このW880i は、GSM圏での利用を前提にしていますが、最新の携帯電話なので3G方式のUMTSに対応しています・・・と言うことは、日本ではW-CDMA方式で通信が可能なんですね。。。型番の末尾に「i」が付いているのは3G(W-CDMA)対応モデルを意味し、3Gには非対応の中国向けモデル「W880c」と区別されています。
もちろん日本の携帯電話会社のようにインセンティブ絡みで SIMロックなんてされていない、SIM Freeの端末ですから、日本ではNTTドコモのFOMAカードかSoftBankのSIMカードを使えば通話は問題なくできます。
その美しいボディは、PVDコーティングという特別な塗装によって実現しているそうです。ウォークマンケータイのシンボルカラーである鮮やかなオレンジ色と、黒いステンレスパネルを組み合わせたFlame Blackは、Steel Silverよりも人気が高く、全体の出荷でも相当数がFlame Blackとなっているようです。。。が私はSteel Silverがいいですね。
メールに関しても、POP3/IMAP4を備えているので、日本のインターネット接続ですが、ドコモならmoperaU に加入すれば接続できます。先日ドコモがPHSデータ通信サービスの終了に伴って、64kbpsパケット通信を月額4,200円定額制でデータ通信が10月にも提供する予定なので、iモードを利用しないでもオープン環境で定額制を利用できるのはメリットも大きく、定額でメールやウェブが出来るようになれば十分ですね。もちろんフォントを搭載したバージョンならば日本語メールが読むこともできるのです。
では、メールの返信&送信は??
最近の海外携帯は、香港など2バイト文字を使う地域で販売されている端末には、中国語フォントのサブセットとしてカタカナ・ひらがなを含む日本語フォントが含まれているものが多く、メニュー表示に関しては問題なく日本語が扱えます。問題は、メールなど日本語の表記ですが、これも
PiClipというJAVAアプリを使うことで、クリップボード経由で、コピー&ペーストすると日本語の入力も可能になるようです。
あやまどり氏自作の携帯電話向けソフト
PiClip
このように、W880i はなんとか日本でも使用可能な3Gウォークマンケータイなのです。わずか9.4mm厚のウルトラスリムボディーに 2メガピクセルの高性能カメラ内蔵。しかもオートフォーカス2.5倍ズーム。1GBのメモリースティックM2(?)が標準で付属しています。新機能「TrackID」で曲探しもラクラク。
この「TrackID」は、国内では何度か話題になっては消えてしまった「鼻歌」でも音楽が検索できる!ってもので携帯に向かって鼻歌をうたったり、テレビやお店せで流れている音楽を数秒間録音して"TrackID"サーバに送くると音楽が検索されて、楽曲名やアーティスト名が分かるという機能です。
通話とメールの送受信(データ通信)は何とかなりそうです。これ以外にも実はBluetooth 好きな私としては外せない機能が、PCとのBluetooth データ連携なのです。PCのスケジュールやメールなどを携帯に転送しておいて、確認するのが日課なのです。
W880にはUMTS(W-CDMA)用の2.1GHzのほか、GPRSの900/1800/1900MHzに対応したアンテナに加え、Bluetoothのアンテナも搭載されています。トライバンドのアンテナモジュールとBluetoothがすべて本体下端のSony Ericssonロゴの下に収まっていて、W880のアンテナは、本体下部のウォークマンロゴの下にあるって、前面がステンレス製ボディなので電波を通さないのですが、この部分アンテナモジュールのところだけは電波が通るように樹脂製になっているそうです。職人のこだわりを感じますね。
いままではNokia端末(Nokia 6680 /Vodafone 702NKII)で、Nokia PC Suiteを使っていたのですが、これと同じようなツールがSonyEricsonにもPC Suite Applicationsが用意されています。これで通話&メール&スケジュールもばっちりです。
対応ネットワーク
UMTS + GSM 900/1800/1900
使用可能地域
アジア(日本、韓国ソウル市内)、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、北米、南米
質量 71g
サイズ 103 x 46.5 x 9.4 mm
ディスプレイ 262,144色 240 x 320 ピクセル
連続通話時間 最長6時間30分
連続待受時間 最長425時間
カメラ 200万画素
auの夏モデル、ソニエリ「W52S」などがJATE通過
auの夏商戦向けモデルと思われるソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末「W52S」などがJATE(電気通信端末機器審査協会)を通過した。今回、au端末で認定を受けたのはソニー・エリクソン製の「W52S」と三洋電機製の「W52SA」の2機種。