映画『エクスマキナ』は、士郎正宗氏の原作『アップルシード』(SF漫画)をもとにした3Dアニメーションの最新作。なんと!監督は映画『アップルシード』(04)を手掛けた荒牧伸志氏とプロデュースが映画『M:I-2』(00)や『フェイス/オフ』(97)の監督であるジョン・ウー氏といった世界に名を知られたクリエーターたちによる3Dアクション&アニメーション作品なのです。
この映画の製作を知らなかったので、つい「ベクシル-2077日本鎖国」を期待してしまいましたが、公開後の評判がよろしくなくて、困っていたんですが良かった。。早く見たいです。 『MI3』などのドラマティックなアクション演出で、いまやハリウッドを代表する映画監督のひとりとなったジョン・ウー。オリジナリティ溢れる近未来設定と壮大な世界観で、海外にも根強いファンを持つSF漫画家・士郎正宗。その士郎原作の映画『APPLE SEED』(2004年公開)で3Dアニメーションに独自の映像表現を開拓し、海外でもその実力を高く評価されたアニメーション監督・荒牧伸志。世界にその才能を知らしめた3人のクリエイターたちがここに結集、映画界に新たな映像革命を引き起こす。
西暦2133年、非核大戦によって、平和と秩序は崩壊した。人類はその半数が死滅、多くの人びとはサイボーグとして再生した。2135年、停戦と共に中立都市《オリュンポス》が生まれ、世界でおこる紛争の調停にあたった。 世界の調和にして秩序――《オリュンポス》には、ヒトとサイボーグ、そして、ヒトの遺伝子で造られ、怒りや憎しみを抑制された種族、バイオロイドが共存していた。 2138 年――。デュナンとブリアレオスは、《オリュンポス》の治安を守る特殊部隊・E.S.W.A.T.に所属する戦士。戦闘時もパートナーとして強い信頼で結ばれたふたりは、恋人同士でもあった。大戦で負傷したブリアレオスの肉体がマシンボディになっても、デュナンの愛は変わらず彼に向けられていた。 しかし、新たなミッションがふたりに悲劇を招く。西ヨーロッパ某国で起きたテロリストによる政府高官襲撃事件で、自爆しようとしたテロリストからデュナンをかばったブリアレオスは、爆破に巻き込まれて瀕死の重傷を負い、生死の境をさまよう。 不安をかかえたまま、新たなミッションに参加したデュナンは、新メンバーとパートナーを組むことになる。その男――テレウスは、ヒトの遺伝子をもとに造られたバイオロイドであり、生身の人間だった頃のブリアレオスと同じ顏と肉体を持っていた。 一方、サイボーグ集団によるテロ事件は世界各所で続いていた。犯人たちは、異常電波によって誰かに操られていた疑いがあった。 見えざる犯人の影は、やがて世界を覆う脅威へと拡大していく――。 その時、人類に残された希望とはなにか!? デュナン、ブリアレオス、そしてテレウスが命を賭して守るべきものとはなにか!?