話し合いを行ったという。 昨日までなかったものをという同社コンセプトと、研究に情熱を注ぐ主人公のキャラクターが合致して実現した。CMは、ドラマ収録に先立って行われ、実際の研究室セットなどを使用。初めての芝居がCMだった福山は「決めポーズや細かい表情など、妥協なしの収録だった」という。CMは同局系で15日から放送。 福山はCMの中で、ドラマのカギになる重要な決めポーズも披露しており、30秒といえども見逃せない“予告編”となっている。
『ガリレオ』初回視聴率で24.7% 2007年度における1クール連続ドラマの初回視聴率は、4月期、7月期はいずれも20%に届かないという状況だったが、今シーズン10月期では、11日(木)放送の『医龍2』(フジテレビ系22時〜)が21.0%、15日(月)の『ガリレオ』(フジ21時)では24.7%を獲得と好調。2007年度ドラマ初回視聴率ランキングでは、2位『ガリレオ』3位『医龍2』となり、『ガリレオ』は『華麗なる一族』(27.7%)に次ぐ今年2番目の好ダッシュということになった。 月9ドラマとしては、06年4月期の『トップキャスター』以来の初回20%突破(23.1%)となり、また06年1月の『西遊記』(29.2%)以来のハイレベルなデータとなる。
月9ドラマとしては、06年4月期の『トップキャスター』以来の初回20%突破(23.1%)となり、また06年1月の『西遊記』(29.2%)以来のハイレベルなデータとなる。
『ガリレオ』2回目視聴率で新記録! 福山雅治演じる湯浅博士の「実に面白い」「さっぱりわからない」の台詞が早くも話題のドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)。初回視聴率では『華麗なる一族』(TBS系)の27.7%に次ぐ、24.7%を記録したが、第2回目の放送で『華麗なる一族』(21.8%)を上回る22.1%を記録(ビデオリサーチ調べ・関東地区)、第2回目の視聴率として今年度の最高記録を樹立したことがわかった。 ドラマ第1話の視聴率というのは、新ドラマ放送前の番組宣伝の規模によって左右されるところもある。大胆な言い方をすれば、放送内容に関わらずそのドラマの話題性が視聴率に直結するともいえ、ドラマそのものの人気度は実は第2話の視聴率にかかっているとも言われる。つまり第2話は、第1話での評判や実際の面白さ、物語の展開など、番組そのもののクオリティが反映されるという見方だ。 その点を踏まえると、今年度のドラマ人気は『ガリレオ』がかなり優勢という見方ができそうだ。なお、第2回目の視聴率としては、今回の『ガリレオ』の22.1%という数字は、06年1月期の『西遊記』(24.8%)以来の高水準。『ガリレオ』の第4話では、同ドラマ主役だった香取慎吾のゲスト出演も予定されており、さらなる注目を集めそうだ。
ドラマ第1話の視聴率というのは、新ドラマ放送前の番組宣伝の規模によって左右されるところもある。大胆な言い方をすれば、放送内容に関わらずそのドラマの話題性が視聴率に直結するともいえ、ドラマそのものの人気度は実は第2話の視聴率にかかっているとも言われる。つまり第2話は、第1話での評判や実際の面白さ、物語の展開など、番組そのもののクオリティが反映されるという見方だ。
その点を踏まえると、今年度のドラマ人気は『ガリレオ』がかなり優勢という見方ができそうだ。なお、第2回目の視聴率としては、今回の『ガリレオ』の22.1%という数字は、06年1月期の『西遊記』(24.8%)以来の高水準。『ガリレオ』の第4話では、同ドラマ主役だった香取慎吾のゲスト出演も予定されており、さらなる注目を集めそうだ。