食洗機 食器洗い乾燥機がキッチン家電購入後の満足度トップ

　
　「購入後、生活に大きな変化があったと思われる製品」
　
食器洗い乾燥機(16.4%)がトップとなっている。その理由として「食後の片付け時間が短縮し、団らんの時間が増えた」との内容が大半を占めたという。このほか、「手荒れがなくなった」「節水できた」「仕上がりがきれい」などが挙げられている。導入に際してのハードルが高く、実際に購入を決めるまでの検討項目（キッチンの広さや水周り）などが影響して、普及が進まない製品なのも事実でしょう。しかし導入後の満足度が高いことからも今後はこのジャンルの製品が増えることが予想されます。
　

　
しかし別の会社インフォプラント調査では、女性の4割超が「ドラム洗濯乾燥機が欲しい」とも回答しています。どっちがほしいのか？ではなくて、欲しいのは「ドラム洗濯乾燥機」で購入後に生活の変化を好感として感じられる製品が「食器洗い乾燥機」なのでしょう。確かに洗濯乾燥機はドラム式ではなくとも今は家庭に必ずあるものですから、買い替え需要として「ドラム式洗濯乾燥機」が候補に上がるのは理解できます。
　
　
次に、生活レベルの向上に役立ったと感じる製品の2位は冷蔵庫(16%)だったようです。
　

　
この調査報告では、買い換えサイクルが長いため、新しく買った製品に対する満足度が高いことをその理由に挙げていますが、最近特に機能として便利・人気なのがあると年中活用できる「自動製氷」でしょう。この自動製氷の便利さは想像以上です。冷蔵室内の「給水タンク」に水を入れておくと、その下の製氷室に水が送られる仕組みになっており、定期的に検知レバーが氷の量を調べて、いっぱいだと製氷を中止します。
　
　確かに最新の冷蔵庫は、冷却能力や収容量、電気代など毎年のように機能も能力も向上している。家電の王道なのです。回答には「買いだめができるようになった」という、容積率の向上に対してのコメントが多かったという。
　

　
3位以下は電子レンジ・オーブンレンジ(11.5%)、IHクッキングヒーター(6.8%)、炊飯器(6%)、ホームベーカリー(4.7%)と続くなど、家電は生活の多様性を表すように、家庭の食生活に直接影響を与える製品が多く、その多くが満足度の向上を実感できるレベルに達しているようです。
　
　
また、購入の際に重視する項目を聞く設問では、冷蔵庫と食洗機では「サイズ」と答えた人がもっとも多かった。そのほかの製品では「機能の充実性」「価格」が上位を占めており、冷蔵庫と食洗機については、特に設置性が大きい要素であることがわかる。なお、「消費電力」については冷蔵庫を除き、いずれも低い数値にとどまっている。
　
　
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