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March 18, 2007 space
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F1第1戦 オーストラリアGP ライコネン優勝!アロンソ2位、琢磨12位!

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2007年F1世界選手権第1戦オーストラリアGP決勝が18日(日)日本時間12時、現地時間14時からメルボルン、アルバート・パーク・サーキットで行われた。初戦から予選10位と幸先のいいポジションを獲得したSUPER AGURIの佐藤琢磨は、12位。一方、デビッドソンは16位だった。
 

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 2007年FIA F1世界選手権開幕戦オーストラリアGPは、いよいよ決勝レースのときを迎えた。決勝レーススタート直前の気温は21℃、路面温度39℃、湿度51%、晴れでドライコンディションとなっている。
 
 
 前日に行われた予選で、ポールポジションを獲得したのは、フェラーリのキミ・ライコネン。チームメイトのフェリペ・マッサは予選Q2でギアボックスにトラブルが発生し、タイムを出すことができなかった。そのマッサは、今朝エンジン交換を行ったため、最後尾の22番グリッドからスタートした。
 
 
レーススタート!ライコネンが順調なスタートを切り、ハイドフェルドが2位に浮上、3番手にハミルトン、琢磨が9番手に上がる。スタートで出遅れたデビッドソンが大きく順位を落としたが、その他は混乱なくスタートを切った。

1周目を終えたオーダーは、1位ライコネン、2位ハイドフェルド、3位ハミルトン、4位アロンソ、5位クビサ、6位フィジケラ、7位ウェーバー、8位ラルフ、9位トゥルーリ、10位佐藤、11位コヴァライネン、12位ロズベルグ、13位バトン、14位バリチェロ、15位ブルツ、16位クルサード、17位スピード、18位マッサ、19位リウッツィ、20位アルバース、21位デビッドソン、22位スーティルの順となっている。

4周目 マッサが16位まで順位を上げている。ライコネンは1分27秒199でトップを快走中。ホンダの2台は依然としてペースが上がらない。

6周目 クルサードを抜いて15位となったマッサが前を行くホンダの2台を狙っている。

7周目 ライコネンが1分27秒075のタイムでファステストラップを更新。2位のハイドフェルドに6秒の差をつけている。

9周目 13位のバトンの後ろに列ができている。コンマ7秒差でバリチェロが続き、その後ろにマッサ、クルサード、ブルツの順となっている。

11周目 アルバースがクラッシュし、レースを終えている。トップを行くライコネンは2位のハイドフェルドとの差を徐々に広げ、9.1秒の差をつけている。

14周目 ハイドフェルドがピットイン。硬めのタイヤに交換した。14位のバリチェロはチームメイトのバトンをオーバーテイクした。

16周目 マッサがバトンをオーバーテイクし、14位に順位を上げた。トップのライコネンは2位のハミルトンに15.5秒の差をつけており、ハミルトンと3位アロンソとの差は1.6秒となっている。

18周目 ライコネンがピットイン。硬めのタイヤに交換し、クビサの後ろでコース復帰している。

19周目 バリチェロがピットイン。

20周目 フィジケラが1回目のピットストップを終えてコースに戻るが、ピット出口でトゥルーリに接触しそうになる。危ない。

21周目 クビサがピットイン。トゥルーリは無線でアンダーステアを訴えている。

22周目 アロンソとウェーバーがピットイン。アロンソは新品硬めのタイヤに交換した。

23周目 ハミルトンがピットイン。アロンソの前でコース復帰した。1回目のピットストップを終えた上位陣の順位は、1位ライコネン、2位ハミルトン、3位アロンソ、4位クビサ、5位ハイドフェルド、6位フィジケラの順となっている。

24周目 ラルフと琢磨がピットイン。
 

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25周目 トゥルーリとスピードがピットイン。トゥルーリは13位でコースに戻った。スーティルは2度目のドライブスルーペナルティを受けている。

27周目 コヴァライネン、ロズベルグ、バトンがピットイン。まだピットに入っていないマッサが7位に浮上している。

29周目 マッサがピットイン。硬めのタイヤに交換し、12秒のストップを行った。どうやら1ストップ作戦のようだ。

30周目 ピットレーンの速度違反でバトンにドライブスルーペナルティの指示が出た。トロロッソのスピードがクルマを止め、リタイアした。

31周目 バトンがドライブスルーペナルティのためピットを通過した。

32周目のオーダーは、1位ライコネン、2位ハミルトン、3位アロンソ、4位クビサ、5位ハイドフェルド、6位フィジケラ、7位ラルフ、8位ロズベルグ、9位コヴァライネン、10位マッサ、11位トゥルーリ、12位ブルツ、13位佐藤、14位ウェーバー、15位バリチェロ、16位クルサード、17位バトン、18位リウッツィ、19位デビッドソン、20位スーティルとなっている。

36周目 8位のロズベルグが7位のラルフにコンマ5秒差と迫っている。4位を走行していたクビサがスローダウン。6位に順位を落としている。

37周目 ライコネンが10位のマッサを周回遅れにした。スローダウンしたクビサはピットに戻り、リタイアした。

38周目 ハイドフェルドがピットイン。硬めのタイヤに交換し、8秒4のストップでピットを後にした。ライコネンは1分26秒172のファステストラップを更新。

40周目 バリチェロが2回目のピットイン。コヴァライネンはスピンを喫し、1つ順位を落とした。

41周目 ライコネンとロズベルグが2回目のピットイン。ライコネンは7秒6のストップを行い、アロンソの後ろでコースに戻った。

43周目 ハミルトン、琢磨、ウェーバー、スーティルがピットイン。ハミルトンはライコネンの後ろでコースに戻った。ウェーバーはピットレーン入口でスピンを喫したが、無事に体勢を立て直した。

44周目 バトンとフィジケラがピットイン。

45周目 アロンソがピットイン。ハミルトンの前に出て2位に浮上した。

46周目 ライコネンがコースオフし、一瞬ヒヤリとさせた。

47周目 コヴァライネンとトゥルーリがピットイン。

残り10周 ここまでの順位は、1位ライコネン、2位アロンソ、3位ハミルトン、4位ハイドフェルド、5位フィジケラ、以下マッサ、ロズベルグ、ラルフ、コヴァライネン、トゥルーリ、バリチェロ、クルサード、佐藤、ブルツ、ウェーバー、リウッツィ、バトン、デビッドソン、スーティルとなっている。

残り9周 クルサードとブルツが接触し、クルサードはブルツのマシンに乗り上げた。クルサードはリタイアとなったが、ブルツは何とかコースに戻っている。

残り7周 フィジケラが1分31秒台までペースを落としている。

残り6周 マシンにダメージを負ったブルツは、ここでリタイア。ペースを落としたフィジケラにマッサが1.2秒差に迫っている。

残り3周 フィジケラにコンマ5秒まで迫ったマッサがオーバーテイクのチャンスをうかがっている。しかし、フィジケラも譲らずポジションをキープしている。

残り1周 コヴァライネンがトゥルーリにコンマ3秒まで迫っている。

ファイナルラップ ライコネンが悠々と最終コーナーを周り、トップチェッカーを受ける!ライコネンはフェラーリ移籍後初レースにして初勝利を飾った。
 

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 ポールポジションからレースをスタートさせたフェラーリのキミ・ライコネンは、序盤から素晴らしいペースでレースを支配し、見事に開幕戦を制した。ライコネンの優勝は一昨年の日本GP以来となり、F1での勝利は通算で10勝目となった。一方のフェリペ・マッサはエンジン交換によりグリッド最後尾からのスタートとなったが、重いクルマで素晴らしい追い上げを見せて6位に入り、ポイントを獲得することができた。
 
キミ・ライコネン
 
 いい週末だった。レースの直前に無線が壊れてしまったんだ。でも、事前に戦略は分かっていたので、自分がすべきことは分かっていたから大丈夫だった。レースでは、いいスタートが切れて、あとはハードにプッシュする必要がなく、自分のペースで走るだけだった。ターン3でコースアウトしたのは僕のミスだった。でも、レースにはあまり影響がなかったね。これまでここでいいレースをしてきたけど、勝ったことはなかったので嬉しいよ。シーズンのいいスタートを切ることができたね。これからのレースがどうなるか分からないけど、勝ち続けられるようにがんばっていきたい。

 
フェルナンド・アロンソ
 
 いいレースができた。フェラーリは僕たちよりも速かったから、2位というのは現状で考えられるベストの結果だし、満足している。でも僕たちは勝つためにここに来たんだし、クルマにもポテンシャルがあるから、これからが楽しみだよ。スタートはちょっとおかしなことになっていた。ハイドフェルドが外側から来て、コーナーそのものよりも彼に注意がいってしまったんだ。気付いたら4番手になっていた。その後はレース中ずっとプッシュして、ルイスに追いついた。クルマがオーバーヒートしないように少し間を空けて走ったんだ。2回目のピットストップで彼を抜くことができてよかった。いいバトルだったね。僕はここオーストラリアではいつもチームメイトと争ってきた。去年ここで優勝したフィジケラともそうだったね。


ルイス・ハミルトン
 
 デビューレースで先頭を走ることができるなんて、ファンタスティックな気分だよ。フェルナンドが後ろにいる状態で長い間走るのは大変だった。初めてのレースで後ろにチャンピオンがいるなんて、大変なことだからね。チームはシーズン前にクルマを準備するために素晴らしい仕事をしてくれて、嬉しいよ。2回目のピットストップでは何が起きたのか分からなかったけど、残念だったね。ピットストップはうまくいったと思っていたんだけどね。バックマーカーを抜かすのも大変だった。すべてが新しい敬けんだったよ。スタートはとてもよくて、BMWもいいスタートを切っていて、クビサが僕を抜かそうとしていたのが見えたから、僕は外側によけてダートに出るしかなかったんだ。それで、その後何とか順位をいくつか取り戻したんだよ。最初のレースで表彰台に登れるなんて、これほど嬉しいことはないよ。

 
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ 1:25:28.770
2 F・アロンソ マクラーレン + 7.242
3 L・ハミルトン マクラーレン + 18.595
4 N・ハイドフェルド BMW + 38.763
5 G・フィジケラ ルノー + 1:06.469
6 F・マッサ フェラーリ + 1:06.805
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 1 laps
8 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
9 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
10 H・コヴァライネン ルノー + 1 laps
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
13 M・ウェーバー レッドブル + 1 laps
14 V・リウッツィ トロロッソ + 1 laps
15 J・バトン ホンダ + 1 laps
16 A・デビッドソン スーパー アグリ + 2 laps
17 A・スーティル スパイカー + 2 laps
Did not finish
18 A・ブルツ ウィリアムズ + 10 laps
19 D・クルサード レッドブル + 10 laps
20 R・クビサ BMW + 22 laps
21 S・スピード トロロッソ + 30 laps
22 C・アルバース スパイカー + 48 laps

 
 以下入賞は、4位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、5位ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、6位マッサ、7位ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、8位ラルフ・シューマッハ(トヨタ)となっている。トヨタのヤルノ・トゥルーリは惜しくもポイントならずの9位。
 
 17番グリッドからスタートしたHonda Racing F1のルーベンス・バリチェロは11位まで順位を上げてレースを終えた。同じくジェンソン・バトンは途中ピットレーンでのスピードオーバーのためドライブスルーペナルティが科せられ、15位という結果。
 
 注目が集まったSUPER AGURIの佐藤琢磨は、12位。一方、デビッドソンは16位だった。
 
 第2戦、赤道直下で行われる灼熱のマレーシアGPは4月6日(金)日本時間11時、現地時間10時からフリー走行1回目が行われる。
 
 

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HOMENews BlogsF1/2007race | March 18, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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