話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index F1/2007race >> space
space space
space
space
space
space
May 13, 2007 space
   space
space

F1第4戦 スペインGP予選 フェラーリマッサ3戦連続ポールポジション

space

F1世界選手権シリーズ第4戦、スペイン・グランプリ(GP)は12日、当地郊外のカタルーニャ・サーキット(1周4.655キロ)で公式予選を行い、フェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)が3戦連続、通算6度目のポールポジション(PP)を獲得した。
 

20070513f1_73804.jpg

space

 
 連覇を狙う地元スペインのフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・メルセデス)が2位。3位にキミ・ライコネン(フィンランド、フェラーリ)が続き、デビューから3戦続けて表彰台に上がっている新人ルイス・ハミルトン(英国、マクラーレン・メルセデス)は4位につけた。
 

20070513f1_73803.jpg

 
 第1ピリオド(15分間)
 
 午前中のフリー走行に続いて行われたスペインGP予選の天候は晴れ、気温28度、路面温度49度、湿度35%というコンディション。
 
 セッションが始まるとヤルノ・トゥルーリが真っ先にコースイン。続けてニコ・ロズベルグ、クリスチャン・アルバースらがいち早くコースへと向かう。各マシン序盤から積極的にタイムアタックを行い、一番最初にトゥルーリが1分23秒095のタイムをマーク。開始6分になると午前中のフリー走行で8番手と好調な走りを見せているアンソニー・デイビッドソンがコースイン。するとデイビッドソンは1分22秒353のタイムでトップに! しかしその2分後にルイス・ハミルトンがアタックへ向かうと、すぐさまデイビッドソンのタイムを更新する。さらにフェルナンド・アロンソも1分21秒609の好タイムで2番手につけ、マクラーレンが速さをアピールし、第1ピリオドは終了した。
 
 このセッションでは17番手以下のラルフ・シューマッハー、アレクサンダー・ブルツ、マーク・ウェーバー、エイドリアン・スーティル、アルバース、スコット・スピードの6台がドロップアウトとなった。
 
 またスーパーアグリの佐藤琢磨とデイビッドソンはそれぞれ10番手、11番手のタイムを出し文句なしのQ1突破を決めた。
 
 
 第2ピリオド(15分間)
 
 5 分間のインターバルの後、行われた第2ピリオドではセッションが始まっても各ドライバーはコクピットで待機している状態が続いた。開始3分になってトゥルーリ、琢磨、クルサードの3台がコースに向かい、ここからQ3突破へ向けての戦いがスタート。そんな中、まず好調な走りを見せたのはヘイキ・コバライネンで1分21秒623でトップに立つ。その間、佐藤琢磨が11コーナーでストップ! 琢磨はそのままマシンを降り、Q3進出は惜しくもならなかった。
 
 その後のセッションで速さを見せたのは、やはりマクラーレンとフェラーリ勢。まずハミルトンがレースウィークに入ってから初の1分20秒台をマークしてトップに浮上すると、2番手には僅差でライコネンがつける。しかし、それ以上の速さを見せたのはフェラーリのマッサ。1分20秒597をマークしてトップに立ち、ポール獲得に向けて弾みをつけると、この3台に負けじとアロンソもセッション終了直前に4番手につけ、熾烈な四つ巴の戦いが繰り広げられていった。
 
 このセッションでは11番手以下のロズベルグ、ルーベンス・バリチェロ、佐藤琢磨、ジェンソン・バトン、デイビッドソン、ビタントニオ・リウッツィがドロップアウトとなり、ホンダエンジン勢はQ2で揃って脱落となった。
 
 
 第3ピリオド(15分間)
 
 ポールポジションを目指し争われる第3ピリオド。まず速さを見せたのはアロンソで1分22秒846でトップに立つと、2番手にはハミルトンが続く。
 
 セッション残り7分過ぎから、各マシン一斉にニュータイヤに履き替えてアタックに向かうと、マッサ、ライコネン、アロンソの順で次々にトップが入れ替わり、そのままセッションはアロンソのトップで終わるかに思われた。しかしマッサが最後の一発アタックで1分21秒421を叩き出しトップに躍り出る! 同様にアロンソも地元の大声援を武器に最後のアタックを仕掛けるが、マッサに僅か0.03秒及ばず2番手となった。
 
20070513f1_73802.jpg

 
 スペインGPの予選が終了し、マッサが通算6回目、3戦連続のポールポジション獲得。2番手アロンソ、3番手ライコネン、4番手ハミルトン、5番手クビカ、6番手トゥルーリ、 7番手ハイドフェルド、8番手コバライネン、9番手クルサード、10番手フィジケラというトップ10となった。
 
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 F・マッサ フェラーリ 1:21.421
2 F・アロンソ マクラーレン 1:21.451
3 K・ライコネン フェラーリ 1:21.723
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:21.785
5 R・クビサ BMW 1:22.253
6 J・トゥルーリ トヨタ 1:22.324
7 N・ハイドフェルド BMW 1:22.389
8 H・コヴァライネン ルノー 1:22.568
9 D・クルサード レッドブル 1:22.749
10 G・フィジケラ ルノー 1:22.881
11 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.968
12 R・バリチェロ ホンダ 1:22.097
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:22.115
14 J・バトン ホンダ 1:22.120
15 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:22.295
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:22.508
17 R・シューマッハ トヨタ 1:22.666
18 A・ブルツ ウィリアムズ 1:22.769
19 M・ウェーバー レッドブル 1:23.398
20 A・スーティル スパイカー 1:23.811
21 C・アルバース スパイカー 1:23.990
22 S・スピード トロロッソ no time

 
 注目のスペインGP決勝は明日の現地時間14時(日本時間21時)からスタートする。
 
 
 スーパーアグリ 速さを見せるも残念な予選結果
 
 スーパーアグリ勢は、佐藤琢磨が1次予選(Q1)で10番手につけたが、2次予選(Q2)の走行中に燃料装置のトラブルで車が止まって13位。アンソニー・デービッドソン(英国)は15位。トヨタ勢はヤルノ・トゥルーリ(イタリア)の6位、ホンダ勢はルーベンス・バリケロ(ブラジル)の12位が最高だった。
 
73801.jpg

 
 スーパーアグリの佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンは、今日のスペインGPの予選で堂々のQ2進出を果たした。両ドライバーとも、それぞれ異なるトラブルによりセッション序盤に記録したラップタイムを延ばすことができなかった。琢磨は明日のレースを13番グリッドからスタートすることになったが、アンソニーは彼の後ろの8列目からのスタートとなる。
 
 佐藤琢磨(予選13位)

「Q2をこんな形で終わることになって残念だよ。燃料のトラブルでコース上に止まってしまって、2回目のアタックをすることができなかったんだ。でもクルマはフリー走行からQ1にかけて大きく進歩しているし、2台ともコンペティティブな走りを見せているよね。午前中からの勢いをそのまま継続できなかったのが残念だけど、今日はいい1日だったから、明日は力強いレースが出きるはずだと思うよ」

アンソニー・デビッドソン(予選15位

「午前中にいいタイムを出すことができたから、自信があったし、予選でも同じようにいいタイムが出せると思っていたんだ。Q2に残れるとは思っていなかったし、もっと大変だと思っていたらそうでもなかったので、それはよかったよ。でも、Q2ではターン9で風にあおられてスピンしてしまい、結局1度もタイムを出すことができなかったから、とても残念だ。でも、クルマにはスピードがあるし、昨日の作業のおかげでバランスもいいので、明日のレースが楽しみだよ」

space
HOMENews BlogsF1/2007race | May 13, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 「お茶カレー」デビュー 静岡・袋井の茶農家が考案 >> 

袋井市浅羽の中堅茶農家が、やぶきた茶を粉末にしてカレーに混ぜ込んだレトルトパックの「元気なあさばのお茶カレー」を考案し、袋井市や静岡市のスーパーなどで売り出す。茶の消費拡大を狙...»この話題を見る…


  Previous << 三菱ピアノ調高級感たっぷりのHDMI 24.1インチワイド液晶「VISEO MDT241WG」 << 

三菱「VISEO MDT241WG」最新ワイドディスプレイ液晶は、待望のHDMIを入力2系統搭載して、DV、S-Video入力も可能です、通常のテレビの替わりに使えそうな 24... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP