フォーメーションラップの前に、トラブルを抱えたスーティルがクルマを降りている。
現地時間14時、スーティルを除く21台のクルマがフォーメーションラップへ向かった。ほとんどのクルマがハードタイヤを履いているが、アロンソはソフトタイヤを選んだ。スーティルはスペアカーに乗り換えてピットスタートとなった。
21台のマシンがグリッドに着き、レーススタート!
ライコネンが素晴らしいスタートを切ってハミルトンの前に出る!コヴァライネンとトゥルーリが接触し、マシンの破片が飛んだ。アロンソは接触事故を避けて8位にポジションアップ。リウッツィとデビッドソンが接触し、デビッドソンはピットに入り、リウッツィはリタイアとなった。
1周目を終えた時点での順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位ハミルトン、4位クビサ、5位フィジケラ、6位ハイドフェルド、7位ロズベルグ、8位アロンソ、9位バトン、10位バリチェロ、11位ラルフ、12位ウェーバー、13位クルサード、14位スピード、15位ブルツ、16位佐藤、17位アルバース、18位スーティルとなっている。コヴァライネン、トゥルーリ、デビッドソンはピットに入っている。
2周目 デビッドソンとトゥルーリはリタイアとなった。コヴァライネンはコースに復帰している。
4周目 7位となったアロンソが前をいくハイドフェルドに襲いかかる。両者の差はコンマ4秒だ。アロンソの後ろにはコンマ8秒差でロズベルグがついている。
5周目 トップのマッサは1分16秒989で走行中。2位のライコネンとの差は2秒6、ライコネンとハミルトンの差はコンマ8秒だ。
7周目 アロンソは依然としてハイドフェルドの後ろにつけている。アロンソとトップのマッサとの差は17秒だ。
9周目 マッサは1分16秒745、ライコネンは1分16秒769、ハミルトンは1分16秒807のタイムで走行している。マッサとライコネンの差は3秒6に開いた。
12周目 マッサは1分16秒398のファステストラップを記録。後方では13位クルサードの後ろにコンマ5秒差でブルツが、その後ろには佐藤が続いている。
13周目 11位のラルフが10位のバリチェロの後ろにつけている。バリチェロはペースが上がらない様子で、前を行くバトンと11秒の差が開いている。
15周目 マッサが1分16秒229でファステストを更新。順調に飛ばしており、ライコネンとの差は4秒6となっている。ピットではマクラーレンがピットストップの準備をしている。
16周目 ハミルトンがピットイン。ハードタイヤに交換した。続いてアロンソもピットに入り、ハードタイヤに交換した。アロンソは22周分の燃料を積んだ模様。
17周目 7位でコースに戻ったハミルトンは、6位のロズベルグをコンマ4秒差で追いかけている。
18周目 佐藤がピットイン。
19周目 マッサがピットイン。ハードタイヤに交換し、8秒4の作業でコースに戻った。クビサとフィジケラもピットに入っている。
20周目 ライコネンが1分16秒207のファステストラップを記録した。ロズベルグがピットインし、ハードタイヤに交換した。
21周目 8位のアロンソが7位のフィジケラに襲いかかる。再三オーバーテイクを仕掛けるが、フィジケラも譲らず。ライコネンがピットインし、ハードタイヤに交換した。ハイドフェルドもピットに入った。
22周目 アロンソがフィジケラをオーバーテイクした。ライコネンはマッサの後ろでコースに戻り、両者は2秒差となっている。
24周目 上位陣の順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位ハミルトン、4位クビサ、5位バトン、6位ハイドフェルド、7位アロンソ、8位フィジケラ、9位ロズベルグ、10位バリチェロとなっている。ホンダの2人はまだピットに入っていないが、それ以外は1回目のピットストップを終えている。
26周目 コース上で接戦となっているのは、6位ハイドフェルドと7位アロンソがコンマ5秒差、10位バリチェロと11位ラルフの差がコンマ5秒、13位クルサードと14位ブルツの差がコンマ
27周目 コヴァライネンがピットイン。
28周目 ラルフがピットイン。ブルツとスーティルもピットに入った。
29周目 マッサとライコネンは2秒差で走行し続けている。3位ハミルトンとライコネンの差は8秒7となっている。ピットストップを終えたばかりのアルバースがコースサイドにクルマを止めてリタイアとなった。アルバースはピットストップの際に、クルーのミスで給油が終わる前にロリポップが上がってしまい、給油ホースをつけたままピットレーンを走行していた。
30周目 ウェーバーとスピードがピットイン。
32周目 アロンソは何度もハイドフェルドにオーバーテイクを仕掛けるが、ハイドフェルドも譲らず。バトンがピットインし、ハードタイヤに交換した。1ストップではないようだ。クルサードもピットに入っている。
33周目 高速シケインでアロンソがインサイドからハイドフェルドをオーバーテイク!ハイドフェルドはたまらずコースオフした。ここでバリチェロがピットイン。
34周目 マッサとライコネンの差が1秒2に縮まった。5位にポジションを上げたアロンソは、1分16秒台にペースアップした。
35周目 周回遅れを抜いていく上位陣のそれぞれの差は、マッサとライコネンが1秒2、ライコネンとハミルトンが6秒1、ハミルトンとクビサが21秒3、クビサとアロンソが7秒の差となっている。
37周目 ハミルトンがピットイン。再びハードタイヤに交換した。まだソフトタイヤを使っていないことから、ハミルトンは3ストップ作戦と思われる。アロンソもピットインし、バトンの後ろ9位でコースに戻った。
39周目 マッサとライコネンの差は2秒4に広がった。ここでリアをスライドさせてコースオフしたアロンソの映像が飛び込む。
40周目 ここまでの順位は、1位マッサ、2位ライコネン、3位ハミルトン、4位クビサ、5位ハイドフェルド、6位フィジケラ、7位ロズベルグ、8位バトン、9位アロンソ、10位ラルフ、11位バリチェロ、12位ウェーバー、13位クルサード、14位ブルツ、15位スピード、16位佐藤、17位コヴァライネン、18位スーティルとなっている。
42周目 マッサが1分16秒099のファステストラップを記録した。
43周目 マッサがピットイン。新品のソフトタイヤに交換した。
45周目 クビサがピットイン。ソフトタイヤに交換し、7秒8で作業を終えた。
46周目 ライコネンピットイン。ソフトタイヤに交換し、7秒8で作業を終えてピットを出る。メインストレートからマッサが迫ってくるが、ライコネンにはおよばず。ライコネンがマッサを交わしてトップに立った!
47周目 ハイドフェルドがピットイン。5位のバトンが快調なペースで飛ばしており、1分16秒907のタイムで自己ベストを更新している。今季初ポイント獲得が期待される。
49周目 トップのライコネンと2位のマッサとの差は2秒1となっている。マッサとハミルトンの差は4秒7。
50周目 フィジケラとバトンがピットイン。2人ともソフトタイヤに交換した。
51周目 ハミルトンがピットイン。ソフトタイヤに交換し、6秒5の作業でコースに戻った。
52周目 11位のバリチェロがピットイン。その後、10位のラルフもピットに入った。
53周目 スピードがピットイン。7位のアロンソは6位のフィジケラにコンマ7秒に迫っている。後方ではコヴァライネンがブルツに迫っているが、なかなか抜けないでいる。
54周目 予定されていたピットストップを終えた上位陣の順位は、1位ライコネン、2位マッサ、3位ハミルトン、4位クビサ、5位ハイドフェルド、6位フィジケラ、7位アロンソ、8位バトンとなっている。
55周目 コヴァライネンがピットイン。ソフトタイヤに交換した。
56周目 ライコネンとマッサの差は2秒8、マッサとハミルトンの差は25秒3となっている。
57周目 スピードがコースサイドにクルマを止めてリタイアとなった。アロンソがフィジケラの真後ろにつけてオーバーテイクを仕掛けるが、フィジケラが上手く抑えた。
59周目 マッサが徐々に差を詰めている。ライコネンとの差は1秒7に縮まった。
残り8周 2位マッサと3位ハミルトンの差は27秒6に広がった。ハミルトンの後ろのクビサとの差は10秒6となっている。ライコネンとマッサの差は2秒1に広がっている。
残り6周 アロンソとフィジケラの差は1秒5に広がった。
残り3周 レースは落ち着き、これ以上の順位の入れ替えはなさそうだ。復帰したクビサは安定した走行で4位をキープしている。
ファイナルラップ 各マシンはチェッカーフラッグを目指して走行中。
レース終了! ライコネンが開幕戦以来となる今季2回目の優勝を飾った。2位にはマッサが入り、フェラーリが1ー2フィニッシュ。3位はハミルトン、アロンソは7位となった。ホンダはバトンが8位に入り、嬉しい今季初ポイント。
決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ no time
2 F・マッサ フェラーリ + 2.400
3 L・ハミルトン マクラーレン + 32.100
4 R・クビサ BMW + 41.700
5 N・ハイドフェルド BMW + 48.008
6 G・フィジケラ ルノー + 52.002
7 F・アロンソ マクラーレン + 56.005
8 J・バトン ホンダ + 58.008
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 68.005
10 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 M・ウェーバー レッドブル + 1 laps
13 D・クルサード レッドブル + 1 laps
14 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
15 H・コヴァライネン ルノー + 1 laps
16 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 2 laps
17 A・スーティル スパイカー + 2 laps
Did not finish
18 S・スピード トロロッソ + 15 laps
19 C・アルバース スパイカー + 42 laps
20 A・デビッドソン スーパー アグリ + 69 laps
21 J・トゥルーリ トヨタ + 69 laps
22 V・リウッツィ トロロッソ + 0 laps
フランスGP決勝は、キミ・ライコネンが今シーズン2勝目をあげた。以下は、2位マッサ、3位ハミルトン、4位クビサ、5位ハイドフェルド、6位フィジケラ、7位アロンソ、8位バトン、9位ロズベルグ、10位ラルフ、11位バリチェロ、12位ウェーバー、13位クルサード、14位ブルツ、15位コヴァライネン、16位佐藤、17位スーティルとなった。