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August 5, 2007 space
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F1 第11戦 ハンガリーGP 公式予選:ポールはアロンソ、マクラーレンが1列目独占

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2007年F1世界選手権第11戦ハンガリーGPは、いよいよ公式予選Q3が開始される。セッション開始直前のコンディションは、気温26℃、路面温度33℃、湿度28%で、路面温度が若干上がった他は、Q1開始時とほぼ同じコンディションとなっている。
 

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公式予選:ポールはアロンソ、マクラーレンが1列目独占した。トヨタは予選で大成功を収め、ラルフ・シューマッハが6位、ヤルノ・トゥルーリが9位となって、今シーズンこれまでの最高の結果を手に入れた。チームは明日のハンガリーGPを楽しみにしている。
 
 
ホンダ 惨憺たる予選結果ホンダは今日のブダペストで行われた予選で苦戦を強いられ、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロがそれぞれ17位と18位で予選を終えた。RA107は速さに欠け、これにより2人のドライバーはQ2に進むことができなかった。
 

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公式予選Q1:ハミルトンがトップ、ホンダの2台が脱落
 
 2007年F1世界選手権第11戦ハンガリーGPは、いよいよ公式予選Q1が開始される。セッション開始直前のコンディションは、気温26℃、路面温度32℃、湿度28%、ドライとなっている。
 

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午前中に行われたフリー走行では、ソフトタイヤ、スーパーソフトタイヤでタイム差が見られなかったチームが多くあり、予選での各チームのタイヤ選択が注目される。また、スパイカーの山本左近、トロロッソのセバスチャン・ヴェッテルは、それぞれ新チームでの初の予選となる。

現地時間午後2時、ピットレーンのシグナルがグリーンに変わり、まず最初に出て行ったのはスーティル、リウッツィ、ハイドフェルドの3台。山本と佐藤もそれに加わる。

開始3分、スーティルが1分24秒479で最初のターゲットタイムを出す。すぐにリウッツィがこれを1分23秒576で上回る。

開始3分20秒、佐藤が1分22秒438でトップタイム。山本はチームメイトのスーティルから0.6秒遅れの4番手。

開始5分、ブルツが1分21秒603でトップ。続いてトゥルーリが1分21秒442でそれを上回ってトップ。

開始4分40秒、トヨタのシューマッハが1分21秒183でトップ、2番手にはロズベルグがつけている。ロズベルグはスーパーソフトタイヤを履いている。ヴェッテルはチームメイトのリウッツィを上回っている。

開始6分15秒、コヴァライネンが1分21秒096でトップ。

開始7分45秒、ウェーバーがソフトタイヤで1分21秒343で4番手。

開始8分35秒、ハミルトンが1分19秒570でトップタイム。2番手のコヴァライネンを1.5秒も上回っている。これはソフトタイヤでのタイム。

開始9分、ハイドフェルドが2番手に飛び込む。タイムは1分20秒751。

開始10分、マッサがスーパーソフトでアタックし、1分20秒408で2番手。ハミルトンを上回るはできていない。続いてアロンソがスーパーソフトで1分20秒425の3番手。ライコネンは1分20秒900で5番手につけているが、こちらはソフトタイヤ。

なお、現在スーパーアグリはデビッドソンがスーパーソフトで13番手、佐藤がソフトで19番手となっている。ドライバーによってタイヤをわけて、両タイヤの比較をしているチームがある模様。

ここでチェッカーフラッグ。

佐藤は最後にアタックをするも17番手でQ1脱落が確定。スーパーソフトでのアタックだったが、最終コーナーでコースアウトした模様。バトンはスーパーソフトで16番手に滑り込む。ヴェッテルもスーパーソフトで最後のアタックを行い、20番手。リウッツィが最後に16番手に滑り込んだため、バトンは17位に落ちた。

上位では、コヴァライネンが1分20秒285で2番手に浮上、3番手にはクビサがつけている。

ここで予選Q1が終了。結果は、1位ハミルトン、2位コヴァライネン、3位クビサ、4位マッサ、5位アロンソ、6位ライコネン、7位シューマッハ、8位トゥルーリ、9位ロズベルグ、10位ハイドフェルド、11位ウェーバー、12位デビッドソン、13位ブルツ、14位クルサード、15位フィジケラ、16位リウッツィとなり、ここまでがQ2進出。

Q1で脱落となったのは、山本、スーティル、ヴェッテル、佐藤、バリチェロ、バトンの6人となった。

公式予選Q2は間もなく開始される。

公式予選Q2:マッサがまさかのQ2落ち!!
 
 2007年F1世界選手権第11戦ハンガリーGPは、これから公式予選Q2が開始される。セッション開始直前のコンディションは、気温26℃、路面温度36℃、湿度28%で、路面温度が若干上がった他は、Q1開始時とほぼ同じコンディションとなっている。
 

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ピットレーンのシグナルがグリーンに変わったが、すぐに出て行くクルマはない。これも、最近のQ2ではおなじみの光景となった。

Q3進出をかけて、最も激しいタイムアタックが行われるこのQ2では、さらに各チームのタイヤ選択、コースに出て行くタイミングなどが注目される。

なお、ここで入った情報によると、Q1の最後にアウトラップ中のフィジケラがアタック中の山本を抑えるように走っていたが、この件は予選後に審議対象となることが決まった。

開始2分40秒、ブルツとリウッツィがコースイン。ブルツはスーパーソフト、リウッツィはソフトタイヤを履いているのが確認できている。

開始3分、デビッドソンがスーパーソフトでコースイン。

開始4分40秒、ブルツが1分20秒865のターゲットタイムを出す。

開始5分30秒、リウッツィが1分21秒993で2番手。

開始6分20秒、デビッドソンが1分21秒127で2番手。続いてラルフが1分20秒553でトップ。スーパーソフト。

開始6分40秒、トゥルーリが1分19秒951でトップタイム。

開始7分25秒、ハミルトンが1分19秒301でトップタイム。続いてマッサが1分21秒021でなんと11番手。最終コーナーでふらついていたことが原因か。一方のライコネンは1分20秒107で3番手に入っている。

残り5分、アロンソがスーパーソフトで1分19秒661の2番手タイム。続いてハイドフェルドが10番手。

残り4分30秒、マッサがピットレーンを出たところでストップしている映像が飛び込んでくる。スーパーソフトタイヤを履いて最後のアタックに出て行くところだったが、慌ててメカニックが駆け寄り、クルマをガレージに戻す。

残り2分45秒、マッサがガレージ前でエンジンをかけ直し、タイヤ交換やクルマの修理などはせずにそのままコースへ出て行く。マッサは現在14番手なので、この1回でタイムを出さなければならない。

残り2分、現在12番手のクビサがソフトタイヤでコースへ。このほか、5位のロズベルグ以下全員がコースに出ている。

残り30秒、マッサのアタックがオンボードで流れているが、Q3に進出できるタイムぎりぎりのアタックとなっている。結局タイムを伸ばすことができず、14位のままでQ2脱落が確定した。

ここでチェッカーフラッグ。

各車最後のアタックを続けるが、Q1で2番手だったコヴァライネンが12位でQ2通過ならず。ハイドフェルドが6番手に飛び込む。

ここで公式予選Q2が終了。

1位ハミルトン、2位アロンソ、3位トゥルーリ、4位ライコネン、5位ロズベルグ、6位ハイドフェルド、7位ウェーバー、8位シューマッハ、9位フィジケラ、10位クビサとなり、ここまでがQ3進出。

Q2で脱落となったのは、リウッツィ、デビッドソン、マッサ、ブルツ、コヴァライネン、クルサードの6台。

マッサがここで脱落したことは、フェラーリのチャンピオンシップにとって大きな痛手となる可能性が高い。

公式予選Q3は間もなく開始される。
 
 
ハンガリーGP 公式予選:ポールはアロンソ、マクラーレンが1列目独占
 
ピットレーン出口に、ハミルトン、アロンソ、ライコネンという順でクルマが並ぶ。他のクルマの続々とその後ろにつけている。
 

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シグナルがグリーンに変わり、ハミルトン、アロンソ、ライコネン、ウェーバー、フィジケラという順でコースへ出て行く。フィジケラとロズベルグがスーパーソフトを履いてバーンアウトラップを行っているが、他のクルマはソフトタイヤを使っている模様。

開始3分、1周を終えたところでの各車のタイムが出る。トップはハイドフェルドで1分21秒822、ハミルトンが1分22秒058で2番手。まずまずのペースでのバーンアウトとなっている。
 

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開始6分10秒、まずはラルフとトゥルーリがピットイン。立て続けにタイヤ交換を行い、ソフトタイヤでコースへ戻る。

開始7分5秒、アロンソがピットへ。ライコネンも同時にピットイン。ライコネンはスーパーソフト、アロンソはしばらくピットに留まり、コース上の空間を狙ってコースへ戻る。タイヤはソフトタイヤである。この間に、他の多くのチームも1回目のタイヤ交換を済ませている。

開始8分40秒、ハミルトンがピットイン。こちらはスーパーソフトでコースへ戻る。

開始9分20秒、トゥルーリが1分21秒796でトップタイム。ラルフは3番手。

開始10分20秒、ライコネンが1分20秒930でトップタイム。続いてロズベルグが2番手。

開始10分50秒、ハイドフェルドが1分20秒922でトップタイム。燃料搭載量が気になるところである。

開始11分20秒、アロンソが1分20秒133とハイドフェルドに大きく差をつけてトップ。

残り3分15秒、ハミルトンが1分19秒781でアロンソを上回ってトップに立つ。アロンソに0.25秒の差をつけている。

残り2分30秒、ハイドフェルドがタイヤ交換。またソフトタイヤで出て行く。

残り2分、アロンソが2回目のタイヤ交換。新品のソフトタイヤを装着したが、最後の最後まで迷っている模様。後ろにはハミルトンが並んで待っている。

残り1分30秒、ハミルトンが新しいスーパーソフトを履いてコースへ。残り時間が少なく、チェッカーフラッグまでにコントロールラインを通過できるかが微妙なところ。アロンソがピット上でタイヤを最後まで迷ったのは、ハミルトンに対する時間稼ぎか?

ここでチェッカーフラッグ。

ハミルトンは、結局時間内にコントロールラインを通過することができなかった。

一方のアロンソは最後のアタックを行い、1分19秒674でハミルトンを0.1秒上回って最後の最後でトップタイム。チームメイトのハミルトンからポールポジションを奪い去った格好だ。
 

公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 F・アロンソ マクラーレン 1:19.674
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:19.781
3 N・ハイドフェルド BMW 1:20.259
4 K・ライコネン フェラーリ 1:20.410
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:20.632
6 R・シューマッハ トヨタ 1:20.714
7 R・クビサ BMW 1:20.876
8 G・フィジケラ ルノー 1:21.079
9 J・トゥルーリ トヨタ 1:21.206
10 M・ウェーバー レッドブル 1:21.256
11 D・クルサード レッドブル 1:20.718
12 H・コヴァライネン ルノー 1:20.779
13 A・ブルツ ウィリアムズ 1:20.865
14 F・マッサ フェラーリ 1:21.021
15 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:21.127
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:21.993
17 J・バトン ホンダ 1:21.737
18 R・バリチェロ ホンダ 1:21.877
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:22.143
20 S・ヴェッテル トロロッソ 1:22.177
21 A・スーティル スパイカー 1:22.737
22 山本 左近 スパイカー 1:23.774

 
予選最終セッションの結果、ポールポジションはアロンソ、2位ハミルトン、3位ハイドフェルド、4位ライコネン、5位ロズベルグ、6位シューマッハ、7位クビサ、8位フィジケラ、9位トゥルーリ、10位ウェーバーとなった。

マクラーレンはフロントローを独占したものの、ハミルトンがチェッカーフラッグに間に合わなかった瞬間にロン・デニスが怒りの余りヘッドフォンを投げつける場面などもあり、チームとしては後味の悪い結末となった。

ハンガリーGP決勝レースは、日本時間の日曜日午後9時にフォーメーションラップスタートとなる。
 
 

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HOMENews BlogsF1/2007race | August 5, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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