柴咲コウが“和製アンジェリーナ・ジョリー”となる!世界的な大ヒットとなった香港映画「少林サッカー」の“続編”が日本で製作される。同作で監督・主演を務めた香港俳優、チャウ・シンチー(44)がプロデューサーとして参加。サッカーからカナダの球技・ラクロスへと設定を変え、主演に女優の柴咲コウ(25)、監督に「踊る大捜査線」の本広克行氏を迎えて「少林少女」のタイトルで来年公開される。“ありえねぇ〜”日本映画の誕生となりそうだ。
平成14年公開の「少林サッカー」で話題になった、あの人間業を超越したアクションが、今度は日本で炸裂する。 きっかけは3、4年前にフジテレビのイベント「お台場冒険王」などを通じて、シンチーと同局の亀山千広映画事業局長が出会ったことだった。 「少林サッカー」の続編の企画を考えていたシンチーは、懇意になった亀山氏とアイデアを出し合ううちに、共同プロデュースで日本を舞台に女性を主人公にした映画を作ることで意気投合。 たまたま昨年公開のフジテレビ製作の映画「県庁の星」に出演していた柴咲に企画を話したところ、「若いうちしかできない本格的なアクションに挑戦したい」とやる気を見せたが、半端にしたくない気持ちから「1年ぐらい訓練したい」と切り出し、武術の先生について受け身や基本的な型などを猛特訓。その女優魂に逆に製作陣が引っ張られる形で映画化の企画が進んでいったという。
ストーリー 「少林少女」は、祖父の少林拳道場を継ぐために中国で修業して9年ぶりに日本に帰ってきた凛(柴咲)が、とある出来事から体育大学のラクロス部の助っ人にかり出される物語。人を傷つけてはならない少林拳の教えと、大事なものを守るために戦わなければならない矛盾に葛藤する凛の姿なども描かれる。