サッカー アジアカップ 2007年7月21日、ベトナムのハノイで準々決勝が行なわれ、日本とオーストラリアが対戦した。1―1のまま延長戦で決着がつかず、PK戦の末にオーストラリアを下した。PK戦はキャプテン川口が2004年に魅せた『準々決勝 日本xヨルダン 『重慶の奇跡』』の再現するかのうように、PKを2者連続で止めて日本4-3オーストラリアで競り勝ち昨年ワールドカップで負けた雪辱を果たした。
前半9分、高原のクロスを巻が頭で合わせるが、ゴールを外れた。 前半37分には、中村憲がドリブルでペナルティーエリア手前に運び、サイドから走りこんできた遠藤が合わせたが、GKにはじかれた。
後半24分、コーナーキックからオーストラリアに先制を許した。 後半27分、日本は高原がシュートを決めて追いついた。 オーストラリアは後半31分にレッドカードで1人退場した。 日本は4−4−2の布陣を採用し、高原、中村俊らグループリーグの第2戦、第3戦と同じ先発メンバーで臨んだ。試合は、序盤から一進一退の展開となり、共にチャンスを作りながらもゴールには至らず。0−0のままハーフタイムを迎えた。 後半になると日本がペースをつかんだが、FWビドゥカに代えてキューウェルを投入したオーストラリアに次第に攻め込まれるようになる。すると24分、セットプレーから先制点を奪われたが、その2分後、高原のゴールですぐさま同点に追いついた。 その後も1人少ない相手に対して優勢に試合を進めたがゴールを奪えず、試合は延長戦に。 日本が終始相手ゴールを攻め立てたが、オーストラリアのディフェンスを崩せずPK戦に突入。GK川口がオーストラリアの2本のPKをストップすると、日本は4人が成功し4−3で勝利を収めた。