ピラミッドの建築方法に関して、フランスの建築家ジャン・ピエール・フーディン氏は30日、新たに謎に包まれているピラミッドの建築方法について、「内側から外側に向かって作られた」と説を発表した。
世界7不思議にも数えられるクフ王のピラミッドに関しては従来、石を運ぶためにピラミッド正面に巨大な傾斜台を使ったか、もしくはらせん状の傾斜台が外周に使われていたとの説が有力となっている。 これに対しフーディン氏は、最先端の3次元(3D)テクノロジーにより、巨石を頂点に引き上げるのに使用された傾斜台は、ピラミッドの外側部分から10─15メートル内部に存在していたことが明らかになったとしている。「これが唯一うまく行く方法であるという点で、他の説より優れている」と述べた。