宇多田ヒカル離婚…19歳で結婚して4年半の結婚生活にピリオド。人気歌手の宇多田ヒカル(24)と、夫で映像作家の紀里谷和明(38)が2日付で離婚したことが3日、分かった。
2002年9月6日の宇多田ヒカルが電撃入籍。当時弱冠19歳、それも卵巣腫瘍摘出という女性にとって辛い病気を乗り越えてのゴールインだった。相手は15歳年上のカメラマン、紀里谷和明さん(34)。2人の出会いは一昨年12月の「Can You Keep A Secret?」のジャケット撮影。同じ米ニューヨークで感性を磨いた2人は、価値観も合い、仕事でなくてはならない存在になった。 紀里谷氏は、それ以降の全作品のジャケット撮影、プロモーションビデオの映像監督を務めた。2人の仲が愛情に変わったのは、4月10日に宇多田が手術を受けてから。術後の不安定な時期を励まし乗り越え、復帰作のPV撮影にこぎつけた。 入籍発表当日は、宇多田のHPには日本の人口の約4人に1人にあたる3500万件のアクセスが殺到。個人が開設するHPの日本記録になるなど、凄まじいヒッキー人気を見せつけた。 宇多田が自身のホームぺージで明らかにした。宇多田は離婚の理由について「互いに変化する中で、思い描く未来図や夫婦像の方向性に、徐々にズレが生じました」と説明した。 紀里谷も同ホームページで「とても幸せな時間を一緒に過ごせた事を心から感謝しています」と記している。 2人は、紀里谷が宇多田のビデオやCDジャケットの撮影を担当したことなどをきっかけに2002年9月、結婚。宇多田のツアーを紀里谷が演出するなど、夫婦での活動も話題を集めていた。
何度目?宇多田両親も“恒例離婚” 宇多田の両親、宇多田照實氏と藤圭子も離婚していたことが分かった。 宇多田両親も、昨年春ごろに離婚。夫妻は81年6月に結婚後、86年に離婚し、そのわずか2週間後に復縁するなど、離婚と再婚を何度か繰り返してきた。今回の離婚は通算6、7回目とみられる。 結婚時から娘夫婦をバックアップしてきた照實氏はこの日、所属レコード会社のホームページ上で「2人から事前の相談は受けていたが、僕自身も同じ女性と結婚・離婚を繰り返し、この件に限り、立派なアドバイスや意見をする立場にないことは理解していました」と説明。 離婚に至った理由を「2人とも仕事に対する姿勢は異常なほどの繊細さと集中力にあふれ、黙々と作業に没頭する。似すぎた2人の中にプライベートで意見のすれ違いや会話が不足していったことは想像がつきます」と明かした。