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September 6, 2007 space
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2007年の空気清浄機 トレンドを探る!

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2007年の空気清浄機の新製品が続々と発表になりました。室内での空気清浄機の需要の多い年末に向けて各社一斉に新機能を搭載してきました。2005年は除菌、そして2006年には空気清浄機+加湿器の機能はより高度になり、今年のトレンドはどうなるのでしょうか? 
 
 
 何年も空気清浄機を使ってきて、3年前に、シャープの空気清浄機、そして一昨年春に、富士通ジェネラルの脱臭機、昨年末には、シャープの加湿空気清浄機を導入と毎年のように新製品を購入しては各部屋に配置してきましたが、その機能も見る限り多様化しながらも確実に進化しているのが判ります。昨年度の加湿機能の追加は大きな転換点でした。
 
 昨年末に導入したシャープの加湿空気清浄機では、寝室に設置しましたが深夜寝静まった部屋での音が思いの外大きく、カポカポと水を汲み上げる音が気になっています。今年はこの加湿機能を付けたことによる音の問題などが改善されている事を望みます。
 

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東芝、ピコサイズのイオンで加湿する加湿空気清浄機
 
ffs00.jpg 東芝は、単純な加湿機能だけではなく、ナショナルのナノイーや三洋の「virus washer(ウイルスウォッシャー)」に対抗して、除菌ピコレベルの微細なイオンを放出して除菌する「Picode除菌」を搭載した加湿空気清浄機「CAG-KG5」を、9月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。
 
 
 東芝独自の「Picode除菌」機能を搭載した、1時間当たりの加湿能力が600mlの空気清浄機。Picode除菌は、ナノメートル(1nm は0.000001mm)の1/1,000となるピコメートル(pm)サイズの微細なイオンを放出する機能。布の奥までイオンを浸透させ、染み付いたニオイを脱臭するほか、部屋内に漂う雑菌も抑制する効果がある。
 
 
 
 

三洋、「virus washer」搭載の新型空気清浄機
 
 三洋では、「virus washer(ウイルスウォッシャー)」機能を搭載した空気清浄機「mistream(ミストリーム) ABC-VW251/241」、9月1日より発売を開始する。
 
060828a-02a.jpg

 
 空気清浄機「mistream」
 
 virus washerは、水道水を電気分解して、高い除菌効果を持つ「OHラジカル」「次亜塩素酸」という活性酸素種を含む電解水を生成する、同社独自の機能。活性酸素種が雑菌やウイルスに接触することで、これらの活動を抑える効果がある。今回新発売となる空気清浄機・加湿器・加湿ファンヒーターには、全機種に搭載されており、室内の菌やウイルス、ニオイなどを分解する。

 空気清浄機「ABC-VW251」は、電解水のミストの最大発生量を、従来機種の約4倍となる毎時80mlに強化したのが特徴。これにより、除菌・脱臭スピードを従来よりも約3倍早めている。
 


 
日立、従来比1.6倍の加湿能力を備えた空気清浄機
 
ksjk_02.jpg 日立は、従来製品から加湿量を1.6倍増やし、毎時600mlの加湿能力を備えた空気清浄機「クリエア EP-BV60」を、9月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。

 同社の空気清浄機「クリエア」シリーズの最新機種。新機能として、本体の風路内に「モード切り替えシャッター」を搭載したのが特徴。これは、加湿モード時にはシャッターを閉じて、気化フィルターに効率よく空気を送り込むというもの。気化フィルターは、有効表面積を従来製品から2倍に広げた「高性能気化フィルター」を採用しており、より効率的に水を気化できるという。

 これにより、加湿量が増加。従来機種の「EP-AV500」では、1時間当たりの加湿量は380mlだったが、本製品ではこの約1.6倍となる毎時600mlの加湿が可能になった。部屋に適度な潤いを与えて、のどや肌を快適な状態に保てるという。
 
 
 
 


 三菱、すべてのフィルターが交換不要な加湿空気清浄機
 
mks1.jpg 三菱電機株式会社は集塵/脱臭/加湿のすべてのフィルターの交換が不要な加湿空気清浄機「ラクリアエア MA-517DK」を9月中旬に発売する。希望小売価格は69,300円。

 集塵/脱臭/加湿それぞれに、新開発のフィルターを搭載した。従来の集塵フィルターは微弱な電流を帯電し、静電気でホコリを吸い寄せる仕組みを採用していた。そのため、水洗いすると帯電機能が落ちてしまうため、数年ごとに交換する必要があった。MA-517DKでは、表面に撥水剤を塗った「抗アレル除菌高性能フィルター」を採用。1年ごとに水洗いすれば、交換は不要という。

 加湿空気清浄機では、水に浸したフィルターに空気を通して加湿している。従来、この加湿フィルターが水道水の成分による水アカで、目詰まりするため、定期的な交換が必要だった。MA-517DKでは、水を吸い込むフィルターではなく、円盤状のディスクの表面に水の膜を作り、そこに空気を当てることで加湿する仕組みを採用。

 また、水アカはタンク内の水のカルキ濃度が上がることでも析出するが、これを防ぐため、濃度の高い水を回収し、捨てられる仕組みを設けた。回収タンクは給水タンクと一体となっており、給水時に高濃度のカルキ水も捨てられるようになっている。これらの仕組みにより、水アカの付着を防ぎ、交換だけでなく、掃除の手間も省けるという。
 


 
 ナショナル、ナノイーイオン搭載の加湿機能付空気清浄機
 
uruoi_a3.jpg ナショナル(松下電器産業株式会社)は、ナノイーイオン機能を搭載した加湿空気清浄機「うるおいエアーリッチ F-VXC30」を9月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後。
 
 加湿機能を搭載した「うるおいエアーリッチ」シリーズの製品として、はじめてナノイーイオン発生機能を採用した。ナノイーイオンは、プラズマ放電により生成したOHラジカルを水分子でくるんで放出し、室内のウイルスや菌類、アレル物質を抑制する機能。空気中に含まれる水分を結露させ、水を供給するため、イオン機能専用の水タンクなどが必要ない点が特徴。加湿機能の立ち上がりを早めるほか、体感湿度を上げる効果もあるという。

 加湿方式はハイブリッド方式。同社の加湿専用機と同じく、水車形のフィルターに風を通して加湿する。水タンクには新開発の素材を用いた除菌ユニットを搭載。水タンク内のぬめりや雑菌の繁殖を防ぐ効果がある。
 
 
 


 
 シャープ、吸塵速度2倍の加湿空気清浄機
 
 シャープ株式会社は、従来製品の2倍の速さで空気中のアレル物質やハウスダストを除去する機構を採用した加湿空気清浄機「除菌イオン搭載加湿空気清浄機 KC-C150」を、9月12日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。
 
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shrp_e03.jpg スピーディーな空気清浄をテーマとした、1時間当たり760mlの加湿能力を持つ加湿空気清浄機。
 
同社の調べによると、空気清浄機の購入を検討している人の中では、ハウスダスト、生活臭、花粉に対する効果を求める声が多かったという。
 
これらの対策としては、定期的な換気や掃除機がけ、拭き掃除が必要とされるが、「時間がない、手間がかかる、長続きしない」といった理由で実施されていないケースが多かった。
 
加湿は、室内の湿度に合わせて加湿フィルターを回転し、タンク内から汲み上げた水で加湿するローター方式を採用。回転することでフィルター全体に水がムラなく行き渡り、従来のダンパー方式よりも加湿性能が持続するため、フィルターの寿命は、従来製品の2倍となる2年となった。
 
また、加湿運転をしない場合は、フィルターは水に浸からない位置で固定されるため、乾燥状態を保って、いつまでも清潔に使えるという。

 
 

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HOMENews BlogsHousehold | September 6, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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