公式予選Q1:ハミルトンがトップ、フェラーリが続く
フリー走行でアロンソのクルマにトラブルが出ていたので、それが気になるところである。また、気温は午前中よりも上がっている。
ピットレーンのシグナルがグリーンに変わったが、すぐに出て行くマシンはない。
開始2分15秒、スーティルがまずはコースイン。アルバースがそれに続く。ルノーの2台もコースイン。
開始5分30秒、コヴァライネンが1分16秒054でトップタイム、これにトゥルーリ、クルサード、フィジケラ、アルバース、スーティルの順に続いている。
開始6分、佐藤が1分16秒671で5番手。
開始6分40秒、ウェーバーが4番手に飛び込む。レッドブルは今回もシームレスギアボックスを使っている。
開始7分、クルサードが1分15秒970でトップタイム。
開始7分30秒、スピードが1分15秒980で2番手に飛び込む。
開始7分40秒、ハミルトンがいきなり1分14秒805でトップ! 2番手に飛び込んだラルフに1秒の差をつけている。フリー走行でほとんど走れなかったアロンソがコースインしている。
開始9分40秒、ハイドフェルドが2番手に入る。タイムは1分15秒783。
開始10分、アロンソが1分15秒322で2番手タイム。トップのハミルトンからは0.5秒遅れ。マッサがアタックを行っている。
残り3分30秒、マッサが1分15秒303で2番手に飛び込む。タイムを出していないのはライコネンのみ。
残り2分、ライコネンが1分14秒872で2番手タイム。1分14秒台はハミルトンとライコネンの2台のみ。
残り1分50秒、マクラーレン、フェラーリ、ハイドフェルド以外の全車が一斉に動き出し、最後のアタックへと出て行く。コース上はかなりの混雑になっている模様。
ここでチェッカーフラッグ。17台のクルマがアタック中。
まず、コヴァライネンが5番手に飛び込む。佐藤は18番手のまま、順位更新ならず。ウェーバー、クビサ、ラルフが次々にトップ10以内に飛び込む。スーティルは第2セクターでストップ。
ここでセッション終了。
フランスGP公式予選Q1の結果は、1位ハミルトン、2位ライコネン、3位マッサ、4位アロンソ、5位コヴァライネン、6位ウェーバー、7位シューマッハ、8位クビサ、9位ハイドフェルド、10位クルサード、11位スピード、12位フィジケラ、13位ロズベルグ、14位バトン、15位トゥルーリ、16位バリチェロ。ここまでがQ2進出となる。
Q1で脱落したのは、スーティル、アルバース、デビッドソン、佐藤、ブルツ、リウッツィ。
公式予選Q2は間もなく開始される。
公式予選Q2:ハミルトンが再びトップ、アロンソは5番手
注目されるのは、クルマに大幅なアップデートを施してきたホンダ。2台がQ2進出を果たしたが、ここでどこまで行けるかが注目される。
ピットレーン出口のシグナルがグリーンに変わるが、今回もまたすぐに出て行くクルマはない。
開始4分、クルサードがコースイン。続いてウェーバーがコースへ。
開始4分35秒、ハミルトンがソフトタイヤでコースイン。ライコネンを含め、他のチームも続々と動き始める。
開始5分40秒、クルサードのクルマにギアボックストラブルか。
開始7分30秒、ハミルトンが1分14秒795でトップタイム、ライコネンが1分14秒828で2番手タイム。これにコヴァライネン、フィジケラ、ラルフ、トゥルーリと続いている。
開始8分5秒、ロズベルグが5番手タイム。
開始9分、マッサが1分14秒822で2番手。ハミルトン、マッサ、ライコネンの3人だけが1分14秒タイムを出している。
残り5分5秒、クビサが4番手タイム。ハイドフェルドは9番手。
残り4分25秒、アロンソが1分15秒084で5番手。
残り2分30秒、トラブルが出たクルサードのほか、チームメイトのウェーバーもタイムを出していない。ここでフィジケラとロズベルグがコースへ。
残り2分、6番手のコヴァライネン以下のドライバーの多くが、最後のアタックをするためにソフトタイヤを装着してコースへ出て行く。ウェーバーもコースへ出ている模様。
ここでチェッカーフラッグ。上位5台とクルサードを除く10台がアタックを行っている。ホンダの2台はぎりぎりのところ。
フィジケラとコヴァライネンはそれぞれ6番手、7番手に入る。ホンダの2台は11番手、13番手で脱落決定。ハイドフェルドがフィジケラの上、6番手に飛び込む。
ここでセッション終了。
フランスGP公式予選Q2の結果は、1位ハミルトン、2位マッサ、3位ライコネン、4位クビサ、5位アロンソ、6位ハイドフェルド、7位フィジケラ、8位コヴァライネン、9位ロズベルグ、10位トゥルーリとなった。
Q2で脱落したのは、クルサード、スピード、ウェーバー、バリチェロ、バトン、シューマッハ。
公式予選Q3は間もなく開始される。
公式予選:マッサがポール、アロンソはエンジントラブル
ピットレーン出口にクルマが並んでいる。先頭がライコネン、それにマッサ、ハミルトン、アロンソが続く。ソフトタイヤを履いているのはハミルトンだけ。
ピットレーンのシグナルが青に変わり、クルマが隊列を組んでコースへ出て行く。
開始30秒、マクラーレンの2台はアロンソを前に出す。
開始1分25秒、アロンソがピットへと戻る。タイヤ交換はせず、ピットクルーがクルマをガレージに押し戻している。
開始3分40秒、マクラーレンのチームラジオが流れる。アロンソはエンジントラブルとのこと。ここでエンジン交換となれば、アロンソにとってはチャンピオンシップ争いにも大きな影響が出る可能性がある。
開始6分45秒、トゥルーリがピットイン。ここでタイヤをミディアムに変えて、フロントウィングの調整を行い、再びコースへと出て行く。
開始7分50秒、ライコネンがピットイン。続いてマッサもタイヤ交換を行う。ソフトタイヤを装着してコースへ。
その他、ハミルトン、フィジケラ、ロズベルグ、クビサ、ハイドフェルドなど、多くのクルマがピットでタイヤ交換を行っている。トゥルーリがミディアムタイヤ、その他の多くのマシンはソフトタイヤを履いてアタックしている模様。
開始9分35秒、アロンソがマシンを降り、ヘルメットを脱ぐ様子が国際映像に映し出される。
残り4分15秒、ライコネンが1分15秒434、続いてハミルトンが1分15秒185、直後にマッサが1分15秒034と、次々にトップタイムを更新する。クビサが4番手、ハイドフェルドが5番手につけている。
残り2分45秒、各車再びピットに戻り、新品のソフトタイヤを履いて最後のアタックへと出て行く。
ここでチェッカーフラッグ。
ハミルトンは1分15秒104と自身のタイムを縮めるが、マッサには及ばず2番手。ライコネンも1分15秒257とタイムを更新するが、やはり3番手のまま。マッサは先ほど出した自分のタイムを更新できなかったが、ハミルトンがマッサに及ばなかったためトップを守った。
フランスGP公式予選の結果は、マッサが1分15秒034で今シーズン4回目のポールポジションを獲得。2位ハミルトン、3位ライコネン、4位クビサ、5位フィジケラ、6位コヴァライネン、7位ハイドフェルド、8位トゥルーリ、9位ロズベルグ、そしてタイムを出せなかったアロンソは10位となった。
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:15.034
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:15.104
3 K・ライコネン フェラーリ 1:15.257
4 R・クビサ BMW 1:15.493
5 N・ハイドフェルド BMW 1:15.674
6 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:15.826
7 H・コヴァライネン ルノー 1:15.900
8 G・フィジケラ ルノー 1:15.935
9 J・トゥルーリ トヨタ 1:16.328
10 F・アロンソ マクラーレン no time
11 R・シューマッハ トヨタ 1:15.534
12 J・バトン ホンダ 1:15.584
13 R・バリチェロ ホンダ 1:15.761
14 M・ウェーバー レッドブル 1:15.806
15 S・スピード トロロッソ 1:16.049
16 D・クルサード レッドブル no time
17 V・リウッツィ トロロッソ 1:16.142
18 A・ブルツ ウィリアムズ 1:16.241
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:16.244
20 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:16.366
21 C・アルバース スパイカー 1:17.826
22 A・スーティル スパイカー 1:17.915
アロンソについては、エンジン交換の有無により、グリッドポジションに変更が生じる可能性がある。
フランスGP決勝は、日本時間の日曜日午後9時にフォーメーションラップ開始となる。