久しぶりに激しい運動(バレーボール2セットとバスケ2セット)をしました。日頃使っていない筋肉を急激に動かした結果、翌日から激しい痛みの筋肉痛に苦しんでいます。まさか自分が…と運動前に思っていたのですが、後から考えれば当然!だって日頃というか日々少年時代のように毎日走ったり日々のちょっとした運動すら全くしてないんですから…当然なるべくしてなった筋肉痛です。 今回の筋肉痛はかなり厳しい状況で、腿とお尻が痛いんです。。お尻かよって思いますが、痛みを感じると、なぜお尻の筋肉が痛くなるのかよく判りました。屈伸運動に使っているんですね!そう日頃イスに座る動作やトイレで座るなど知らず知らずの内にお尻の筋肉を使っています…そういうシーンで激痛が辛いのです。
このような筋肉痛のおもな原因が「筋肉疲労」や「肉ばなれ」「こむら返り」で起こるとされています。私たちが通常、筋肉痛と呼ぶのは、筋肉疲労によるものです。筋肉疲労は、普段使わない筋肉を過度に使ったために起こります。 筋肉を過度に使うと、血液中にキニン、ヒスタミン、プロスタグランジン、カリウムなどの「発痛物質」が発生し、筋肉に痛みを感じます。血液中に疲労物質がたまるため、張りやこりも生じます。患部の血行を促進し、発痛物質を血液中から追い出すことで、筋肉痛は解消できます。そのためには、ストレッチングや入浴、患部をもみほぐすマッサージなどが有効です。
筋肉痛の原理 筋肉の細胞は、刺激を受けるたびに伸びたり縮んだりすることによって運動ができます。この運動の時、筋肉は細胞に蓄えられているブドウ糖やグリコーゲンといった栄養素を、血液が運んでくる酸素を使ってエネルギーを作り出します。 通常、一般的に筋肉痛と呼ばれているのは、筋肉疲労によるものです。筋肉疲労とは、普段使われていない筋肉を過剰に使ったりしたために起こります。筋肉を過度に使ってしまうと、血中にキニン、ヒスタミン、プロスタグランジン、カリウムなどの発痛物質が発生してしまい、それによって筋肉に痛みを感じることになります。また、血中に疲労物質が溜まると張りやこりも生じますが、その痛みを感じる患部の血液の循環を促進することによって発痛物質や疲労物質が追い出されて筋肉痛が解消されるとされています。
筋肉痛を悪化させないために 色々と対策はしてみたものの、筋肉痛になってしまった場合の対処で有力なものは、入浴です。しかし、入浴には気をつけなければいけないことがあります。筋肉痛は筋肉に老廃物が溜まってしまうのが筋肉痛になってしまう理由ではなく、筋肉の炎症によってもその痛みを筋肉痛と感じる場合があります。 その場合には、過度のマッサージや長い入浴は筋肉痛の症状を悪化させてしまいます。痛みがひどくなければ、入浴は有効といえますが、痛みが激しい場合、炎症には逆効果といえます。ですから、温湿布はお勧めできません。しかし、暖めるのが逆効果なのですから、筋肉の炎症によって起こる筋肉痛の場合には、暖めるよりも冷やす方が効果的でしょう。また、事前対策には有効なマッサージは、皮膚からの軽い刺激が痛みを緩和しているだけで、マッサージをやめてしまうとすぐ元に戻ってしまいます。マッサージは血行をよくするので筋肉の回復が早まるとも言われていますが、実際のところは、我々が想像しているよりもそれほど改善の役にはたっていませんし、筋肉痛時のマッサージには効果がないという報告もされています。さらに、マッサージのやりすぎによって筋の炎症をさらに悪化させてしまいます。
筋肉痛の加齢遅延説 筋肉痛が運動の翌々日以降に発生すると、「年取った証拠だよ」などと揶揄されることがある。これは「筋肉痛の加齢遅延説」とも呼ばれるが、俗説にすぎず間違いである可能性が高い。筋肉痛は年齢に関係なく、弱く長い負荷の運動では早く痛みが出て、強く短い負荷の運動では遅く出る傾向がある。しかし、年長者への揶揄として比較的定番で言いやすい冗談であることから「筋肉痛の加齢遅延説」の否定が定着する可能性は低い。なお、有効なトレーニングに必ずしも筋肉痛は必要ない。
乳酸は筋肉痛に効果なし 乳酸は筋肉痛の原因である疲労物質だとされてきましたが、実は乳酸は筋肉痛や疲労の原因ではなく、疲労をやわらげてくれる物質と報じられています。 体を動かすために必要なエネルギーを作るために必要な物質の代わりをしており、激しい運動をしたときに乳酸が筋肉に蓄積するのは、エネルギー不足を補うための準備なのです。 また、乳酸は運動を始めて30分後には減りはじめます。それは、乳酸がエネルギー生成に必要な物質の変わりに働き出したからです。ですから、乳酸は、体を動かすために必要なエネルギー供給を維持するために必要な成分なのです。