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April 3, 2007 space
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ロゼッタストーンがヒエログリフの解読の鍵

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フランスのナポレオン(後の皇帝)は、イギリス軍と戦うためにエジプトに遠征した。これには170人の学者・技術者が同行した。1799年、ナイル川河口付近のラシード(英語名ロゼッタ)で、黒色玄武岩製の石碑(せきひ)を発見した。これがロゼッタ石なのだ。ロゼッタ石には、一番上にヒエログリフが、真中にデモティックが、一番下に古代ギリシア文字が書かれていた。ナポレオンはこの碑文のコピーをとって持ち帰った。
 

rosetta-stone.JPG

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 ヒエログリフという文字があっても現代人が解読(かいどく)できなければ、何が書いてあるのか分らない。解読をやってのけたのがシャンポリオンという人だ。
 
 
 ヒエログリフの解読に多くの人が挑戦したが、成功しなかった。フランス人のシャンポリオンは、3つの文字の文章は同じ内容が書いてあるはずだと考えた。東洋語やコプト語(最後の古代エジプト語)に明るかった彼は、上に述べた「ヒエログリフは、表意文字・表音文字併用体系だ」ということに気付き、14年かけて、ついに1822年に解読に成功した。
 
 
 エジプトで5000年以上前のことが分るのは、文字があったからだ。古代エジプトの文字の中でもっとも古いものはヒエログリフ(聖刻(せいこく)文字)である。このほかに、ヒエラティック(神官(しんかん)文字)、デモティック(民衆(みんしゅう)文字)も使われた。
 
 
 ヒエログリフは、神や人間、動物、植物、天体などをかたどった象形文字(しょうけいもじ)であることは、君も知っているだろう。おもしろいことに、日本語に似ているのだ。というのは、日本語では、例えば、「学ぶ」というのは、「学」という意味ある字(表意(ひょうい)文字)と、「ぶ」という意味がなく音だけの文字(表音(ひょうおん)文字)の組み合わせで表されるだろう。「漢字かなまじり文」というのだ。
 
 
 ヒエログリフは、同じように「表意文字・表音文字併用体系」なのだ。それから、横書と縦書きの両方ができる点でも日本語と似ている。
 
 
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