昨年5月、ミニアルバム「スーパーフライングボウイ」でデビューを果たした3ピースバンド、超飛行少年(スーパーフライングボウイ)。続く10月に発表されたファーストシングル「二次元パラドックス」は匿名の言葉が飛び交うネット社会を描いた作品で、歪んだギターが鳴り響く中を小林光一(ヴォーカル&ギター)の情感的な歌声が、ポップで流麗なメロディを聴く者の胸へと運んでいく。
先月よりTSUTAYA限定で発売された「銀色ラプソディー」は、当時フリーターだった彼ら3人が集まって最初に作った楽曲。様々な困難を前にする人達に向けて「頑張れ」と背中を押すのではなく、「しょうがない」という言葉を前向きに捉えて日々を共に乗り越えていこうとする姿が共感を呼んでいる。多くの人が人生の転機を迎えるこの時期において、発売以来、完売する店舗が全国で続出している。