世界中で1000万部のベストセラー小説「The Lovely Bones」の製作を先日発表したばかりのピーター・ジャクソン監督とスティーブン・スピルバーグ監督のコンビが、世界的に有名なコミックキャラクター “タンタン”をモーションキャプチャーによるフルデジタル3Dアニメーションで映画化する、とドリームワークスSKGが発表した。
世界中で1000万部のベストセラー小説「The Lovely Bones」の製作を先日発表したばかりのピーター・ジャクソン監督とスティーブン・スピルバーグ監督のコンビが、世界的に有名なコミックキャラクター “タンタン”をモーションキャプチャーによるフルデジタル3Dアニメーションで映画化する、とドリームワークスSKGが5月14日に発表した。映画は全部で3本作られ、スピルバーグとジャクソン、アンブリン・エンタテインメントのキャサリン・ケネディの3氏がプロデュース。両監督はそれぞれ少なくとも1本を監督することになる。 映画は全部で3本作られ、スピルバーグとジャクソン、アンブリン・エンタテインメントのキャサリン・ケネディの3氏がプロデュース。両監督はそれぞれ少なくとも1本を監督することになる。
ヨーロッパが、まだつかのまの平和と繁栄をむさぼっていた1929年のこと、ブリュッセルのとある新聞社で、かけだし記者として働いていたジョルジュ・レミのもとに、ある日、突然の上司命令がくだりました。週に一度出すことになっている子供版のために、なにかおもしろい企画をたててくれというのです。 そのころすでに「エルジェ」というペン・ネームで雑誌にマンガを発表していたレミ青年は、続きものの冒険漫画を連載しようと思いつき、さっそく描きはじめたのが、ニッカーボッカーをはいた少年記者とその相棒の白い犬の物語。 当時まだできたての国だったソビエト連邦を舞台にしたその話は、子供ばかりかおとなの読者までも夢中にさせ、それからというもの、彼は本業そっちのけで、この少年記者の物語を描きつづけることになったのでした。「タンタンの冒険旅行」シリーズは、こうしてこの世に誕生しました。