オグシオ写真集。バドミントンのアイドルペア小椋久美子(24)、潮田玲子(23)ともに三洋電機所属が10日に発売した初のバトミントン協会公式の「オグシオ写真集」が、なんと・・・発売初日で7500部を突破する爆発的な売れ行きを見せている。リア・ディゾン写真集の初日4000部を既に超えた2人は、12日から本戦が始まるヨネックス・オープン・ジャパン(東京体育館)の会見に出席し、打倒・中国ペアを誓った。
写真集は「オグシオ公式写真集 ROAD TO BEIJING」(監修・日本バドミントン協会、3000円)というタイトルで練習風景や、会社での勤務中の姿、また練習を離れたオフの素顔など、一流アスリートとしてだけでなく、若い女性としての素顔も一冊で堪能することができる。
オグシオまさか2回戦敗退 ヨネックス・オープン・ジャパン3日目 ◇13日◇東京体育館◇女子ダブルス2回戦 女子ダブルスで、世界選手権銅メダルで世界ランク6位の小椋久美子(24)潮田玲子(23=ともに三洋電機)組が2回戦で敗れた。同50位の河貞恩、金 貞(韓国)組に第1ゲームを奪いながらまさかの逆転負け。 試合開始が2時間遅れ、調子を合わせられずに昨年と同じ2回戦負けした。男子ダブルスで世界12位の坂本修一(28)池田信太郎組(26)は同4位デンマークペアに逆転勝ちして8強入りした。 紅潮した小椋の顔が物語っていた。第1ゲームをあっさり奪った後の第2ゲーム。ミスが目立ち始めた小椋が集中して狙われた。息が上がり、ショットが何度もネットにかかる悪循環。最後は自身のレシーブが外れて格下に敗れた。 約2200人の観客が静まり返る中、小椋は「相手の粘り強いプレーに頭(思考能力)が止まってしまった」と唇をかんだ。それまでの試合がもつれ、開始が約2時間遅れた。だが、テレビ中継用コートは1つのため、待たされた。「アップの仕方がまずかった」と潮田。注目度ゆえの苦難だったが「これも1つの経験」と気丈に受け入れていた。