「ハリー・ポッター」シリーズの最終章となる7作目の「Harry Potter and the Deathly Hallows(原題)」が、米国での初版本の発行部数が史上最高の1200万部になることがわかった。当地の出版社が20日に明らかにした。
出版元のスコラスティック社(SCHL.O: 株価, 企業情報 , レポート)によると、これだけの部数の出版には、2200万ポンド(約1万トン)もの紙が必要だという。同社は、7作目の出版に使用する紙のうち65パーセントは、環境に配慮した森林由来のものを使うとしている。 エマ・ワトソン、ハリポタ映画はもうゴメン? エマ・ワトソンが、『ハリー・ポッター』シリーズの第6章と第7章に出演することを拒んでいるそうだ。ワトソンはこの2作でそれぞれ200万ポンド(およそ4億6千万円)の出演料をオファーされているが、多額のギャラも彼女の心を変えることはないよう。物知りのハーマイオニーを演じるよりも、別の役に挑戦したいと考えているらしい。 共演者のダニエル・ラドクリフはすでにこの2作品への出演にサインをしており、ロン役のルパート・グリントも出演する意向を示しているが、グリントいわく、最近、ワトソンはこの輪から外れてきていると言う。グリントは「ザ・ニュース・オブ・ザ・ワールド」のインタビューで、「ダニエルと僕は、最近エマとは離れてしまっているんだ。撮影していないときは、メールしたり話をすることもなくなった。エマはもう、「ハリポタ映画の子」といわれるのが嫌なんじゃないかな」とコメント。 ただしワーナー・ブラザーズ映画の方はワトソンの獲得には自信を見せており、「6作目と7作目にエマが戻ってくると確信している」とコメントしている。