マリア・ベルチェノワ 美人女子プロが“ロシアの妖精”が舞い降りる。「ゴルフ界のシャラポワ」国内女子ツアー「サロンパス・ワールドレディース」(5月3〜6日、東京・東京よみうりCC)にロシアから謎の美人女子プロ、マリア・ベルチェノワ(Maria Verchenova)(21)がプロデビューで出場することが決まった。その魅力と実力が試される!
ベルチェノワは、2004年と06年のロシアアマ選手権を制覇。昨年末の欧州女子ツアー最終予選会を突破し、プロ転向。今回がプロデビュー戦となる。174センチと長身で、容姿も端麗。ロシア初の女子プロということもあって、祖国では「ゴルフ界の妖精」と大きな期待を受けているという。 1メートル74の長身で、趣味は10年間続けているバレエ。金髪と黒髪の違いはあるものの、華やかな容姿から「ゴルフ界のマリア・シャラポワになってほしい」と大会主催者は胸をときめかせている。 ロシアのプロゴルファーは男女合わせても10人ほどしかおらず、モスクワには18ホールと9ホールのゴルフ場が1つずつしかない。そんな状況で、なぜ彼女がゴルフを選んだのかは不明。なぜデビュー戦の舞台に日本を選んだのかも謎。恋人はいるのかなど分からないことだらけだ。肝心のゴルフの実力も未知数…。謎に満ちたロシア美女はゴールデンウイークに、そのベールを脱ぐ。 日本女子プロゴルフツアーの“春の祭典” 「サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント2007」 3日から4日間、東京よみうりCCで行われる。1日は選手が練習を行ったが、ロシアの美人ゴルファー、マリア・ベルチェノワ(21)に取材陣が殺到。TBSではタイガー・ウッズ(米国)並みの態勢を敷くなど、“ゴルフ界の妖精”に注目が集まった。
今大会がプロデビュー戦となるベルチェノワに、報道陣が殺到した。大会を主催する日テレに加え、TBS、フジなど3台ものテレビカメラが集結。実は、先月29日に来日した際も取材したTBS関係者は「こんな対応をするのはこの数年ではタイガー・ウッズしか記憶がない」と、スーパースターと“同様”の扱いをしていることを明かした。 9ホールの練習ラウンドではショットが乱れる場面もあった。ただ、経歴からは才能を十分に感じさせる。7歳から約9年間バレエを習っていたため、ゴルフに本格的に取り組んだのは5年前。それでも、メキメキと頭角を現し、04、06年のロシアアマ選手権で見事V。平均飛距離は230ヤード程度だが、安定したショットを武器に昨年末の欧州ツアーの予選会を突破し、プロ転向を果たした。 実は、モスクワ州立体育大でスポーツを専攻する女子大生でもある。来月から自身のウェブサイトを立ち上げるなど、母国でも注目される21歳は「将来はアニカ・ソレンスタムのようになりたい。これがプロデビュー戦だし、いい結果を残したい」と意欲を見せた。
マリア・ベルチェノワ 1986年3月27日、ロシア生まれの21歳。モスクワ在住。12歳からゴルフを始める。 04、06年にロシアアマ優勝。05年にラトビア、スロバニア、06年にオーストリアのアマチュア選手権でも優勝している。昨年の世界大学選手権は2位。家族は電力会社で経理を担当する父ビカリさん(55)、母ガリーナさん(50)、妹アンナさん(14)。