ドリアン は、「果実の王様」として名高果物ですが、いかんせん・・・その匂いが強烈なことから、味よりも匂いが嫌いな人も多い果物です。しかし、この問題点を解消して、果物の王様を味わってもらおうと、タイ農業研究当局の研究者が、強いにおいで有名な果物「ドリアン」の無臭化に取り組んでいるそうです。
ドリアンの味は、チーズケーキに似ていると思っているのですが、この味に関しては諸説あり、周りからは、チーズケーキではなくチーズだろうと否決されています。なんとも言えない味と香?匂いで、最初は、冷やさずに食べて、「冷やしたほうが、食べやすい」という説あり、冷やして食べてみると確かに冷やした方が格段に食べやすくなります。
タイの研究者は「ドリアン農園で生まれた自分にこの果物は特別なもの。ただ、においで敬遠されている。より多くの人にドリアンの味を楽しんで欲しい」と語った。 カンボジアとの国境付近の農園での過去30年にわたる交配や試験を経て、においが極めてマイルドな「チャンタブリ1号」というドリアンの品種がこれまでに開発されている。来年の商業生産を目指し、現在は農家に配布するために同品種の苗木を育てている最中だという。 アジア各地のホテルや航空会社、公共輸送機関の多くで持ち込みが禁止されているドリアンだが、無臭化に成功すれば新たに多くの消費者を獲得できるとの見方が背景にある。 一方、ドリアン愛好家らは、強烈なにおいもドリアンを食べる喜びの一部だと指摘。ベトナム・ハノイの女性(34)は「においがなければドリアンに興味はないし、加工食品を食べるのと同じようなもの。強いにおいで他の人が食べられないものを食べることに誇りを持っている」と述べた。
おいしい。けど臭〜い。 パンヤ科ドリアン属の常緑高木。 マレー半島、東インド諸島原産といわれ、高さ30メートルに達する。葉は革質、長楕円(だえん)形で長さ約15センチ、幅約5センチ、基部は丸く、先端はとがる。 葉表は暗褐色。幹や大枝から短い花序を直接出し、白または淡黄色の五弁花を数個開く。果実は球形または卵形で径15~20センチ、長さ15~25センチ、褐色で表面に堅い錐(きり)状突起が密にある。 果皮は厚く、果内は五室からなり、各室は数個の淡黄色の肉塊で満たされる。各肉塊は狭長楕円形で灰褐色の種子が2、3個ある。果肉を食用とする。 肉質は生クリームに似て、かすかにデンプン質を感じ、甘味が強い。独特の匂いがある。しかし、味のよさから熱帯産果実の王様といわれ、生食のほかアイスクリームやジャムなどに用いる。
パンヤ科ドリアン属の常緑高木。 マレー半島、東インド諸島原産といわれ、高さ30メートルに達する。葉は革質、長楕円(だえん)形で長さ約15センチ、幅約5センチ、基部は丸く、先端はとがる。 葉表は暗褐色。幹や大枝から短い花序を直接出し、白または淡黄色の五弁花を数個開く。果実は球形または卵形で径15~20センチ、長さ15~25センチ、褐色で表面に堅い錐(きり)状突起が密にある。 果皮は厚く、果内は五室からなり、各室は数個の淡黄色の肉塊で満たされる。各肉塊は狭長楕円形で灰褐色の種子が2、3個ある。果肉を食用とする。 肉質は生クリームに似て、かすかにデンプン質を感じ、甘味が強い。独特の匂いがある。しかし、味のよさから熱帯産果実の王様といわれ、生食のほかアイスクリームやジャムなどに用いる。