WWDC 2007開幕でS・ジョブズ基調講演--今回のone more thingは?それはSafari!?なんと噂にもなっていなかった、Safari ブラウザーのWindows版が登場します。Jobs氏によれば、ウェブブラウザ Safari は市場シェア約5%を獲得しているという。Jobs氏はこの数字をもっと大きくしたいと述べる。これをどう実現するかって?答えはWindows向けのSafari 3 を提供することだ。
サンフランシスコ発--Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobsが米国時間6月11日午前10時より、「Apple Worldwide Developers Conference 2007」で基調講演を行っている。会場には、開発者や報道関係者らが次期Mac OS X「Leopard」の詳細情報や、iPhoneに関するとっておきの情報を入手しようと詰めかけている。
Windows版Safari 3.0はセキュアでない AppleがWindows用「Safari 3.0」のベータ版を一般公開した数時間後、セキュリティ研究家3名がセキュリティホールをそれぞれ発見したことを明らかにした。研究家Aviv Raff氏は自身のブログで、 Appleが述べた「使用し始めた最初の日から、Safariがセキュアであるように設計している」という言葉を引用している。Raff氏が発見したのはメモリ破壊エラーの脆弱性で、一般的に入手可能なファジングツールを使い3分程で発見している。このエラーを使えば、悪意あるコードをWindowsマシンに挿入できるという。