ニコン「D3」は新開発の「FXフォーマット」(撮像サイズ36.0ミリ×23.9ミリ)を採用した有効1210万画素の大型CMOSセンサーを搭載。「FXフォーマット」では1秒あたり9コマ、「DXフォーマット」(撮像サイズ24ミリ×16ミリ)では1秒あたり11コマの高速連続撮影ができる。ISO6400の高感度でもノイズが少なく、最高ISO25600相当までの増感が可能。価格は58万円前後の想定で、月産8000台を予定している。
ニコンでは、開発の背景として、「報道やスポーツ、コマーシャル撮影などのプロフェッショナルユーザーを中心に「常用撮影での高感度化」、「さらなる高画素数、高精細化」、「より広いダイナミックレンジ」など、デジタル一眼レフカメラの総合的な画質性能の向上を望む声を多数お寄せいただくようになってきました。また、「フィルムカメラで慣れ親しんできた焦点距離と画角の関係を、デジタル一眼レフカメラでも感覚的に使いたい」との根強いご要望もいただいていました。」と話している。 このような要望に応えるために、ニコン独自で新たに35mmフィルムの画面サイズ36×24mmに準じた自社開発大型CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「D3」を開発・発売する。