シュメール人は文明を与えてくれたアヌンナキを神とみなし、これを崇めたといいます。現在では(少なくとも)インド=ヨーロッパ圏の神話はすべてシュメール神話に源泉を持つことが明らかになっていることから、いわゆる「神々」とはすべて惑星ニビルから地上に降り立ったアヌンナキであると言われているが・・
シュメール(Sumer, Shumer, Sumeria, Shinar)は、メソポタミア(現在のイラク)南部を占めるバビロニアの南半分の地域、またはそこに興った最古である都市文明。チグリス川とユーフラテス川の間に栄えた。メソポタミアとは川のあいだという意味で、ティグリス、ユーフラテスの二つの川にはさまれた地方を指します。現在の国名でいうとイラクです。 シュメールの名は、シュメール人が文明を築いてから、アッカドやバビロニアの支配を受けてシュメール人が姿を消し、さらにバビロニアがペルシャ帝国に併合されるまで続いた。シュメールの楔形文字が使われ始めたのは紀元前3500年頃とされており、書かれた物としては最も初期のものだと思われる。 紀元前2000年頃、セム族(現代のアラブ人の直系にあたる)のアムル人に征服され、以後、メソポタミア文明は、彼らアムル人によって受け継がれることになる。このように、シュメール人の首都ウルは、先史時代の5千年前に農耕民族が住み着いて以来、様々な民族の変遷を経て、5千年もの間、脈々と都市として生き続けた歴史をもっている。こうした例はメソポタミアでも類い稀な存在だ。 ギルガメシュ叙事詩 19世紀にアッシリア遺跡から発見された遺物の一つで、ジョージ・スミスが解読を進め、1872年に『聖書』と対比される大洪水の部分を見つけ有名になった。始めのうちは神話と見なされていたが、その文学性に注目が集まり次第に叙事詩とされるようになり、19世紀末には研究がさらに進み、「ギルガメシュ」と読めることを発見しアッシリアのギルガメシュであることを発表した。 シュメールの偉大な文化を引き継いだアムル人は、まもなく、バビロン第一王朝をつくる。そして、「目には目を、歯には歯を」で有名なハムラビ法典をつくり出したが、その基になったのは、シュメール人が作り出した法であり、ハムラビ法典は、世界最古ではなくシュメールの偉大な文化を引き継いだ法典なのである。 旧約聖書に出て来る「バベルの塔」も、その実体は高さ100メートルはあろう巨大なジッグラドだと言われている。つまり、これもシュメール人の文化を受け継いだ代物なのである。「ノアの箱舟」の話にしても、シュメールの神話「ギルガメッシュ」からの引用に他ならない。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ubaid_period http://character.webzone.ru/illustration.htm http://home.hiwaay.net/~jalison/ur.html http://www.gonzaga.org/teachers/splace/MesoandEgypt.html http://www.student.brad.ac.uk/pimaclea/web_html/woolley.html http://www.mingyuen.edu.hk/history/1baby/16sumeria/3uruk.htm