Sony EricssonはPSPゲーム機能付き携帯端末の特許は出願した。しかしウォークマン携帯やサイバーショット携帯のような製品をすぐにリリースするわけではない。Sony Ericssonは米国で、ゲーム機能を搭載する携帯端末の特許を出願した。ただし同社は6月11日、プレイステーション・ポータブル(PSP)ブランドの携帯電話機をリリースする態勢が整ったわけではない、とコメントしている。
Sony EricssonはソニーとスウェーデンのEricssonの共同出資による合弁会社。同社は日本の従業員のアイデアを採用したゲーム機能搭載の携帯端末に関連して、米国特許商標局(PTO)に5月31日付で特許申請を提出している。
Sony Ericssonは市場第4位の携帯電話機メーカー。同社はソニーのゲーム技術を搭載した携帯電話機の開発について、その可能性は否定しなかったものの、まだ何ら製品を発表する段階にはない、と語っている。
Sony Ericssonの広報担当者メラン・リグレー氏は11日、電話取材に応じ、次のように語っている。「われわれは絶えず各種の計画を検討しているが、それらの計画は信頼できるものでなければならない。われわれは、ソニーがこれまで確立してきたブランド資産を損なうような形で携帯電話機に手を加えるつもりはない」