発表された新モデルは12機種中6機種、実に半数がシャープ製端末となっている・・・??シャープ以外は言うことを聞いてくれなかったんでしょうか?注目は、東芝が提供するスマートフォンPDAタイプの「X01T」でしょうか。Windows Mobile 6 Professional Editionを搭載するハイエンド端末が注目を集めそうです・・・他がたいしたことないって話もありますが。
シャープのラインナップは強力で、今年もNo1メーカーかなと思える品揃えです。
メニューやメールの横表示が可能になった3インチワイドVGAディスプレイ搭載の新AQUOSケータイ「912SH」、ディスプレイ部にセンサーキーを備えたフル画面デザインが特徴の「FULLFACE 913SH」、2.4インチVGAディスプレイを採用するHSDPA対応機「814SH」「815SH」、HSDPA対応のスリムでコンパクトなスライド端末「816SH」、ソフトバンク春モデルの「812SH」をベースに使いやすさを追求した「GENT 812SH s」を用意する。
シャープの次に機種数が多いのが東芝だ。メタリックな回転2軸ボディにワンセグを搭載した「912T」、厚さ12.6ミリのスリムボディにチタン素材を使用した「814T」、背面パネルに加え、インナーシートも好みに変更できるトータルコーディネートケータイ「fanfun 815T」、3GSM World Congress 2007で国内発売をアナウンスしていたWindows Mobile 6 対応端末「X01T」の4機種を投入する。
ワンセグ対応
「912T」「912SH」「913SH」の3機種。
HSDPA方式の「3Gハイスピード」対応
「912T」「814SH」「815SH」「816SH」「912SH」「913SH」「812SH s」「X01T」「X02HT」は9機種。
おサイフケータイ「S! Felica」対応
「814T」「815T」「912T」「814SH」「815SH」「912SH」「913SH」「812SH s」の8機種となる。
東芝製のWindows Mobile 6.0 Pro搭載HSDPAスマートフォン──「X01T」
東芝製のスマートフォン「G900」をベースに開発された「X01T」は、Windows Mobile 6 Professional Editionを搭載するハイエンド端末だ。無線LANや指紋認証機能なども装備する。
X01Tは、3インチのワイドVGA(480×800ピクセル)液晶とスライド式のQWERTYキーボードを搭載している。キーは左側に出る仕様だ。ボディサイズは約61(幅)×119(高さ)×21.5(厚さ)ミリで、携帯電話やHTC製の「X01HT」と比べるとやや大柄だ。カメラは有効197万画素のCMOSタイプ。
通信機能は3Gハイスピード(HSDPA)と無線LAN(IEEE802.11b/g)をサポート。ディスプレイをスライドさせた裏側には指紋センサーを備え、指紋認証によるセキュリティ機能を提供する。ほかにもプリインストールアプリのGoldKeyにより、PCとの連携時にPCがX01Tから離れると自動でロックがかかり、近づくとロックが解除される。外部メモリはminiSDメモリーカードが利用可能だ。
ストレートボディ+QWERTYキーボードのHSDPA対応スマートフォン――「X02HT」
HTC製端末の「X02HT」は、ストレートボディにQWERTYキーボードを備えたWindows Mobile 6.0搭載のスマートフォンだ。3Gハイスピードに対応するほか、無線LANやBluetoothを装備する。
QWERTYキーボードに加え、ノートPCのタッチパッドのように指でなぞって操作できる「JOGGR」機能を搭載した。SMTPやPOPメール、 Webメールに対応するなどPCライクに使える一方、ソフトバンクモバイルが提供する「S!メール」をプリセットし、キャリアのプッシュメールサービスにも対応。普通の携帯電話に近い使い勝手を確保している。
3Gハイスピードに対応するほか、GSM(850/900/1800/1900MHz)、無線LAN(IEEE802.11b/g)とBluetooth(A2DP、AVRCPを含む)に対応する。
ワンセグ/おサイフ/HSDPA/GPS、豊富な機能を搭載した「912T」
「912T」は、タッチセンサーを搭載した東芝製ワンセグ端末。8月上旬以降に発売される。本体にはステンレス素材を採用し、デザインは金属的なテイストでまとめられている。回転2軸ヒンジを採用したワンセグ対応端末となり、方向キーとメインディスプレイの周辺部にタッチセンサーを内蔵する。
ワンセグ、HSDPA対応AVケータイ「FULLFACE 913SH」
「FULLFACE 913SH」は、センサーキーを採用したシャープ製スライド端末。7月下旬に発売される予定。端末を閉じた状態だとマルチメディアビューアーのようなシンプルなデザインで、ボディをスライドさせることで、方向キーや数字ボタンが現れる。ワンセグに対応し、閉じた状態でワンセグやカメラなどが利用できる。
ディスプレイは2.8インチ、ワイドQVGA、26万色表示のモバイルASV液晶を搭載。カメラは200万画素CMOSとなる。PCサイトブラウザやおサイフケータイに対応する。HSDPA方式「3Gハイスピード」に対応し、BluetoothやIrSimpleをサポート。
3型ワイドVGA液晶搭載の新AQUOSケータイ「912SH」
「912SH」は、3インチ、ワイドVGA、26万色表示のモバイルASV液晶を搭載したシャープ製の「AQUOSケータイ」。6月上旬に発売される予定。
従来のAQUOSケータイと同様にサイクロイド式を採用し、メインディスプレイを回転させて横画面にできる。また、さらに画面が大きくなり、ワンセグを閲覧しながら、Webやメールなども行なえるようになった。
カメラ機能は、オートフォーカス付きの320万画素CCDを搭載。PCサイトブラウザやおサイフケータイも利用できる。