ネットでコミックを借りる時代が来たんですね。。大人買いで一気にコミックを買う悪い癖がありましたが、これからはネットで借りればオッケーです・・コミックのレンタルを開始するのは、中古書店「eBOOKOFF」を運営しているネットオフが宅配型コミックレンタルサービス「コミかる」を開始。
ここは「CD・DVDレンタル」の大手TSUTAYAの増田氏が個人資産の運用会社が出資している会社なので、TSUTAYA系列となるのでしょう。。しかし問題なのは借りなくても毎月摂られる月額基本料980円です。これとは別に1冊につき 最新作280円と旧作126円レンタル料が必要なのです。 月額基本料980円と聞くと!?金額的にもあまりメリットが無いかも・・・毎月2冊分の月額会費を多くの会員さんが支払うことになりますよね?互助会じゃないんですから「コミかる」が購入するコミックを会員が補充するような月額会費は無駄に思えます。それよりもAmazon:コミック・アニメ・BLで大人買いして、それを中古で販売すれば、半値程度で全読できることもありますからね。。月に10冊を借りるとして、980円+280円+126円x9冊としても、一回で2394円が出費となります。 コミックの値段次第ですが、Amazon:コミック・アニメ・BLを410円x10冊を4100円で一気に購入して、新作200円+準新作150x3+旧作100円x6で中古販売しても2850円と甘い出費の見積もりですが、456円の差額で話が継続中のコミックなどをお気に入り作品としてコレクションできることを考えると金額的に大差ないことになります。Amasonのマーケットプレース(中古)を購入できれば、もっとお得ですし・・・ このネットコミックレンタルの「コミかる」は、以前話題になったレンタルコミック貸与使用料の正式運用が開始されたことを受けて2006年11月よりネットオフ子会社のブックチャンスが提供していたサービスを本格スタートしたものですが、TSUTAYA増田氏の系列なので、CCCに業績が悪い時に、業績を上げる目的で過去にCCCに吸収合併されたネットDVDレンタル「TSUTAYA DISCAS」と同じ運命を辿るかもしれませんね。 「コミかる」のサービスでは、会員が登録したウィッシュリストのコミックが宅配便で届けられ、返却は自宅集荷以外にも、コンビニからの返却も可能で、この返却が完了した時点で、次のコミックの発送準備が行われる仕組みなので、借りたコミックを返さない限り、次のコミックを読むことができません。 ここにも問題があって、ウィッシュリストのコミックが届けられるのはいいのですが、話が継続中の作品を借りた場合、次に最新刊を読みたいとか途中から借りたい場合にはかなり不便な仕組みにならないか気になります。 レンタルされるコミックは、すでに在庫のある5000シリーズ・18万冊とされていて。利用料金は月額基本料が980円、レンタル料が1冊につき126円/冊(通常)、 280円(最新作のみ)。延滞料、入会金、送料は不要ですが、返さない限り月額費用は取られ続けます。発送・返却方法は、4冊以下の場合は宅配便またはメール便、それ以上の場合は宅配便となる。 今回の法制度の改正によってTSUTAYA以外のゲオなど大手ビデオレンタルチェーンなどがレンタルサービスを展開することが予想されますが、この分野では「eBOOKOFF」が先行しているのは事実なので、十分先行者メリットはあるでしょう。 同社は、このサービスを「コミックレンタルサービスのメインターゲットである多忙なビジネスマンのライフスタイルに合致すると見ている。」そうですが、20代がメインで30代は大人買いに走るようにも思えます。 ■ 「コミかる」 ■ Amazon:コミック・アニメ・BL