富士重工業が、先にニューヨーク・インターナショナル・オートショーで発表していた北米仕様のインプレッサを、日本国内向けにも正式にスバル「インプレッサ」として6年ぶりに全面改良して発売した。今回で3代目となる「インプレッサ」は外観を一新し、ステーションワゴンとハッチバックの機能を併せ持たせるとともに、「光と影を意識した」デザインを採用した。
新型「インプレッサ」はホイールベースを95ミリ、横幅を45ミリ広げることで、広い室内空間と後部トランクを確保した。また、新型のシャシーを使い、スバル独自の水平対向エンジンと組み合わせることで路面の凹凸をしなやかに吸収し、静かに運転できるという。
新型「インプレッサ」の全世界での年間目標販売台数は12万台。 1.5リッターと2リッター、ターボエンジンを搭載した3つのモデル 価格は145万9500円から259万3500円。 主力市場の北米はこのうち45%にあたる5万4000台、日本では女性や団塊世代を主なターゲットに定め、3万台(全世界販売目標の25%)の販売を目指す。