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April 8, 2007 space
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F1第2戦 マレーシアGP 決勝レース マクラーレン 1−2

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2007年 F1世界選手権第2戦マレーシアGP決勝レースは、マクラーレンが1−2となり、オーストラリアGPからその強さを増してフェラーリを圧倒した。1位にF・アロンソ、そしてルイス・ハミルトンも2位となり、参戦2戦目にして、オーストラリアGPで3位、マレーシアで2位とその才能を満開に開花させた。3位にはK・ライコネンが執念で表彰台をキープしたが、ポールポジションのマッサはスタート後のミスを挽回できないまま5位となった。
 

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 2007年 F1世界選手権第2戦マレーシアGPは、いよいよ決勝レースのときを迎えた。決勝レーススタート直前のコンディションは、気温34℃、路面温度56℃、湿度59%、快晴でドライとなっている。このレースからブリヂストンのタイヤのマーキングが変更され、ソフトタイヤには、タイヤの溝に白のラインが描かれ各車の選んだタイヤがドライバーや観客からも判り易くなっている。
 
 
 予選後にエンジン交換を行ったホンダのルーベンス・バリチェロは10グリッド降格のペナルティを受け、決勝レースは最後尾の22番グリッドとなった。バリチェロはピットスタートを選んでいる。ほとんどのクルマがソフトタイヤを履いている中で、トゥルーリとウェーバーはハードタイヤを選んだようだ。
 
 
 現地時間午後3時、ポールポジションのフェリペ・マッサを先頭に、22台のクルマがフォーメーションラップへと向かう。パレードラップを終えた全てのクルマがグリッドに整列し、スタートのときを待つ。
 
71386.jpg シグナルがブラックアウトし、レーススタート!スタート直後にマッサに並んだアロンソが1コーナーでマッサを抜く!さらに3コーナーではハミルトンがマッサを抜いて、マクラーレンが1ー2体制!スーティルはコースサイドにクルマを止めて、早々とレースを終えている。その他はクリーンにスタートを切った。

2周目 リウッツィがピットイン。フロントノーズを交換した。12位スタートだったフィジケラは大きく順位を上げて8位となっている。

3周目 1コーナーでマッサがハミルトンを狙う!しかし、ハミルトンも譲らずに2位をキープ。

5周目 ハミルトンをオーバーテイクしようとしたマッサが勢い余ってコースオフ!順位を落としてしまう。ライコネンが3番手、ハイドフェルドが4番手、その後ろにマッサとなった。

6周目 トップを行くアロンソは、2位のハミルトンに7秒5の差をつけている。

8周目 ピットに入ったアルバースのクルマから白煙が上がる。アルバースはクルマを降りてリタイア。これでスパイカーは2台ともレースを終えてしまった。

10周目 後方では12位のクルサードを先頭に列ができている。クルサードのすぐ後ろにブルツ、ラルフ、スピードが後を追っている。

11周目 クビサがピットイン。リアタイヤの交換に時間がかかっている。

71397.jpg12周目 バリチェロがピットイン。1コーナーでブルツがクルサードにオーバーテイクを仕掛ける。しかし、クルサードも譲らず順位は変わらない。5位のマッサは4位のハイドフェルドを狙っている。両者の差はコンマ4秒だ。

14周目 アロンソは1分36秒921のファステストラップでトップを快走中。2位のハミルトンとは14秒の差になっている。

17周目 マッサがピットイン。同じソフトタイヤに交換した。ブルツ、ウェーバー、琢磨もピットに入っている。

18周目 アロンソとライコネンがピットイン。両者ともソフトタイヤに交換している。トゥルーリ、デビッドソンもピットに入った。

19周目 ロズベルグ、ラルフ、リウッツィがピットイン。

20周目 ハミルトンがピットイン。ソフトタイヤに交換した。

21周目 ウェーバー、バトンがピットイン。

22周目 ハイドフェルドがピットイン。ソフトタイヤに交換し、マッサの前でコースに戻った。コヴァライネンもピットに入っている。

23周目 フィジケラがピットイン。

26周目 クルサードがピットイン。これで全車がピットに入ったことになる。

ここまでの順位は、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位ライコネン、4位ハイドフェルド、5位マッサ、6位ロズベルグ、7位フィジケラ、8位トゥルーリ、9位コヴァライネン、10位ブルツ、11位ウェーバー、12位クビサ、13位クルサード、14位バリチェロ、15位ラルフ、16位バトン、17位スピード、18位佐藤、19位デビッドソン、20位リウッツィとなっている。

27周目 クビサが2回目のピットイン。フロントノーズを交換した。

28周目 ラルフが2回目のピットイン。

31周目 10位のブルツが前を行くコヴァライネンにコンマ6秒まで迫っている。

33周目 クルサードにトラブルが起きているようだ。チームラジオでブレーキペダルのトラブルが伝えられている。

35周目 バリチェロ、スピード、デビッドソンがピットイン。

37周目 クルサードとリウッツィがピットイン。ブレーキトラブルを抱えていると思われるクルサードはピットから出てこない。

38周目 ハミルトンがピットインし、ハードタイヤに交換した。ロズベルグ、トゥルーリもピットに入った。クルサードはリタイアしている。

40周目 アロンソがピットイン。7秒2でコースに戻った。マッサ、佐藤もピットストップを終えている。

41周目 ライコネンがピットイン。6秒9でピットストップを終えた。

42周目 ハイドフェルド、フィジケラ、ウェーバーがピットイン。これで上位陣は予定していた2回のピットストップを終えている。

43周目 ロズベルグがコースサイドにマシンを止めてリタイア。クルマからは白煙が上がっている。

残り12周での順位は、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位ライコネン、4位ハイドフェルド、5位マッサ、以下フィジケラ、トゥルーリ、コヴァライネン、ブルツ、ウェーバー、バリチェロ、バトン、佐藤、スピード、クビサ、ラルフ、デビッドソン、リウッツィとなっている。
 

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残り10周 トップのアロンソは1分37秒650で走行中。2位のハミルトンに18秒の差をつけている。後方では9位のブルツにウェーバーがコンマ3秒差まで迫っている。クビサはスピンを喫し、コースオフした。無事にコースに戻ったが、砂利がコースに散乱している。

残り8周 コースオフをしたクビサは最後尾の18位となった。17位のリウッツィは前を行くデビッドソンをコンマ3秒差で追っている。

残り6周 ライコネンがハミルトンとの差を徐々に詰め、その差は2秒8となっている。マッサを従えているハイドフェルドもペースアップしている。

残り3周 ライコネンとハミルトンの差は1秒7まで接近した。残り3周で追い付けるか?

ファイナルラップ ライコネンとハミルトンの差はコンマ8秒となった。ライコネンは1分37秒479のタイムで猛プッシュしているが、ハミルトンも必死に逃げている。

レース終了!トップを快走していたアロンソは余裕を持ってトップチェッカーを受け、マクラーレン移籍後初勝利を飾った。マクラーレンにとっては一昨年の日本GP以来となる久しぶりの優勝となった。2位には逃げ切ったハミルトンが入り、デビューシーズンながらも2戦連続で表彰台を獲得した。3位は最後まで粘ったライコネン。
 

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56周のマレーシアGPは18台がチェッカーを受けて終了した。
 
優勝を飾ったのはスタート直後にトップに立ったフェルナンド・アロンソ。2位にはハミルトンが入り、マクラーレンは1ー2フィニッシュ。3位ライコネン、4位ハイドフェルド、5位マッサ、6位フィジケラ、7位トゥルーリ、8位コヴァライネン、9位ブルツ、10位ウェーバー、11位バリチェロ、12位バトン、13位佐藤、14位スピード、15位ラルフ、16位デビッドソン、17位リウッツィ、18位クビサとなった。
 
決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 F・アロンソ マクラーレン 1:32:14.930
2 L・ハミルトン マクラーレン + 17.557
3 K・ライコネン フェラーリ + 18.319
4 N・ハイドフェルド BMW + 33.777
5 F・マッサ フェラーリ + 36.705
6 G・フィジケラ ルノー + 1:05.638
7 J・トゥルーリ トヨタ + 1:10.132
8 H・コヴァライネン ルノー + 1:12.015
9 A・ブルツ ウィリアムズ + 1:28.924
10 M・ウェーバー レッドブル + 1:33.556
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
14 S・スピード トロロッソ + 1 laps
15 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
16 V・リウッツィ トロロッソ + 1 laps
17 V・リウッツィ トロロッソ + 1 laps
18 R・クビサ BMW + 1 laps
Did not finish
19 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 14 laps
20 D・クルサード レッドブル + 20 laps
21 C・アルバース スパイカー + 49 laps
22 A・スーティル スパイカー + 56 laps

 
 2007-04-08 17:28:47
 

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HOMENews BlogsF1/2007race | April 8, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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