アップルは、iTunes 7の最新バージョンとなる「iTunes 7.1」をやっと公開しました。Windows Vista発売後に発表した対応状況では、デジタルコンテンツ管理ソフト「iTunes」でのiTunesの利用は、次のバージョンがリリースされるまで待つことを推奨していた。
Appleでは、多くのWindows Vistaマシンでは現行バージョンのiTune 7.0.2でも動作するとしながらも、現時点では複数の不具合が発生する可能性があることを公表していた。 Windows Vista環境でiTunesを利用した場合には、iTunes Storeで購入したコンテンツが再生できない場合や、iPodをディスクとして使用する機能がオフになっている場合にアップデートができなくなる問題があるとしていた。 iTunes 7.1は、ネットワークプレーヤー「Apple TV」に対応する。これにより、iTunesに保存した動画や音楽、Podcastコンテンツなどを、ネットワークを経由でテレビなどで再生できる。 Windows Vistaとの多数の互換性の問題が解決されたほか、アートワークを楽曲再生時に表示する「Cover Flow」にアーティストやアルバム、楽曲を任意に並べ替えられる機能が追加された。 このほか、アップルコンピュータはQuickTimeの最新バージョン「QuickTime 7.1.5」も公開した。QuickTime 7.1.5では、多数の不具合修正やセキュリティ面での修正が施されている。